1000匹のこいのぼりが泳ぐ姿は圧巻!【Masaの関西カメラさんぽ23】
最近の都会では見ることも少なくなったこいのぼりですが、大阪・高槻の「芥川桜堤公園」では、毎年4月下旬~5月上旬に「こいのぼりフェスタ」が行われ、約1000匹のこいのぼりが気持ち良さそうに空の川を泳いでいます。こいのぼりの真下まで入れるので、感動すること間違いなし。大人でも十分楽しめるイベントです。
おすすめは人が少ない時間帯。こいのぼりとのショットも簡単に撮れます
ゴールデンウィークに入ってしまうと、人が多くてなかなかいい写真が撮りにくいものです。2019年の「こいのぼりフェスタ」は、4月22日(月)から始まるので、朝早い時間や、夕方の人が少ない時間を狙ってみてください。
昼間は、水遊びをする子どもがたくさんいます。写真の場所は、川を渡る唯一の飛び石で、日中はたくさんの人で賑わっていますよ。
こいのぼりには青空が似合いますね。さらに泳いでいる感が増します。
川の周りの「芥川桜堤公園」では、レジャーシートを敷いたりして、楽しんでいる方の姿が見られます。
4月29日(月)には、消防音楽隊や高槻和太鼓の演奏、ダンス披露、屋台などでさらに賑わいます。
こいのぼりに無くてはならないものとは?
こいのぼりの素敵な写真を撮るには、青空だったり、こいのぼりの数だったり色々と重要なものがありますが、なんと言っても「風」がなければ、せっかくのこいのぼりも洗濯物みたいになってしまいます。
「こいのぼりフェスタ」の後半は、こいのぼりが風で絡まってしまうこともあるので、早めに行くことをおすすめします。
やはり綺麗な青空を鯉の群れが流れるように泳いでいるのが、見ていて気持ちいですね。
こいのぼりを見ていると童心に戻るのか、思わず笑顔になってしまいます。
「こいのぼりフェスタ」の会場までは、JR高槻駅から徒歩15分ほど。駐車場はなく、またイベント開催日以外は飲食の販売もないので、持参することをおすすめします。
■高槻こいのぼりフェスタ1000
住所:大阪府高槻市清福寺町12-12 芥川桜堤公園
TEL:072-675-9374(こいのぼりフェスタ1000推進協議会)
営業時間:散策自由
イベント開催:2019年4月29日(月・祝)(こいのぼりの装飾は、2019年4月22日(月)~5月5日(日)に開催)
新緑が眩しい季節、「京都府立植物園」で春の散歩を楽しむのもいいですね
「こいのぼりフェスタ」の後、どこに行こうかと迷ったら、春らしい写真が撮れる、大阪「万博記念公園」か、京都「京都府立植物園」がおすすめです。この日は、「京都府立植物園」へ。
ハートがたくさん連なっているような葉っぱは、シダレカツラ。枝垂れているので、ハートのカーテンのようになっていてかわいいですね。
光が当たると葉が透けてとても綺麗です。後ろに椿園があるのですが、椿の葉っぱは光をよく反射するので、ボケにもってくるととても綺麗ですよ。
黄色くてモコモコした「モッコウバラ」も、この時期に咲く花として人気です。名前の通りバラの仲間ですが、トゲもなくツル状で、八重咲なのがかわいいですよね。
ポピーも春の花として人気です。「万博記念公園」の花の丘が関西では有名ですが、2019年は、花の丘が工事中のため、別の場所で咲いています。「京都府立植物園」は、今年もポピーが咲いていましたよ。
あちこちに咲いていて、結構地味な花ツツジですが、色は鮮やかなピンクなので、ボケに使うとかわいいですね。
SNSでも大人気の「こいのぼりフェスタ」ですが、SNSから広まる文化ってあるな、と改めて思っています。もともとは子どものためのイベントという思いが強かったのですが、写真を撮りにくる大人の方がたくさんいますし、この時期SNSにはたくさんのこいのぼりの写真が上がっています。
こいのぼりをバックに、納得の行くお気に入りの一枚を撮ってみてくださいね。
photo:西山雅彦(@masa_nikonist)
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