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ヨーロッパの美しい村30選を鉄道でめぐる!大周遊旅~寝台夜行列車「ユーロナイト」で国境越え(後編)~

ヨーロッパの美しい村30選を鉄道でめぐる!大周遊旅~寝台夜行列車「ユーロナイト」で国境越え(後編)~

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前回は、スロベニア・ピランから次なる目的地・オーストリアのウィーン(Wien)へ向けて、経由地「ウーディネ(Udine)」駅までの鉄旅についてお伝えしました。今回は、いよいよ現役の国際寝台夜行列車「ユーロナイト(Euro Night)」の乗車記をお届けします!

Summary

コスパ抜群な「ユーロナイト(Euro Night)」

日本では、近年その数をぐっと減らしてしまった寝台列車。ヨーロッパでは国境を越えて今なお走っている国際夜行寝台列車がいくつもあります。今回は「ユーロナイト」に乗車して「ウーディネ」駅から「ウィーン・マイトリンク(Wien Meidling)」駅までの鉄旅を楽しみます!多数ある個室のうち、この度は安全かつリーズナブルなシングルタイプの普通寝台個室へ乗車。ユーレイルパスに含まれている乗車料金に加えて、一人当たり109ユーロ(※2016年5月付)で乗れちゃうのでコスパも◎乗車後すぐに車掌さんによるチェックがあるので、チケットはしばらく手元に用意しておくとスムーズです!

充実のアメニティ&サービス

チケットの検閲とともに、翌朝の朝食を選んですぐに就寝タイム。今回は、22時47分ウーディネ発、翌朝7時46分に「ウィーン・マイトリンク」駅到着予定という約9時間の寝台列車旅となります。個室にはテーブルをひっくり返すと使える収納形の洗面台が備え付けられていて、ウェルカムシャンパンやスナック、タオル、スリッパ、耳栓なども用意されています。至れり尽くせりのおもてなしは、まさに「動くホテル」。女性一人なら、楽々眠れるくらいのスペースが確保されているので初心者さんでも安心です。

“朝起きてから”も楽しい!

朝、起床後まもなく車掌さんによる朝食の配膳が♪パンやハム、ヨーグルトなど自分で前夜に予約したものが届きます。ベッドを座席に転換させたら準備OK。車窓を見ながら頂く朝食は絶品です!!夜更けにオーストリアに入った列車はイタリアより少し開けた自然美溢れる景色が多く、国境越えを実感します。ただ、今回は諸事情により本来のルートから多少のルート変更があった模様。その分、乗務員さんと談笑するなど、少しだけ長く朝の寝台列車旅を満喫していたのは言うまでもありません(笑)

ゆったりとした車窓の変化で感じる国境

遅れこそ回復せずとも、列車は確実にウィーンへと近づいていきます。こんな“ライブ感”も長距離移動の寝台列車旅ならでは(とはいえ、ヨーロッパの鉄道旅では日本より列車遅延が頻発するため余裕を持ったスケジューリングをお勧めします!)。「ウィーン・マイトリンク」駅に到着する頃には約2時間遅れとなっていました。機関車で牽引するタイプのユーロナイトは、揺れも少なく比較的静かなので睡眠もバッチリ。車内で朝食を済ませて効率的に時間を使えたところで、いよいよ次の宿泊地ハンガリーの「Sopron(ショプロン)」を目指します!道中のローカル鉄旅にご期待ください。

※この記事は「るるぶNEWS」で2017年に掲載されたものです

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