これがホテル!?一度は泊まりたい汐留のアートな“インスタ映え”ホテル

これがホテル!?一度は泊まりたい汐留のアートな“インスタ映え”ホテル

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インスタ映えスポットには行ってみたいけれど、何時間も並んだり人前でポーズ取ったりするのは恥ずかしい…!という女子も多いですよね。そこでおすすめしたいのが、東京・汐留にあるパークホテル東京の「アーティストルーム」。壁や天井いっぱいに描かれたアートな客室で、誰にも邪魔されず自分らしい写真を撮ってみませんか?

summary

高層階ホテル「パークホテル東京」とは?

ゆりかもめの汐留駅に直結、JR新橋駅からも徒歩圏内の「汐留メディアタワー」。その25階から34階に位置しているのが、「パークホテル東京」です。コンセプトは「日本の美意識が体感できる空間」。アート、食、旅とそれぞれのシーンで、そのコンセントを体感できるようになっています。

ゲストが25階のフロントに着いてまず目にするのが、都内最大級の吹き抜けと広いフロアが特徴的なアトリウム!高さ約30メートルもの壁面には、プロジェクションマッピングによる映像作品が映し出されることもあります。

アトリウムでは日本の四季を表現する展示会「ART colours(アートカラーズ)」を開催。2019年の3月11日から6月2日までは、作家・堤あすかさんの作品で「春」を表現しています。

作品をよく見ると、大小さまざまなドットで描かれているのが分かります。明るくポップな絵柄は生命力に満ちあふれており、見ているだけで元気を与えてくれそうですね。

芸者と金魚が舞う幻想的な空間

2012年から2017年までの間、「パークホテル東京」では31人のアーティストが客室の壁や天井にアートを描く企画「アーティスト・イン・ホテル」を展開。31室のアーティストルームがあり、客室そのものが作品空間となっています。

写真の客室は画家・成田朱希さんが手がけたアーティストルーム「芸者金魚」。ベッドサイドに描かれているのは2人の美しい芸妓。客室全体に金魚が泳いでいるかのような幻想的な空間が広がります。

ベッド横の壁紙には人の顔や大きな金魚が描かれており、じっと見られているような不思議な感覚に陥ります…!

液晶テレビが置かれたデスク側にも金魚が。入り口に向かうほど金魚が小さくなっていたり、金魚以外の生き物が描かれていたりなど、ちょっとした見どころも盛りだくさん。

ベッドルームだけではなくバスルームも金魚だらけ。金魚の赤いカットシートを貼っただけですが、鏡を利用することで奥行きのある空間を演出しています。

実は制作終了後に成田さんが訪れることもあり、何かを書き足していくこともあるのだとか!
この客室に何度か泊まっていれば、その変化が分かるかもしれませんね。

不思議な生き物が銭湯を満喫!?

もうひとつのアーティストルームは画家・右田啓子さんが手がけた「銭湯」。富士山が描かれた昔ながらの銭湯で、不思議な生物「PONI」がゆったりくつろいでいる設定です。まるで自分も銭湯に入っているかのような気分になります。

絵の右側にいる「PONI」の視線を辿ってみると、お風呂の浴槽でよく見かける小さなあひるが!

ベッドの反対側はブルーのドットが描かれており、ポップな雰囲気。天井近くには丸窓があり、また別のかわいい「PONI」がこちらを覗いています。

バスルームにも富士山と「PONI」の絵がしっかり描かれていました!さらに本物のあひるのおもちゃまで用意されていて、壁に描かれた銭湯を再現できるような遊び心も散りばめられています。

個性的なキャラクターや世界観でゲストを惹きつける「アーティストルーム」。この斬新な空間でどんな構図の写真を撮ろうか、いろいろ浮かび上がってきそうですよね…!今回は31室中2つの客室を紹介しましたが、自分好みの客室でインスタ映えする写真を撮ってみませんか?

■パークホテル東京
住所:東京都港区東新橋1‐7-1汐留メディアタワー(フロント25F)
TEL:03-6252-1111
チェックイン:14時〜(プランにより異なる)
チェックアウト:〜12時(プランにより異なる)

Text & Photo : 成瀬亜希子

●掲載の内容は取材時点の情報に基づきます。変更される場合がありますので、ご利用の際は事前にご確認ください。

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