「D+E  MARKET」のイギリスヴィンテージ雑貨【バイヤーyui推薦、旅して見つけたおみやげ12】

「D+E MARKET」のイギリスヴィンテージ雑貨【バイヤーyui推薦、旅して見つけたおみやげ12】

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こんにちは。旅をしながらステキなおみやげを探しているウェブショップオーナー兼バイヤーのyuiです。過去に住んでいたことがあり、特に思い入れがある国・イギリス。遠いので今はそう頻繁には訪れることはできませんが、日本にいながらにして、イギリスを感じられるとっておきの場所「D+E MARKET(ディープラスイーマーケット)」をご紹介します。

Summary

「D+E MARKET」って?

兵庫県西宮市苦楽園にある「D+E MARKET(ディープラスイーマーケット)」。

母体は「DEN PLUS EGG(デンプラスエッグ)」という、リノベーションやインテリアコーディネート・建築デザインなどをしている会社ですが、その経験を生かし、アンティーク家具・雑貨・ファブリック・パーツなどの販売や、カフェの運営など、さまざまなお店を展開しています。

なんといってもその世界観の作り方が本当に秀逸で、兵庫県に数店舗と、東京にも1店舗を構える系列店は、どれも海外の空気ごとそのまま運んできたような素敵な空間。インテリアだけでなく建物そのものやエクステリアも含め、完璧なトータルコーディネートです。

ナチュラルながらとても計算されて作り込まれたお庭も、アンティークの世界と見事に調和し、一歩踏み込むと、非日常の世界へ迷い込んでしまったかのような錯覚に陥ります。

大好きなイギリスの記憶や香りが蘇り、イギリスが恋しくなったらこちらのお店へ訪れたくなります。

バラエティ豊かな姉妹店がたくさん

「D+E MARKET」は、カテゴリーによって細かくお店が分かれていて、アンティーク家具や雑貨を販売する「D+E REVIVAL(ディープラスイー リバイバル)」、リネンを扱う「FLUFFY&TENDERLY(フラッフィー アンド テンダリー)」、パーツのお店「WATSON(ワトソン)」など、個性豊かなさまざまなお店があります。

なかでも私がお気に入りなのが、イギリスのヴィンテージ食器を扱う「Vintage Heaven(ヴィンテージ ヘブン)」。

実は「Vintage Heaven」はイギリス・ロンドンにも実在するお店で、こちらで扱われている食器をセレクトした日本版「Vintage Heaven」がここ苦楽園にあります。

※この写真はロンドンのお店です
※この写真はロンドンのお店です

ロンドンのお店にも訪れたことがありますが、店主さんのお人柄も含め本当に素晴らしく、大好きになった場所です。

苦楽園の「Vintage Heaven」は、そのセレクトだけでなく、ロンドンの店主さんの思いや空気感もそのままに受け継いでいるんだなぁと、お店に入った瞬間感じます。

カップ&ソーサ―3500円、デミタスカップ&ソーサ―3500円(いずれも税別)、ポット(参考商品)
カップ&ソーサ―3500円、デミタスカップ&ソーサ―3500円(いずれも税別)、ポット(参考商品)
カップ&ソーサ―3500円、デミタスカップ&ソーサ―3500円(いずれも税別)、ポット(参考商品) ※1点もののため、現在この商品の取り扱いはありません
※1点もののため、現在この商品の取り扱いはありません

アンティークのボトルや馬の本なども「D+E MARKET」で見つけたもの。

馬のモチーフが好きで、見つけるとなんとなく集めてしまいます。ボトルにもちらっとお馬さんが。

カフェもオープンしました

グラハム粉の麩のソテー、にんじんのラぺ、ラタトゥイユ、リーフサラダ、黒米、おみそ汁1200円(税別)
グラハム粉の麩のソテー、にんじんのラぺ、ラタトゥイユ、リーフサラダ、黒米、おみそ汁1200円(税別)

同じく苦楽園エリアに、2018年10月「DENQUINA TO GO(デンキーナ トゥゴー)」というカフェもオープンしました。

「DEN PLUS EGG」さんで提供されている社員食堂メニューを食べられるという、夢のようなカフェ。日替わりで、彩り豊かで身体に優しいメニューをいただけます。

空間も本当に素敵で、ヘリンボーンの床に、建具の雰囲気も海外さながら。お昼には日差しがたっぷり差し込む窓辺の席がおすすめです。

年に2回のお楽しみ。お散歩がてらぐるりと巡る蚤の市

不定期で蚤の市が開催されることもあります。「DEN PLUS EGG」さんと、日頃からお付き合いのある素敵なお店屋さんが集う、一日限りのスペシャルなマーケット。姉妹店が近くに数店舗できたので、だんだんと規模が大きくなり、現在は4ヵ所の会場をお散歩がてらぐるりと回ります。

蚤の市の日は朝からたくさんの人が訪れ、コーヒー片手に顔なじみの人とおしゃべりしたり、パンや焼き菓子に並んだり、買ったばかりのアンティークやお花を抱えた人で賑わいます。

ヨーロッパをはじめ海外ではこのようなマーケットが毎週末行われていることが多く、その光景は、私にとってはまさにロンドンを思い出させてくれます。

「DEN PLUS EGG」さんは、空間やデザインの提案、暮らしにまつわるアイテムを提供しているだけでなく、”海外のような暮らし”そのものを感じさせてくれる数少ないお店。

イギリスといえば王室のイメージが強く、クラシカルで重厚なインテリアもまたひとつのイギリスらしさでもありますが、私にとって愛おしいと感じるのは、素朴なイギリスらしさ。

持ち主が変わるごとに塗り替えられる家具や、マーケットで雑然と並べられた食器、生活感のあるキッチン、キズだらけの古びたドア、歩くたびギシギシ音がなるフローリング、ワイルドながらきれいな色の花を咲かせる小さなお庭…、そんな何気ない暮らしぶりを感じるイギリスの風景。

「DEN PLUS EGG」さんの作り出す空間は、とてもぴったり しっくりと、心に刺さります。

その空間に入ると、ぱっと時間の流れが変わるような、ゆったりとした心地の良いひと時を過ごせます。

デザインやアイデア、アンティーク建具や家具、雑貨、それらをすべて素材として、最終的に作り上げているものはきっと“空気感”なのだと感じます。ぜひ近場のイギリスへと出掛けてみてください。

●掲載の内容は取材時点の情報に基づきます。変更される場合がありますので、ご利用の際は事前にご確認ください。

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