あこがれの聖地参拝!お伊勢まいり&志摩の絶景リゾートで癒しのひとり旅
伊勢・志摩は、女子にうれしいご利益をもたらしてくれる神様がいっぱいの聖地。一度ならず、何度も訪れたい場所ですよね。お伊勢まいりにぴったりの高速バスを利用した旅がいま話題です。乗り換えなしでワンストップで行けるうえ、深夜0時発の便なら仕事帰りに気軽に参拝できるなんてステキ!魅力たっぷりの伊勢旅行を、ひとりでもまわりやすい観光地やお店、人気のパワースポットをピックアップして1泊2日のモデルコースでご紹介します!
summary
- 乗り換えなしでワンストップ!念願のお伊勢まいりにぴったり♪
- 9:00 神様へお供えする御饌風のおかゆで、すっきり朝のおめざめ。
- 10:30 ジュゴンやラッコがお出迎え!海の中のアートな世界「鳥羽水族館」へ
- 12:30 鳥羽マルシェで、地産地消の健康レシピのビュッフェランチ
- 14:30 伊勢神宮参拝の前に「二見興玉神社」で心身を清めたい
- 16:00 志摩のリゾートホテル「NEMU RESORT」で非日常ステイ
- 9:00 まずは産業の守り神、豊受大御神を祀る「伊勢神宮外宮」をお参り
- 10:30 万事よい方向へ…。“おみちびき”の神様で有名な「猿田彦神社」
- 11:00 感謝の気持ちを伝えると大吉!天照大御神を祀る「伊勢神宮内宮」
- 13:00 お伊勢参りにかかせない、人気店・赤福本店の攻略法!
- 14:00 おはらい町・おかげ横丁で食べ歩き&ショッピング三昧
- 15:30 おしゃれスポットとして人気!外宮参道でお土産探し&ディナー
- 【高速バスのお悩み解決】乗車中のむくみ対策って?
乗り換えなしでワンストップ!念願のお伊勢まいりにぴったり♪
仕事終わりにバスタ新宿へ。深夜0時出発だから、乗車の前にゆっくり夕食がとれて、新宿付近でお風呂に入ることもできます。楽な服装でバスに乗車して、ふかふかシートをリクライニングして出発。座り心地の快適さにいつのまにかウトウト…。目が覚めたら目的地の伊勢市駅前に到着です。
日本最強のパワースポットである「伊勢神宮」のある伊勢へ行くには、高速バスがぴったり!何度も乗り継がなくても、夜間の移動なら時間の有効利用になり、運賃もとってもリーズナブル!
でも初めての高速バス。ちゃんと寝ることはできるのか、女性ひとりでも安全なのか…少し不安ですよね。そこで安心してひとり旅ができる方法を、旅慣れた方にお聞きしました!
まずはじっくり読んで悩みを解決してから、高速バスの旅へ。
\ 今回利用した、高速バスはこちら /
- 【片道料金:4410円~】
- ○東京→三重
L951便/バスタ新宿24:00→伊勢市駅前8:55
○三重→東京
L1052便/伊勢市駅前20:40→バスタ新宿5:40
神様へお供えする御饌風のおかゆで、すっきり朝のおめざめ。
バスの中で気持ちよく迎えた伊勢の朝。一歩外へ出ると、海が近く年中温暖な伊勢地方ならではの澄んだ青空が迎えてくれます。清々しい空気も「旅の始まり」を期待させてくれます。
まずは伊勢ならではの朝食からスタート。
高速バスが停まる伊勢市駅から徒歩5分の「あそらの茶屋」では、伊勢神宮のお供えで、神様の食事「御饌(みけ)」をイメージした「朝かゆ」が人気。食前の梅ドリンクから、佃煮や漬物、干し魚、煮物など全11品が並びます。テーブルに置かれた山椒をお粥にかけるのも通の味わい方。食材も味付けもシンプルな日本古来の「朝かゆ」は、心も体も癒され、朝から贅沢な気分になります。
■あそらの茶屋
住所:三重県伊勢市本町13-7
TEL:0596-65-6111
営業時間:7時30分~10時、11時30分~14時30分(カフェ~16時 ※土日祝は~17時)
定休日:無休
アクセス:伊勢市駅から外宮方面へ徒歩5分
駐車場:5台(無料)
ジュゴンやラッコがお出迎え!海の中のアートな世界「鳥羽水族館」へ
伊勢市駅から鳥羽駅へはJRや近鉄で15分。鳥羽駅の近くにある日本最大級の水族館「鳥羽水族館」へ。約1200種類もの海の生き物を飼育する水族館で、国内で唯一のジュゴンはぜひ見たいところ。
屋外のパフォーマンススタジアムで繰り広げられる人気の「アシカショー」や、水の回廊でペンギンが行進をする「ペンギン散歩」、大きなセイウチの体やヒゲに触れる「セイウチふれあいタイム」なども、開催時間をチェックして。
鳥羽マルシェで、地産地消の健康レシピのビュッフェランチ
JR・近鉄鳥羽駅からすぐの場所にある「鳥羽マルシェ」は、鳥羽の海産物や農産物を直売する産直市場。鮮度抜群の状態で並ぶ海の幸や畑の恵みを求めて、旅行者だけでなく地元の人にも人気のマルシェです。
ランチは「鳥羽マルシェ」に併設する鳥羽の郷土食を中心とした料理が味わえる「地産ビュッフェレストラン」へ。“健康で元気になれる料理”をテーマに、20~30種類のメニューが並びます。鳥羽ならではのお造りや手こね寿司、めかぶ汁などの郷土料理も。メニューは季節を楽しんでもらいたいと月替わりで提供。ムースやプリンなどデザートまでしっかりと堪能して。
■鳥羽マルシェ
住所:三重県鳥羽市鳥羽1-2383-42
TEL:0599-21-1080
営業時間:10時~18時(地産ビュッフェレストランは11時~13時30分)
定休日:水曜定休
料金:地産ビュッフェ大人1480円、小学生980円、3才以上480円(制限時間は入店から60分)
アクセス:JR、近鉄鳥羽駅から佐田浜方面へ徒歩2分
伊勢神宮参拝の前に「二見興玉神社」で心身を清めたい
伊勢神宮の参拝前には、清らかな渚とされる二見浦で身を清めた習わしがあります。夫婦岩を望む「二見興玉神社」は、御祭神に猿田彦大神を祀り、縁結びや夫婦円満、交通安全にご利益あり。境内には猿田彦大神のお使いとされる二見蛙がたくさん奉納されているので、蛙の置物を見つけたら「無事にかえる」「貸したものがかえる」を祈願しましょう。
鳥居から正面に見える夫婦岩からパワーをもらって、今回の伊勢旅を祈願。縁結びのパワースポットとしても人気で、夫婦岩がデザインされた絵馬には恋愛成就の祈願がいっぱいです。お土産には蛙のお守りをぜひ。
夫婦岩から少し足を延ばしてレトロモダンなフォトスポットへ。「賓日館(ひんじつかん)」は、明治20年に伊勢神宮を参拝する賓客の休憩・宿泊施設として建てられた和風モダンな建築。二重格天井がみごとな御殿の間や120畳の舞台付き大広間、回遊式の日本庭園など、美しい明治建築にうっとり。窓際のイスに腰かけて、二見の海を眺めることもできます。日本庭園はフォトジェニックなスポットとしても人気です。
志摩のリゾートホテル「NEMU RESORT」で、非日常ステイ
鳥羽駅から近鉄特急で賢島駅へ。お迎えのバスに乗って15分。伊勢志摩の自然と一体になり、非日常が味わえる「NEMU RESORT」が今回の旅のお宿。 温泉やエステなどホテルライフはもちろん、グランピングやゴルフ、ヨガなど自然を満喫できるアクティビティも充実。
ディナーは志摩の海の幸をふんだんに使った懐石料理や、屋外のオープンテントで満天の星空を眺めながら本格的なフレンチコースが味わえます。
温浴施設「恵みの湯」の敷地内から湧く天然温泉「潮騒の湯」や、趣向を凝らした「真珠の湯」「合歓の木湯」で旅の疲れをとり、ゆったり心と体を癒したあとは、「ミキモトコスメティックス」のパールのスパで自分へのご褒美&自分磨きも忘れずに。
■NEMU RESORT
住所:三重県志摩市浜島町迫子2692-3
TEL:0599-52-1211
営業時間:チェックイン15時/チェックアウト11時
料金:1泊2食付き1人2万3100円~
アクセス:近鉄「賢島駅」より無料送迎バス(要予約)で15分
まずは産業の守り神、豊受大御神を祀る「伊勢神宮外宮」をお参り
伊勢神宮「外宮」は天照大御神(あまてらすおおみかみ)の食事を司り、衣食住や産業の守り神・豊受大御神(とようけのおおみかみ)を祀るお宮。伊勢神宮では「外宮先祭」という習わしがあり、祭事の多くは外宮から執り行われることから、内宮をお参りする前に外宮をめぐるのが正式な参拝の仕方です。
まずは手洗舎で手を清めて第一鳥居をくぐります。木漏れ日の差す表参道の玉砂利を踏みしめながら歩いて外宮の御正宮で、自分の日々の生活や仕事が神によって守られていることを感謝します。
正宮のあとは、別宮の多賀宮、土宮、風宮、神楽殿の順でお参り。別宮も一緒に参拝するなら40分ほどの時間をみておくといいでしょう。
ちなみに外宮または内宮のどちらかだけをお参りするのは「片参り」といわれています。また参道を歩くときは、外宮は左側、内宮は右側と歩く場所が違うことも忘れずに。
万事よい方向へ…。“おみちびき”の神様で有名な「猿田彦神社」
伊勢神宮内宮近くにある「猿田彦神社」の祭神である猿田彦大神は、「みちひらき」の大神として、物事のはじまりに道しるべとなってくれる神様。建築や方除け、災難除け、開運など「みちひらき」の御神徳で知られ、仕事や学業などで、最もよい道を開いてくれ、進むべき方向に迷っている人や、新しいことをはじめたい人にはご利益があるはずです。
境内にある「佐瑠女神社」の御祭神である天宇受売命(あまのうずめのみこと)は、天岩窟にこもられていた天照大神が再び現れるきっかけを作り、平和な世に導いたと伝えられます。このことから、芸能の祖神として崇敬されており、音楽、芸術、スポーツなどさまざまな方面で成功上達へと導いてくれます。また天孫降臨の際に猿田彦大神と天孫の間を取り持ったことから良縁、縁結びの神様として崇められています。
感謝の気持ちを伝えると大吉!天照大御神を祀る「伊勢神宮内宮」
お伊勢参りのハイライトは伊勢神宮「内宮」へ。日本人の総氏神・天照大御神が鎮座する内宮では、宇治橋を渡り、長い参道を進んで正宮へ向かいます。参道の途中で、五十鈴川の「御手洗」で心身を清めましょう。
内宮の中心となる皇大神宮(正宮)は、皇室の祖神であり、日本人の大祖神である天照大御神が祀られています。 石段を登った正宮前では、二拝、二拍手、一拝を。伊勢神宮(外宮・内宮ともに)を参拝する際にはこの作法は必須です。 正宮を参拝した後は、清々しい森の参道を歩いて、別宮の荒祭宮や風日祈宮なども参拝。内宮を一通りまわるには1時間くらい必要です。
伊勢神宮にはおみくじはありません。お参りは日々を感謝するためのもので、また伊勢神宮に参ること自体が吉日という考えからのようです。伊勢神宮の鳥居をくぐれば、全てが神聖な世界。私欲ではなく、きれいな気持ちで神様たちにお礼を伝えましょう。
お伊勢参りにかかせない、人気店・赤福本店の攻略法!
おはらい町通りに面して建つ「赤福本店」。お餅の上にこしあんをのせた赤福餅は、300年前に誕生した餅菓子で、お伊勢参りには欠かせません。築140年の昔ながらの建物でいただくお茶と赤福はひと味違います。店頭の食券売り場で「お召し上がり盆(赤福餅2個+お番茶のセット)」210円を注文。番号札を持って、店内のお座敷スペースへ。好きな場所に座って赤福餅が運ばれてくるのを待ちましょう。
いつでも大賑わいな店内、のんびり過ごしたいなら、なんと早朝5時からオープンしているので朝がおすすめ。夏は特製のあんと餅が入ったカキ氷「赤福氷」が限定で登場して、もしタイミングがあえば毎月1日だけに販売される季節の和菓子「朔日餅」もぜひお土産に。
おはらい町・おかげ横丁で食べ歩き&ショッピング三昧
参拝後のお楽しみは、内宮の門前町「おはらい町」や、江戸~明治期の建築物が移築・再現された風情たっぷりの「おかげ横丁」へ!
おはらい町
内宮宇治橋から五十鈴川に沿って続く「おはらい町」は、内宮の門前町として発展してきた通り。伊勢地方特有の入母屋や妻入り様式のおみやげ物店や銘菓の老舗、神宮ゆかりの酒店などが立ち並びます。石畳の道を歩くだけでレトロな雰囲気を楽しめます。
伊勢の郷土料理の「伊勢うどん」や「手こね寿司」を食べられる店もおはらい町に数軒あるので、食の思い出にぜひ味わって。
おかげ横丁
約4000坪の敷地内に個性豊かな50店舗が集まる「おかげ横丁」。おしゃれなカフェや人気とんかつ店、寿司店、甘味処など、歩いているとおいしそうな香りにお腹もグ~。小腹が空いたら、歩きながら気軽に食べられるコロッケやみたらし団子はいかが。
おしゃれスポットとして人気!外宮参道でお土産探し&ディナー
伊勢市駅近くの外宮参道へ移動して、20時40分発の夜行バスまでぶらり散策。ここは老舗の銘菓や料亭から、おしゃれなカフェまで魅力的な店が並ぶ話題のエリア。伊勢旅行のラストに訪れて、買い忘れたお土産をゲットしたり、ディナーをゆっくり楽しめます。
お土産に人気なのが「おいせさん 外宮本店」。人気アイテムの「あぶらとり神紙」や「風呂神玉」「お浄め塩スプレー」などは、どれも日本製の質のよい天然由来の素材を使用しています。
縁を感じたらそっとひと吹きしたいのが「お浄め恋スプレー」。ジャスミンやラベンダーなどの香りが楽しめるエッセンシャルスプレーで、邪気を祓いながら恋の運気を呼び込みます。
■おいせさん 外宮本店
住所:三重県伊勢市本町13-23
TEL:0596-65-6103
営業時間:11時~16時(土日祝のみ)
定休日:月~金
アクセス:JR・近鉄「伊勢市駅」から徒歩3分
伊勢市駅から徒歩3分。「cocotte山下」は、伊勢出身のシェフ山下由華さんが腕をふるう地元食材を使った小さなビストロ。志摩や波切漁港で獲れた海鮮や、地元のお肉や野菜など地元食材にこだわった季節のフレンチが楽しめます。
伝統的なフランス料理から、伊勢うどんや山菜などを使ったオリジナル料理まで、ワクワクするメニュー構成にいろいろオーダーしたくなります。山下シェフにおすすめの料理とワインを尋ねてみるといいかも。カウンター席もあり、おひとり様でも気軽に食事を楽しめるのもうれしいポイント。
■cocotte山下
住所:三重県伊勢市本町19-21
TEL:0596-25-9910
営業時間:ランチ11時30分~14時、カフェ14時~16時、ディナー18時~21時
定休日:不定休
アクセス:JR・近鉄「伊勢市駅」から徒歩3分
快適シートに座って寝ている間に移動する夜行バスなら、時間が有効的に使えて、究極のイイトコどり旅行ができちゃいます。伊勢神宮を中心とする伊勢界隈や鳥羽、志摩は電車やバスのアクセスもよく、着いた先での移動もスムーズ。仕事帰りに高速バスに乗って、お伊勢さんへ、パワースポットへ。ひとり旅には高速バスが断然人気!ぜひトライしてみて!
\ 今回利用した、高速バスはこちら /
- 【片道料金:4410円~】
- ○東京→三重
L951便/バスタ新宿24:00→伊勢市駅前8:55
○三重→東京
L1052便/伊勢市駅前20:40→バスタ新宿5:40
【高速バスのお悩み解決】乗車中のむくみ対策って?朝、着いてどうする?
長時間バスに乗ると、足のむくみや疲れが心配ですよね?そんなお悩みは、旅の達人におまかせ。目からウロコの対処方法を教えてくれます!
text:鈴木亜里子
photo:鈴木啓太
●掲載の内容は取材時点の情報に基づきます。変更される場合がありますので、ご利用の際は事前にご確認ください。
Sponsored:WILLER株式会社