そのお参りで大丈夫?恋愛成就を願うなら知っておきたいNG行動3つ
片思いを叶えたい、パートナーとの関係がなかなか進展しない…そんな悩みがあるときは、パワースポットである神社を訪れてみるのはいかが?今回は、神社をお参りするときにやってはいけないタブーをご紹介。正しい参拝をすることが、恋愛成就の近道になるかもしれません。
タブー1:手水舎でお清めをしない
参拝の前には必ず手水舎で手と口を清めるのがマナー。
本来、神様にお目にかかる前には、禊として全身を清めなければならないといわれています。それを簡易化したのが“手水”なのです。
神様に失礼のないように、参拝前には必ず正しい方法で手水をしましょう。
境内に入ったら、まず手水舎の前で一礼。
右手で柄杓を持ち、水をたっぷりと汲み左手を清めます。次に柄杓を持ち替え、右手。
再び柄杓を持ち替えたら、左手のひらに水を受け、その水で口をすすぎましょう。すすぎ終えたら、もう一度左手を清めます。
最後に水を汲んだ柄杓を立てて、柄の部分をつたわせるように水を流しましょう。
柄杓は多くの人が使用するものです。口をすすぐとき、直接柄杓に触れないように注意しましょう。
また、清めたあとに口と手を拭くハンカチの準備も忘れずに。
タブー2:願い事だけを、口に出さず伝える
参拝をするとき、自分の叶えたい願いだけを伝えていませんか?
実は、これもやってはいけないタブーのひとつなんだとか。
私たちが名前も名乗らず、いきなり願い事だけを伝えると、神様も戸惑ってしまいます。
まず、自分の住所・誕生日・名前もきちんと伝えることで、願いが届きやすくなるといわれています。
また、願い事は声に出すことでより伝わりやすくなるのだとか。
「言霊」というものがあるように、願いもまた実際に口に出すことが大切とされています。
とはいえ多くの人が訪れている場所なので、周りの人の迷惑にならないよう、自分にだけ聞こえる程度の小さな声で神様に願いをお伝えしましょう。
タブー3:服装がカジュアルすぎる
あまり堅苦しくかまえる必要はないものの、神様にお願いをしに行くということは、目上の人に会いに行くのと同じ。
例えば上司との食事会に、ジャージやビーチサンダルは着用しませんよね。
願いを叶えていただく神様への敬意を忘れず、TPOにふさわしい服装を心がけましょう。
「デニム禁止」などといった具体的なルールはありませんが、縁結びのお願いに行く場合には、カジュアルすぎないファッションに身を包むのがおすすめです。
また、帽子をかぶっての参拝もタブー。
神社に入る前に、鳥居の前で一礼し帽子を取り、境内のなかでは帽子をかぶらないようにしましょう。
ルールを守ったうえで、恋愛運を高めたいなら、やはり恋愛を得意とするといわれている神社を訪れるのがおすすめ。
恋愛・結婚・縁結びに効くとされている神社には、東京都の「神田神社」、京都府の「地主神社」、島根県の「出雲大社」などがあります。
さらに恋愛が成就したら、感謝を込めて神様に報告をする“お礼参り”も忘れずに。正しい参拝マナーを身につけて、恋愛運をあげていきましょう!
【参考】
主婦の友社「今こそ本気の神社まいり」
Text & Photo : 日笠麗奈
Photo:structuresxx、Anna Jurkovska、Pisitphol、taka1022、noina、beibaoke / Shutterstock
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