食・グルメ
2019.04.25
えっ、これ食べられるの!? 1日限定約10個の真っ赤な「ローズケーキ」が話題
外観がまるでフランスのカフェのような、鮮やかなレッドが特徴の「Passion de Rose （パッション ドゥ ローズ）」。 すぐに売り切れてしまうほど人気の「ローズケーキ」が話題です。5月下旬になると、店先のバラがきれいに咲いて、私たちを歓迎してくれます。ケーキに使う材料は市販のものではなく、イチから手作り。余計な添加物が入っていない素材が選ばれています。バラ好きのシェフのこだわりが詰め込まれたスイーツは必見です！
バラをこよなく愛するシェフのパティスリー
白金高輪駅から歩いて2分。鮮やかな赤がひときわ目立つパティスリー「Passion de Rose （パッション ドゥ ローズ）」。
店先に小さなテラス席があり、まるでフランスのカフェのようです。
店内に入ると、鮮やかなケーキがズラリ！どれにするか迷います。
「Passion de Rose」の田中貴士さんは、「ピエールエルメ」や「ロブション」など有名パティスリーを経て、さらにパリで1年修行された実力派シェフ。
もともと赤いバラ好きの祖父に影響を受け、バラをアイコンにしたこのショップを7年前にオープン。
そして、2年前に現在の場所に移転してきたそうです。
店内には小さなイートインスペースもあります。家具も可愛らしく、どこを切り取ってもおしゃれな店内でした。
看板ケーキはまるで本物のバラのような「ローズケーキ」
ご覧ください！まるで本物のバラのような、鮮やかな赤いケーキを！
真っ赤なのに品の漂うさまは食べるのがもったいないくらいで、まるで芸術品のよう。この色彩感覚は、田中シェフが修行したフランスから大きな影響を受けているそう。色味をリアルに再現するため、最終仕上げにひとつひとつ丁寧に色を吹きかけて調整しています。花びらのマット感が見事に再現されていますね。
1日10個ほどの販売ですので、どうしても食べたい人は早めに来店した方がベターかもしれません。
半分にカットすると、チョコレートとフランボワーズ（ラズベリー）のクリームがあらわれます。
このバラのタルトケーキ、実はバラの味でありません。
バラの味は一般的に「好き嫌いが大きく分かれそう…」だと感じたシェフが試行錯誤した結果、同じバラ科の「フランボワーズ味」に落ち着いたそう。
フランボワーズのフルーティーな甘酸っぱさとチョコレートがマリアージュされた奥深い味わい。甘さは控えめだけど、クリームがずっしりなので食べ応えもあります。リキュールは入っていないので、お子さまにも安心して食べさせられます。
こだわりが隅々まで詰まった店内
こちらの食器の全てには、ワンポイントでバラのマークが入っています。なんとこちらは、シェフが描いたイラストだそう！
さらにもう一つ、ぜひ一緒に頼んでほしいケーキをご紹介します。お店の名前「Passion de Rose」にあるように、店名にもなっている「パッションフルーツのケーキ」。シェフがお店をオープンする時に、バラにするか、パッションにするか悩んで両方名前にいれたのだそうです。
ムースのように見えますが、ムースに見立てたケーキ。中のパッションのクリームにはたっぷりのバターが入っていて濃厚。でもパッションの酸味で味がキュッとしまっています。外はパッションのジャム、上にのっている花はパッションフルーツの花をモチーフにしているとのことです。
ケーキに使う材料は、添加物が入っていない素材が選ばれています。ジャムなどもすべて自家製。もちろんパッションフルーツも皮をむいて種を取り出して加工しています。シェフのこだわりが感じられますね。初夏になると店先にバラも咲き、さらにお店が華やぎます。
外のテラス席でバラを眺めながらパリジェンヌ気分で「ローズケーキ」はいかがでしょうか？
「品川エキュート」では、2019年4月末から母の日まで催事店舗を出店予定です。
Text & Photo : したぷら
●掲載の内容は取材時点の情報に基づきます。変更される場合がありますので、ご利用の際は事前にご確認ください。
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