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ヨーロッパの美しい村30選を鉄道でめぐる!大周遊旅~文豪たちも愛した温泉地・マリアンスケー・ラーズニェ(前編)~

ヨーロッパの美しい村30選を鉄道でめぐる!大周遊旅~文豪たちも愛した温泉地・マリアンスケー・ラーズニェ(前編)~

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前回は、ショプロン界隈を中心としたハンガリー観光についてお届けしました。今回は「世界の文豪も愛した温泉リゾート」と名高いチェコのマリアーンスケー・ラーズニェ(Marianske Lazne)へ向けての鉄旅ハイライトをご紹介します!

Summary

いざ、ゲーテも愛した温泉リゾート「マリアーンスケー・ラーズニェ」へ!

ハンガリーのショプロンから、チェコのマリアーンスケー・ラーズニェへの長距離列車移動は、ジュール・ショプロン・エーベンフルト鉄道よりスタート!前々回のコラムでもお届けした国境越えを、今度はひとまずオーストリアへと遡ります。終着駅となる「Wiener Neustadt Hauptbahnhof(ウィナー・ノイシュタット中央)」までのローカル線旅を味わい、オーストリアの新幹線「railjet(レイルジェット)」へ再び乗車。「ウィーン・マイトリンク中央(Wien Meidling)」駅を目指します。

念願のチェコ編成「青いレイルジェット」で国境越え

今回乗車したレイルジェットは、ブルーの車体が鮮やかなチェコ編成!前回の乗車はオーストリア編成のレッドカラーだったので、一度のヨーロッパ鉄旅で各社所有のレイルジェットをいずれも満喫できたことに♪日本の鉄道で例えるなら、北海道新幹線旅で前回はJR東日本のE5系、今回はJR北海道のH5系編成に乗られたようなイメージです(笑)さらに今回は、乗り換え駅となるチェコのプラハ本駅(Praha hlavni nadrazi)まで約4時間半とたっぷり乗車時間があったことから、ビュッフェカーで昼食も。レイルジェットの醍醐味を堪能し尽くしました!

地元名物・急行列車でGo!!

プラハ本駅からは、急行列車に乗り継ぎ一気にマリアーンスケー・ラーズニェへ...!と思いきや、列車遅延の影響で一度各駅停車の列車を経由することに。こんなハプニングでもチケットを買い直す心配を含め、必要以上に慌てずに済むのは「ユーレイルパス」の強み。2階建て車両に揺られること1駅。プラハスミーホフ(Praha-Smichov)駅へ。当初乗車予定だった急行列車へ乗り継ぎます。駅では、チェコ鉄道のスタッフの皆さんが丁寧に案内をしてくれて大きな騒ぎにもならず、スムーズに乗り換え完了。現地の鉄道員さんのホスピタリティに触れられ、感激。

美しい駅舎、のどかな車窓...!感動続きの急行旅

マリアーンスケー・ラーズニェ駅までの急行列車は、古き良き日本の国鉄時代を彷彿させる昔ながらの編成が魅力的。レールがダイレクトに見えちゃうタイプのお手洗いに(笑)、セミコンパートメントのボックスシート。シート横に添えられている灰皿や、大きく開き異国の風を感じられる窓。途中駅の美しい佇まいや行き交う路面電車。それぞれを愛でること約2時間半。気づけば、ヨーロッパ屈指の温泉リゾート地・マリアーンスケー・ラーズニェに到着です。次回は、駅からアクセスの良い観光名所について見どころをお届けします!

※この記事は「るるぶNEWS」で2017年に掲載されたものです

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