神戸「CAFE Zoe'(カフェ ゾエ)」【カフェグラマ―きょん。の、あのカフェこの席24】
三ノ宮界隈の繁華街から少し外れた南東方面で、平日のみ営業している「CAFE Zoe'(カフェ ゾエ)」さん。2019年で開店から10周年を迎え、今も変わらずスローな時間と癒しを提供されています。今回は、長年愛され続ける「CAFE Zoe'」さんの魅力をご紹介させていただきます。
ゆったりムードが心地いい、青と白が映える空間。
カフェがあるのは、年季を感じる雑居ビルの3階。
扉を開けてまず目に飛び込むのは、空間を彩る青×白のツートーンカラー。
耳に優しい音楽が静かに流れる店内は、日常を忘れさせてくれるような空気感に包まれています。
あちらこちらにいる、住人とも言える動物たちの存在も要チェック。
心を捉える特製メニューの数々。
「CAFE Zoe'」さんの「珈琲ゼリー」は、一味も二味も違います。
まずはこの一切のブレなき造形美!陶器じゃないかと思えてくるこのシルエット、いつまでも見ていられるアート性を秘めています。
そして肝心のお味。お山のように盛られた真っ白なアイスは、なんと通常のバニラアイスではなく塩フレーバー!ほろ苦な珈琲ゼリーとの絶妙な交流を楽しめます。
見るからにして“美味しい”が伝わる、黄金色を纏ったフワサク食感の「フレンチトースト」。熱気を帯びたバゲットからじわりと溶け出す甘みが、口内を満たしてくれます。
トッピングは、先ほどの「珈琲ゼリー」でも登場した塩アイスクリームか、ホイップチーズのどちらかをチョイス。
ハンドドリップで、カップになみなみと注がれる香り際立つ「炭火焙煎珈琲」は、ブレンド(スプレモ)やストレート(サントス)のほか、カフェインの摂取を控えている方にも嬉しいデカフェも。
来る夏に向けて、「自家製ジンジャーエール」(650円、税込)の存在もご留意を。
座りたいあの席 。
同空間に居ながらにして、別空間にいるような気がする。そんな感覚が心地よくて、ついつい吸い寄せられてしまう、こちらの隅っこ席。
ただ、そのあまりの居心地の良さに居眠りしちゃった…なんてことがないように。
ゆるゆるとしたこの和やかな感じ、雲にプカプカと乗っているような(実際に乗ったことはないけど)気がして、すご~く心地が良い。
そうつまり、この感覚を一言で言い表すのならば、現代人にとって絶対的に必要な”脱力感”!このふわりとした感じ、特に頑張り屋さんな方に体感していただきたいです。
美しくも美味しいおやつや、ゆるかわアニマルたちと共に、のほほんとした時間を過ごしてみませんか?
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