休日は滋賀で“春の花”を満喫【Masaの関西カメラさんぽ22】

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桜の季節も終わり、みなさん一段落していませんか?春はまだまだこれからで、一年でいちばん花が綺麗に咲く時期でもあります。特に今年は大型のGW(ゴールデンウィーク)で、直前になってどこに行くか迷っている方も多いのではないでしょうか。混雑の少ない滋賀ではテーマパークはもちろん、車を走らせていても綺麗な景色がたくさん楽しめます。ぜひ、素敵な春を見つけてください。

Summary

ドイツをイメージした「ブルーメの丘」は、一面のチューリップでいっぱい

「滋賀農業公園ブルーメの丘」には13万本のチューリップが植えられています。周りの建物がドイツのバイエルン地方をイメージして作られているためか、全く違和感のない世界になっています。早咲き~遅咲きまで時間差で植えられているので、長い間楽しめますよ。

種類もたくさんあります。写真のようなパステルカラーのチューリップもかわいいですね。

一面が黄色の菜の花畑も素敵。ビタミンカラーは見ているだけで元気が出ます。今年(2019年)は、青い可憐なネモフィラの花も咲いています。

かわいらしい羊が放牧されていて、エサをあげることもできます。

馬もたくさんいます。乗馬体験もでき、すぐ近くでふれあうこともできます。

こんな立派な馬の姿も。ほかにもアルパカ、カンガルー、カピパラ、エミューから、膝にのせて楽しめる、ウサギやモルモットなどの小動物まで、いろんな種類の動物が迎えてくれます。

毎年GWに合わせたように咲く藤は、まるで紫のシャワー

まるで、紫のシャワーを浴びているようにも見えるこの写真。滋賀県草津市にある「三大神社」の藤は、“砂擦りの藤”としても有名で、長いときは2mの高さから地面に擦れるほどの長さまで咲きます。

こちらは、藤の周りのクマバチにビックリしている様子。クマバチは形も音も大きいため、かなり怖く感じますが、人間には興味を示さず、ずっと花を追いかけています。行動的なオスには針がないため、刺すことさえないそうですよ。

光が当たる藤は、キラキラしていてとても綺麗。

骨組みの上に藤のツルを絡ませ、花の房が垂れ下がるように作った藤棚で丁寧に育てられています。藤は年によって長さや色が全然違うので、今年は綺麗に咲いてくれるか楽しみですね。

道端に咲くレンゲが春を感じさせてくれます

田んぼが多い地域では、あるあるかもしれませんが、春になると田んぼ一面がレンゲの花畑になっていることがよくあります。

これは、秋に種を撒いていて、稲を植える前にレンゲ畑を作っておき、土の肥料を増やしているのだそうです。花を楽しむためじゃなくて、そんな理由があったのですね。

レンゲ畑と青空はとても相性がいいので、一緒に撮りたいですよね。手前にレンゲをもってきて奥に人に入ってもらうと、こんな感じでかわいく撮れますよ。

田んぼの中には、飛んできた種から菜の花が咲いたりもしていました。農家の方がいらっしゃったら、撮らせてください、とひと言声をかけてみてください。ただし農作業の邪魔にはならないようにしましょう。

動きがある写真を撮りたかったら、歩いているところもいいですが、上に何か投げてもらうと、距離が一緒でピントもずれず、こんなかわいい写真が撮れます。

暖かくなって、着るものが薄くなってくると外出も楽しくなってきますよね。そんなときに綺麗な花が咲いていると、心躍るものです。また2019年3月からは、「滋賀農業公園ブルーメの丘」にドイツ製の巨大アスレチック施設「アルプスジム」がオープンしています。ドライブするだけでも気持ちいい季節、窓を開けて春の風を感じてみるのもいいものですよ。

photo:西山雅彦(@masa_nikonist)

●掲載の内容は取材時点の情報に基づきます。変更される場合がありますので、ご利用の際は事前にご確認ください。

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