おでかけ
2019.06.13
ステキな洋館も見学できる！中禅寺湖畔クラシカル探訪
男体山を背景に四季折々に美しい景色が広がる、栃木の中禅寺湖。湖畔はもちろん、周囲にたたずむ別荘の広縁から豊かな自然を堪能することができます。中禅寺湖で必見の”日光二大洋館”を見学しながら、緑に囲まれたカフェやベーカリーにも立ち寄りましょう。
Summary
山々が水面に映る湖畔の見事な眺めを堪能!
まず訪れたい中禅寺湖は、男体山の噴火で川がせき止められてできた周囲約25㎞の湖。標高1269ｍの場所にあるので、夏は避暑地としても人気。ボートや釣りなどを楽しむことができます。
10月中～下旬には、山々が赤や黄色に色付いて、湖畔を染めるのも美しい風景です。
華やかな時代を今に伝える別荘
イタリア大使館別荘記念公園は、イタリア大使やその家族が避暑に訪れていた別荘です。
昭和３年(1928)に建てられ、平成9年(1997)まで使われていた建物を復元しており、外壁は周囲の自然に溶け込む杉皮張り。市松模様が印象的です。
広縁には椅子が並べられており、ここに腰掛けて窓越しに湖を眺めれば、優雅な気分を味わうことができます。
２階には寝室が3つ並んでおり、こちらも湖に面しています。窓からの景色が楽しめます。
本邸の１階にある「Caffe Como」は、かつて客室だった部屋を利用しています。湖を見ながらゆっくりコーヒー330円を楽しんでみるのはいかがでしょう？
タンブラーなどのオリジナルグッズも販売しているのでチェックしてみて。
湖のほとりに立つ英国文化を知る洋館へ
明治29年(1896)に英国外交官アーネスト・サトウの個人別荘として建てられ、2008年まで英国大使館別荘として使われていた公園です。外観は黒を基調としていてモダン！湖に面して全面窓になっています。
2016年に復元され、現在では1階は奥日光の歴史、2階ではヴィクトリア朝時代のイギリス文化を展示・紹介するスポットに生まれ変わりました。
2階の広縁は暖かくなると窓が開けられ開放感バツグン。いつまでも座っていたくなります。
2階にある英国交流室。ここからも広い窓から湖を望むことができるようになっています。
2階の広縁の奥にある「南4番Classic」は英国式のアフタヌーンティーを体験できるティールームです。
写真の駐日英国大使館オリジナルスコーンセットは1500円。スコーンには栃木産の小麦「ゆめかおり」、紅茶はイギリスの紅茶ブランド「NEWBY」の茶葉を使っています。
避暑地時代の雰囲気にゆっくり浸れる無料休憩所
中禅寺湖畔ボートハウスは、昭和20年代築の水辺のリゾート施設を復元した無料休憩所。湖とその周辺の緑を眺めながらくつろぐことができます。1階には展示室があり、2階には、まるで湖の上にいるかのような気分が味わえる展望デッキが。お散歩の合間にのんびりできますよ。
■中禅寺湖ボートハウス
住所：栃木県日光市中宮祠2480-1
TEL：0288-55-0880(栃木県立日光自然博物館)
営業時間：9～16時(5月～11月10日は～17時)
定休日：水曜(6～10月は無休、12～3月は冬期休業)
入園料：無料
駐車場：10台
サクトロの必食アップルパイをおみやげに
デニッシュや総菜パン、ハード系など多彩なパンが並ぶFeu de Bois(フウ ド ボワ)。
サクサクの生地に、トロトロに煮込んだリンゴが入ったアップルパイ360円はファンの多い一品で、甘さ控えめなところも魅力です。前日までに要予約となっているので、ご注意を。
■Feu de Bois
住所：栃木県日光市中宮祠2478
TEL：0288-55-1223
営業時間：8時30分～17時30分(売り切れ次第閉店)
定休日：木曜、第1・3水曜(12～3月は冬期休業)
駐車場：なし
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