おでかけ
2018.02.02
ヨーロッパの美しい村30選を鉄道でめぐる！大周遊旅～文豪たちも愛した温泉地・マリアンスケー・ラーズニェ(後編)～
前回は、ハンガリーのショプロンからチェコのマリアーンスケー・ラーズニェ(Marianske Lazne)へ向けての鉄旅の模様をお届けしました。今回は、マリアーンスケー・ラーズニェのラグジュアリーな観光についてたっぷりご紹介します！
Summary
文豪たちの保養地「マリアーンスケー・ラーズニェ」
チェコ語で聞くと耳慣れない方も、ドイツ語で「マリエンバード」といえばお分かりになるでしょうか？フランス・イタリアの合同制作映画『去年マリエンバードで』の舞台こそが、ここ「マリアーンーラーズニェ」。古くからゲーテやショパンなどの芸術家たちが温泉保養地として羽休めに訪れた、ヨーロッパ屈指の保養地です。21世紀の今日に至るまで、その当時の空気感が不思議なほど残っていて、手入れされた庭園を歩くだけで癒される温泉街が魅力。今もなお、世界中から多くの観光客を惹きつけています。
女性必見！スパやトリートメントが充実
マリアーンスケー・ラーズニェを訪れたら、必ず試したいのがスパ&エステ。各種温泉をはじめ、オイルマッサージなどのトリートメントが充実しています。洋服を着たまま受けることのできる酸素バーは、カップルでも一緒に施術を受けることができるのでオススメ。ちなみに、入浴後やトリートメント後には源泉をそのまま飲泉して身体の内側からキレイを目指すのが、現地でのスタンダード。飲泉用のカップはお土産としても活用できます。種類が豊富で、選ぶのも楽しいですよ♪
チェコの観光地や世界遺産を知ることのできる屋外・大ジオラマ！
スパやジェットバス、ローマ風呂などを楽しめる宿泊施設群から少し郊外へ足を伸ばせば、お子さんも楽しめる『ボヘミアンパーク』まで行くことができます。構内は、いわゆる『東武ワールドスクウェア』のチェコ版。1800年代に初めてチェコで走った蒸気機関車や、観光で多くの方が足を運ぶプラハ城の昔の姿やバロック様式の宮殿たち、更にはロココ調の街並みなどを一気に見渡すことができます。船や飛行機などの模型展示も豊富なので、家族旅行なら母娘水入らずでトリートメントを堪能している間に、お父さんや息子くんはパーク観光というのも◎
感激!!日没後は庭園の噴水と音楽のコラボレーションを満喫♪
ちなみに、日中のお散歩コースとしても重宝される宿泊施設群のある庭園は、夜のライトアップも必見です！庭園中央に位置する噴水では、優雅なクラシック音楽とともに、鮮やかな光とのコラボレーションを楽しむことができます。日中とはまた違ったムーディな雰囲気に酔いしれること間違いなし！特にカップルなら、その距離をそっと近づけてくれますよ♪世界中から多くの保養客が訪れた、「マリアーンスケー・ラーズニェ」。時には時間に縛られず、日々の疲れを癒しに訪れてみてはいかがでしょうか？
※この記事は「るるぶNEWS」で2018年に掲載されたものです
この記事を書いた人
