紅茶王子®に聞いた!モーニング紅茶レシピで朝から幸せ気分に

紅茶王子®に聞いた!モーニング紅茶レシピで朝から幸せ気分に

るるぶ&more.編集部
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朝の一杯は、その日の気分をつくる大事なもの。シャキッと目覚めるコーヒーもいいけれど、たまには紅茶の優雅な香りでカラダを目覚めさせるという習慣もいいものです。ペットボトルの紅茶ではなく、自分のために入れた一杯ならなおさら気分もアップ。リラックスした優しい気分で一日をスタートできるかもしれません。いつもの朝をスペシャルにする、朝紅茶の入れ方を、紅茶専門店「Tea room...7」、「Tea Stand...7」のオーナーである紅茶王子®こと松本久範さんに教えてもらいました!

Summary

心とカラダをリラックスさせてくれる朝紅茶

紅茶に含まれているカフェインは、コーヒーのようにシャキッと冴えるような働きではなく、ゆるやかにじわじわ効いていくのが特徴です。

心とカラダをリラックスさせ、オフからオンへの切り替わりをサポートしてくれるので、紅茶は朝の一杯に最適な飲み物なのです。

基本が大事。香り高い紅茶の入れ方をマスターしよう

紅茶王子®に聞いた、紅茶をおいしく入れるポイントは3つ。

1.茶葉の分量を正確に
100mlのお湯に茶葉1gが基本です。ティースプーンすりきり1杯で約1.5gなので、それに対して150mlのお湯で入れると覚えておくといいですね。茶葉を入れすぎると苦くなってしまいますのでご注意を。

2.ミネラルウォーターか浄水器の水を使う
紅茶の香りはとてもデリケートなもの。入れる水の質によって、冷めたときの香りにはっきりとした違いが現れます。水に少し空気を含ませるのも香りを立たせるポイントです。

3.沸騰しているお湯で入れる
茶葉が素早くしっかり開ききるよう、ボコボコと沸騰したお湯を使いましょう。

さらにこだわるなら、砂糖は上白糖ではなく精製度の低い三温糖や洗双糖を使ってみて。ミネラルが豊富でまろやかな風味が引き立ちますよ。

時短するなら!茶葉を入れるだけの「水出し紅茶」

時間がない朝でも紅茶を楽しめるように、と王子がおすすめしてくれたのは「水出し紅茶」。

夜寝る前に、ウォーターポットに水と茶葉かティーバッグを入れて7〜8時間常温で抽出します。翌朝はそのままグラスに注ぐだけ。
低い温度で抽出することでカフェインが出にくく、サラッとした口当たりになるのです。

氷を入れて冷やして飲んでも、カップに入れてレンジで温めて飲んでもいいですね。
ウォーターポットひとつで作れるので、朝に余計な洗い物が出ないところも魅力。

気分にあわせてアレンジを楽しもう

茶葉やトッピングを変える、ミルクやソーダで割るなど、アレンジを無限に楽しめるのも紅茶の良いところ。紅茶のアレンジ法を知り尽くした紅茶王子®におすすめのレシピを聞きました。

【応用編①:アイスティーレモネード】

水出し紅茶に輪切りレモンとシロップを混ぜてつくる「アイスティーレモネード」は、夏に試してほしいレシピ。
さっぱりした甘酸っぱさが、暑さで疲れたカラダを回復させてくれます。

【応用編②:フルーツティー】

紅茶に好きなフルーツを漬けるフルーツティーは見た目も楽しく、食べ応えもあるので朝食代わりにもなります。

相性のいいフルーツは、イチゴ、スイカ、パイナップル、梨、メロンなど水分が少ないもの。
反対に水分の多く出るグレープフルーツやオレンジなどは、えぐみが出やすいので注意が必要です。

おいしく作るポイントは長時間漬けすぎないこと。フルーツのみずみずしさを保ちたいので、漬ける時間は30分くらいがベストです。
朝起きてからフルーツを入れ、支度しながら飲み頃を待ちましょう。

【応用編③:ロイヤルミルクティー】

贅沢な気分になりたいときは、茶葉をたっぷり使ってロイヤルミルクティーを手作りしてみるのはいかがでしょうか。
鍋にミルクを沸かして、茶葉を通常の2〜4倍贅沢に入れて煮出します。茶葉の量はお好みで!

マネしてみたい紅茶王子®のティーレシピ

紅茶王子®がオーナーを務める東京の「Tea Stand... 7」は、季節に合わせたオリジナルメニューが豊富。

夏は、旬のフルーツをふんだんに入れた「フルーツティーソーダ」と、炭酸で割った紅茶にクリームチーズと生クリームのなめらかな泡がのった「ティービール」が人気です。
シュワシュワした炭酸がのどに心地よく、見た目も涼し気。おうちで作るティーレシピの参考にしてみてください。

紅茶王子®
紅茶専門店オーナー松本久範
大学卒業後神戸でカフェの店長をしていた時に紅茶に魅了され、紅茶の可能性を感じ、2012年独立。さいたまに紅茶専門店「Tea room...7」をオープンさせる。
女性の名前とストーリーが付いているオリジナルブレンド『乙女の紅茶』がお店の看板メニューとなり毎月新ブレンドを発売。
紅茶をもっと気軽に毎日楽しんでもらいたい、日々の生活の中に紅茶を通じて癒しの時間を与えたいという思いで紅茶を入れている。
Instagram:@saitama_tea_ouji

Text:村山英子(vivace)

●掲載の内容は取材時点の情報に基づきます。変更される場合がありますので、ご利用の際は事前にご確認ください。

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