「朝ラー」がくせになる!蔵の町・喜多方でラーメン&散策を楽しむ1日
札幌・博多と並ぶ日本三大ラーメンのひとつ、喜多方。ラーメン店をめぐって食べ比べるのはもちろん、朝からラーメンを食べる「朝ラー」文化にぜひ挑戦してみましょう。酒・味噌・醤油などの蔵が建ち並ぶレトロな町並みを散策するのも楽しみ。酒蔵では利き酒などもできるので、移動はタクシーがおすすめです。
まこと食堂
朝からラーメンでも問題なし!濃厚だけれどぺろりと食べられる人気の一杯
喜多方でラーメンといえば外せないのが「まこと食堂」。朝、7時30分のオープンからお客さんが絶えず、ときには行列ができる人気店です。豚骨と煮干しに醤油を加えたスープは、濃厚ながらスッキリした味わいで、平打ちの縮れ麺によく絡みます。朝からラーメンなんて……という不安も吹き飛ぶ一杯をどうぞ。
酒蔵くらしっく 小原酒造
クラシカルな蔵の中へ!老舗酒造で酒造りを見学しよう
1717年創業の老舗酒造で、クラシック音楽を聴かせながら発酵させるというユニークな酒造りで知られています。代表的な銘柄はその名も「蔵粋(くらしっく)」。明治10年(1877)に建てられた酒蔵を無料で見学させてもらえるので、ぜひ立ち寄ってみましょう。また、小原酒造がある界隈は蔵が多く残っているので、周辺を散策するのもおすすめです。
山中煎餅本舗
焼きたてアツアツをひとかじり!七輪で手焼きせんべいに挑戦
会津喜多方の伝統的な米菓「たまりせんべい」を作り続ける老舗店。ここでは、せんべいの炭火焼きを体験することができます。ひっくり返すタイミングが焼きのポイント。焦がさないように気をつけながら、七輪の上でじっくり焼いていきます。3枚焼くことができるので、焼きたてほやほやをいただきましょう。おみやげの「たまりせんべい」を買うのもお忘れなく!
坂内食堂
チャーシューで麺が見えない!?喜多方ではめずらしい絶品の塩ラーメン
行列するラーメン屋といえばここ「坂内食堂」。喜多方ではめずらしい塩系のラーメンが食べられます。オーソドックスな喜多方ラーメンはもちろんですが、表面がチャーシューで覆われた焼豚ラーメンにはテンションもUP。あっさりなのにコクのあるスープ、そしてとろけるチャーシューは、何度食べても飽きることのないおいしさです。
雲嶺庵(ほまれ酒造)
人気の酒造を訪ねてお気に入りの1本を手に入れよう
「ほまれ酒造」は、伊勢志摩サミットでの贈答品に選ばれるなど、上質な日本酒を造っている蔵元。1300坪もの広大な日本庭園があり、自由に散策することができます。酒蔵も見学できるので、観光にもぴったり。さらに、直売所には常時10種類以上のお酒が用意されていて、なんと無料で試飲できるそう!気に入った銘柄をおみやげにすればよろこばれること間違いなしです。
木之本漆器店
かわいい猫たちにときめきます!会津喜多方の工芸品をお買いもの
会津喜多方の工芸品を製造販売している漆器店。ここを訪れたら、必ず見てほしいのが2階の「桐の粉人形館」。会津に伝わる人形作りの要素と蒔絵技法を取り入れた独特の人形たちが出迎えてくれます。「猫じゃらし学園」や「猫の縁日 宵祭り」など、テーマに沿って作られた人形が、とにかくかわいいのです。細かいところまで作り込まれた作品は、いくら見ていても飽きません。これら人形のグッズもあるので、癒しのアイテムとしておみやげにいかがでしょう?
珈琲蔵ぬりの里
アンティークに囲まれて、蔵造りのカフェで甘味を楽しみながらティータイム
会津漆器専門店「北見八郎平商店」に併設されたカフェ。漆器の保管蔵を改装した建物や、アンティークのインテリアなど、レトロな雰囲気を味わえます。おすすめは小倉あんを詰めた「蔵クロワッサン」や、小倉あんのパンケーキ「お蔵ケーキ」など。お皿やカップに漆器を使っているのがシックでおしゃれ。気に入った器は購入できるので、あれこれチェックしてみましょう。
蔵の町・喜多方では、立ち並ぶ蔵も見どころのひとつ。蔵見学ができるところもあるので、街歩きをしながら立ち寄るのもおすすめ。「朝ラー」で始める喜多方の旅を楽しんで。
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