昔ながらの懐かしい文具に現代の風を感じるコクヨ初のカフェ【6151が撮るコーヒーのある風景vol.5】
原宿駅から徒歩3分、ステーショナリー・オフィス家具メーカーコクヨ(株)が手がける初のカフェ「THINK OF THINGS(シンクオブシングス)」。OBSCURA COFFEE ROASTERSがプロデュースした4種類の珈琲とフード系・スイーツ系の手作りコッペパンサンドをワンハンドルスタイルで楽しめます。
中庭のベンチでグリーンを眺めながら頬張る日替わりコッペパン
原宿辺りのイメージ、というと駅前から沢山の人で賑わう竹下通りや表参道などを思い浮かべます。ポップでカラフルで個性的な「かわいい」が集まる場所、新しくてカラフルな物に出会いたかったら原宿に行けば間違いない。
仕事でも休日でも、このキラキラでアバンギャルドな原宿へ赴くには歩くだけで高い戦闘力を求められているような気がしてならない。と、東京生まれ東京育ちにも関わらず、都心に足を運ぶ度に戦場に行く思いで街の通りを闊歩しているわたしにとっての、憩いと癒しの場、原宿駅近くにあるカフェ「THINK OF THINGS(シンク オブ シングス)」へやってきました。
入口正面に並ぶガラスケースには出来立てのコッペパンがずらり。ローストビーフやトンカツなどを使った惣菜パン、ジャムやチーズを使った菓子パンなど、どれも気になるメニューのコッペパンサンドは種類も豊富で、それぞれ日替わりで楽しめる。
店内で提供しているコーヒーはOBSCURA COFFEE ROASTERSプロデュース。ドリンクのほかに珈琲豆のテイクアウトやオリジナルグッズも店頭に並びます。季節や時期によって、期間限定オリジナルブレンドなども販売しているのでふらっと覗きにくるだけでも楽しい。
ホワイトにブルーのロゴが可愛い珈琲豆のパッケージ、このままキッチンに飾っておきたくなる風貌です。
今日のお目当、アイスカフェラテとコッペパン2種類。奥にある中庭を眺めながらソファー席でまったり。
意外な組み合わせに想像がつかなかった「あん&チーズパン」は優しい味わい。
アボカド好きでつい手を出してしまった「エビ&アボカドパン」。ピンクグレープフルーツが口の中に広がって爽やかな口当たり。アイスカフェラテでぐいぐい胃に流し込む。満足!
※エビ&アボカドパンは期間限定メニューのため現在は販売なし
中庭にもベンチがあるので、外気に触れながらコッペパン片手に過ごすことが出来る。ここの開放感と憩いのひとときが最高なんです。
懐かしい文具と家具、現代に寄り添う新しいカタチ
ステーショナリーブランド・コクヨらしさを感じる慣れ親しんだ文具たちと、現代に寄り添った新たなカタチに「体験」をプラスした試みが随所に見える併設ショップも見逃せない。
不思議なボックスに重ねられたA4サイズの用紙。ミシン目で繋がった、蛇腹状の連続記録用紙「ZYABARA PAPER(ジャバラペーパー)」。" 思考を止めない連続性 “がコンセプトのひと続きのペーパーは、店頭で量り売りされており「100g270 円(25 枚相当)」から10g単位で好きな分量を購入することができます。
文具ブランドらしさに新たなアイデアが加わったショップはコクヨオリジナル商品以外にセレクトアイテムも豊富で、眺めているだけでもわくわくが止まらないラインナップばかり。
不思議とアートの広がる空間で自分らしい心地良さを見つける
「モノ/コトについて考える」がコンセプトのカフェ&ショップスペースでは、クリエイターとのコラボで展示やイベントなども期間限定開催しています。展示期間中は、クリエイターにちなんだアイテムや催しなど、普段とは違った特別が用意されているそう。
さり気なくブックスペースもあるので、ふらっと訪れて静かに本を読みふける。なんて過ごし方も。FREE Wi-Fiも完備しているのでちょこっと作業するのにもおすすめ。
1Fのカフェ&ショップスペースのほかに、2Fの多目的レンタルスペース「TOT STUDIO」では、さまざまなイベントも行われているそう。コクヨの懐かしくて新しい家具が並ぶスタジオでミーティングやセミナー、ワークショップなど、クリエイティブなイベントにもおすすめのスポット。
来る度に新しい発見と刺激をくれる穏やかな空間で、憩いのひとときを過ごしてみては。あなたもつい、長居したくなるお気に入りのカフェになるはず。
■THINK OF THINGS
住所:東京都渋谷区千駄ヶ谷3-62-1
TEL:03-6447-1113
営業時間:10~20時
定休日:第2・第4水曜
photo:6151
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