これさえ覚えればOK!?初心者でも今すぐマネできる簡単撮影テク3選
InstagramをはじめとするSNSへの投稿写真をもっと上手に撮りたい!と思っている方は多いはず。仕上がりにこだわるなら、本格的なカメラに挑戦してみたいですよね。そこで今回は、中級機カメラマンとしても活動中のライターが、誰でも今すぐ実践できる撮影テクニックについてご紹介します。
これさえ覚えればOK!基本の構図
本格的なカメラでの撮影を始めてみたのはいいけれど、「構図とかF値とかISOとか、難しいことばかり!」と、カメラを諦めてしまう女性も多いかもしれません。
でも、基本の構図さえ覚えてしまえば、意外と難しくないものです!まずご紹介するのは、“二分割構図”。
こちらの写真をご覧ください。この写真は、ブルーのライトがかっこいい、どこにでもある自転車置き場で撮影したもの。よく見ると、シンメトリー(左右対称)になっています。
上下、もしくは左右を分割し、水平線、垂直線を意識して撮影すると、一気に垢抜けた、雰囲気のある写真を撮ることができます。
次にこちらの写真。澄み切った空と真っ白な灯台のコントラストが美しい写真ですが、こちらは“三分割構図”を意識したもの。
“三分割構図”はその名の通り、写真を水平・垂直に三分割し、そのライン上、もしくは交差点上を意識して撮影する手法です。
言葉にすると難しく感じてしまいますが、実際にはこのラインを意識して、そこに被写体を持ってくれば良いだけなので、とっても簡単です!
ピントが合っているかに注意する!
上の写真を見てみましょう。
よく見てみると、ピントが手前のテーブルではなく奥のクッションに当たっていることがわかります。
手前にあるものを主役にしたいのにボケてしまっていて、これでは一体何を写したいのかがわかりません。
カメラのディスプレイはそこまで大きくないので、撮影したいものにしっかりとピントが合っているのか、都度確認するようにしましょう。
ピントを合わせるときは、主役となるものにレンズを向けシャッターを半押しにし、半押しのまま撮りたい構図に角度を移動、シャッターを切ります。最初は練習が必要ですが、これで上手にピントを合わせられるようになります。
目線を変えて撮ってみる
かわいい花々を撮ってみました。
ボケ感も出ていてこれはこれで良いのですが、全体的にごちゃごちゃしていてメリハリがない印象。
立ったまま写真を撮って「イマイチぱっとしない」と思ったら、しゃがんだり角度を変えたりと、目線とともにアングルを変えて再チャレンジしてみましょう。
上から見下ろして撮影すると草花しか映らなかったのに、目線を下げて撮影すると空も映り込み、奥行きのある写真を撮ることができました。
小さなことですが、こういったことを意識すると、いつものありきたりな写真が、なんだか深みのある素敵な写真に早変わり!ぜひ実践してみてくださいね。
Photo : 筒井響子
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