フルーツケーキは取り置き必須!旬の果物のスイーツがかわいすぎる京都のカフェ
インスタグラムに新商品が登場するたびに、そのかわいすぎる見た目にファンが殺到する、京都「COCOCHI....CAFE (ココチカフェ)」。厳選されたフルーツのおいしさとアートのようなデザインが、スイーツ好きの心をつかんで離さない「COCOCHI....CAFE」の魅力に迫ります。
京都御所エリアの魅惑のスイーツスポット
「京都御所」がある烏丸丸太町の交差点を西に歩くこと2分、噂のフルーツカフェ「COCOCI....CAFE」があります。
全9席のコンパクトな店内には、天井から吊られたブロカントな照明、組み木細工のテーブルなどこだわりが詰まっています。
ゲストに目が届くように、空間をゆったりとられた、名前どおり心地のよいカフェです。
なるほど、納得!おいしさの秘密
「COCOCHI....CAFE」の魅力の秘密は、仲良し姉妹の息ぴったりのコンビネーション。店名のCOCOCHIとCAFEの間を繋ぐ4つのドットは、“いい”のひらがなをドットに見立てているそう。
お姉さんが商品のデザインを企画、パリの製菓学校「ル・コルドン・ブルー」上級クラス卒のパティシエである妹さんがレシピを担当、とそれぞれの得意分野を分担することで、数々の人気メニューが生み出されています。
さらにご実家が青果物専門商社をされているという背景がおいしさを後押し。しかも、値段がお手頃とあって、行かない理由が見つかりません。
桃1個、カスタードたっぷりの「まるごと桃タルト」
「COCOCHI....CAFE」の人気を不動にしているのは、フルーツの旬によって入れ替わるケーキたち。6月末くらいから登場するのは「まるごと桃タルト」。産地は山梨や長野など、そのときどきで一番状態のよい桃が使われます。
そぉっと桃を下向きにして種をくりぬき、濃いカスタードクリームを注入。やさしく扱わないとすぐに傷ついてしまう桃をまるごと使った、とても繊細なスイーツです。
ぶどう、いちご、チェリー…。旬のフルーツカレンダー
こちらは、冬から春にかけて登場するイチゴショートケーキとイチゴカスタードタルト。登場時期は12月〜4月末くらいまで。
2018年の冬、登場して以来、売り切れの日が続出したイチゴカスタードタルト。薄くカットしたいちごを一枚ずつ重ねて、八重の薔薇を咲かせます。席の予約はできませんが、ケーキは取り置きしてから出かけるのがおすすめ。
いちごが終わると、赤い宝石のような粒が乗ったチェリーベリータルトが登場します。クレームダマンドとブルーベリーを一緒に焼きこんだタルト生地に、2段重ねのチェリー。
上の2粒のチェリーをよくよく見ると、枝をチョコレートでつないで、枝付きさくらんぼの形にしてあります。芸が細かい! 5〜6月くらいまでの商品。
桃のタルトが終わると登場するのが、グレープバブルズチーズタルト。シャインマスカットと長野パープルの2種類が実った房になっていて、枝までちゃんとついています。
どちらも皮ごと食べられるぶどうなので、そのまま食べられます(種はひと粒ずつ、抜いてくれているそう)。タルトはベイクドチーズ味。まるごと桃タルトの販売終了後、イチゴが出回る12月頃までのラインナップです。
四季折々の旬も感じられる、かわいくて遊びゴコロのある果実スイーツ。毎シーズン行きたくなるお店です。京都旅行の目的地のひとつに加えてみて!
Photo:瀬田川勝弘
text:小西尋子
●紹介しているメニューの価格は、フルーツの仕入れ価格によって変動します。
●掲載の内容は取材時点の情報に基づきます。変更される場合がありますので、ご利用の際は事前にご確認ください。