京都の古書店街にある「マヤルカ古書店」で、お気に入りの一冊に出合う

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京阪出町柳駅から叡山電鉄に乗り換え5分ほど。落ち着いた街並みが広がる京都市左京区の一乗寺駅周辺は、老舗の書店や古書店が点在する本好きにとってはたまらないエリアです。装丁にひとめぼれ、じっくり吟味して、と選び方は色々。いつまでも手元に残しておきたいとっておきの一冊を探しにいきましょう。

Summary

ずっと大切にしたい本や手仕事グッズを紹介

叡山電鉄一乗寺駅から徒歩5分ほどの通りに店を構える「マヤルカ古書店」。以前は西陣で営業していましたが、2017年に一乗寺に移転オープンしました。

“マヤルカ”とは、ロシア語で“私の手”という意味だそう。「手のひらでそっと包みたくなるような本や、作り手の気持ちが感じられるような手仕事品を届けたくて」と店主の中村さん。お店の前には真っ赤な手袋が描かれた看板が、ちょこんと佇んでいます。

ジャンルレスな空間に表情豊かなこけしが並

近代文学やエッセイから実用書や郷土玩具の本まで、ジャンルを問わずセレクト。「うちは買い取りもしていて、近所の方が本を持って来てくれることも多いんです。売れるたびに補充しているから、新しい本に出合える確率も高いですよ」と中村さん。

素敵な本が並ぶ店内で、目を引くのが木製の棚にずらりと並んだこけしの数々。大小を問わず、さまざまな表情やデザインが揃います。郷土玩具や民芸品に関する本も充実していて、わざわざ遠方から訪れるお客さんも多いとか。

子ども向けの絵本コーナーも好評。懐かしいラインナップに「これ見たことある!」と、思わずテンションがアップします。絵本の入荷を楽しみに、足繁く通う近くの小学生がいるのだとか。

絵を眺めているだけで楽しい海外のアートブックも充実。お洒落なカバーデザインは、ちょっとしたインテリアにもおすすめです。

ギャラリースペースや新刊コーナーも要チェック

2階はギャラリースペースになっていて、定期的にさまざまな展示を行っています。作家さんや編集者による講演会も、不定期で実施しているそう。

中村さんが「面白い!」と思った本だけを集めた新刊コーナーもお見逃しなく。どれも興味深いセレクトで、本を選ぶ楽しみが広がります。

古書はもちろん、こけしなどの民芸品も揃う「マヤルカ書店」。素敵な出合いに期待して、一度足を運んでみてくださいね。

Text:六車優花(TRYOUT)
Photo:中村光明(TRYOUT)

●掲載の内容は取材時点の情報に基づきます。変更される場合がありますので、ご利用の際は事前にご確認ください。

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