絵本作家公認!物語の世界へと誘うミロコカフェ
松山市の中心部・銀天街のすぐ近くに、人気絵本作家・ミロコマチコさん公認の、その名も「ミロコカフェ」があります。店内に飾られた描きおろしの絵画は、見ているだけでお話が浮かんできそう。物語を想像しながら、ゆっくり過ごしてみませんか。
印象的でストーリー性のあるミロコさんの絵が一面に
ミロコマチコさんは、日本絵本賞大賞を受賞した『オオカミがとぶひ』などの作者。動物や植物を伸びやかに、生き生きと描いた画風が人気を博しています。
そしてここ、ミロコカフェのオーナーは昔から彼女の大ファン。個展などに通ううちに、ご本人ともお知り合いになり、「ミロコさんの絵を見ていると元気をもらえるので、ぜひ多くの人に見てもらいたい!」という思いから、カフェを始めたそうです。
店内の至るところにミロコさん描きおろしの絵画が飾られ、非日常的な空間を作り上げています。絵画は非売品ですが、絵本を展示販売していて、なんと直筆のサイン入りですよ!本によってサインの絵が異なるので、ぜひ手に取って見てみてくださいね。
メルヘンチックな器が料理に華を添える
ミロコカフェは料理も本格派です。おすすめはミロコカレー(1100円・ドリンク付)。タマネギ、ニンジンなどの野菜と、ショウガなどの薬味をじっくり煮込んでペースト状にして作っています。スパイスもほどよく効いていて、食欲が進みます。
ミロコカフェでは、陶芸作家・浜坂尚子さんの器を使っています。ふんわりとした色彩とメルヘンチックな模様に心が和みますね。
食後はバターケーキをオーダー(+300円)。オーナーが子どもの頃から通っていたレストランから、特別にレシピを教えてもらって作っているそう。甘くてサクサクッ!どこか懐かしさを感じる味です。
ドリンクにはホットコーヒーを選びました。このコーヒー豆は、松山の食通に評判の高いコーヒー専門店「カフェクレマ」から仕入れたもの。中煎りで味のバランスが良く、ケーキにも良く合いますよ。
オーナーお気に入りの器や手仕事雑貨も
店内ではカラフルな器や雑貨も販売していて、ミロコカフェの料理に使われている浜坂尚子さん作のマグや器も並んでいます。絵付けはすべて手描きなので、どれも一点モノです。
ほかにも、オーナーお気に入りの手仕事雑貨を取り扱っています。愛媛県出身のイラストレーター・銅版画家である村上千彩さんのブローチ(1個1620円)もほっこりかわいい!旅のおみやげにいいですね。
ミロコさんをはじめ、アーティストの魅力がギュっと詰まったミロコカフェ。色鮮やかなアートが元気をくれる、ステキなカフェでした。