おでかけ
2019.06.26
都内で1泊3000円台!?“タクシー帰宅より安い”おしゃれホテル
2019年5月、東京・京橋駅近くにオープンした新ホテルブランド「an/other TOKYO（アナザートウキョー）」。近未来的でスタイリッシュな空間でありながら、キャビンの種類によっては1泊3000円台で泊まれることも…！宿泊だけではなくレストランやカフェも充実した都市型ホテルをご紹介します。
東京、京橋から徒歩圏内の都市型ホテル
東京メトロ銀座線・京橋駅から徒歩1分。中央通りから路地を入ったところに位置するスタイリッシュな外観の建物が「an/other TOKYO（アナザートウキョー）」です。ホテルのロゴを配した柱と緑あふれる開放的なテラス席が目印。
ホテルのコンセプトは「an/other=すこしだけ、ちがう。すこしだけ、あたらしい。」
際立った斬新さではなく、スタンダードな価値観から少しだけひねった表現が特徴的です。
テーマカラーは、モダンで落ち着いた雰囲気が漂うグレージュ。アクセントとしてピンクゴールドのようなカッパーを取り入れています。
ホテル内のサインや装飾も普通の四角形ではなく、角を落とした八角形になっているところがユニークです。
2階のレセプションで目を引くのは、ソニー株式会社とコラボした次世代型のデジタルサイネージ。八角形のフレームに日時、天候、企業広告などの映像が投影されており、ゲストにさりげなく情報発信を行なっています。
インテリアに溶け込んだデザインなので、とても自然な感じに見えますね。
客室は全200室で、キャビン（136室）とコンパートメント（64室）の2タイプ。キャビンは男女別のフロアで、各階ごとにアクセスキーを導入しているため、女性一人でも安心感があります。
キャビンはS、M、Lの3サイズで、コンパクトながら包まれるような感覚を大切にした設計。
写真はSサイズ（約2.5平米／3900円〜）でベッド周りをカーテンで仕切っています。日によってはタクシー代より安くなるので、すぐ予約が埋まってしまうとか！
Mサイズ（約4.6平米／5900円〜）は上下2段タイプのキャビン。ベッドの横には小さなテーブルとソファー、ロッカーが設置されたスペースがあります。
下段キャビンはこのような感じ。ベッド幅は100cmほどあり、マットレスの寝心地も抜群です！足元にはテレビが設置されていてヘッドフォンをつけて利用できます。
個室のコンパートメントもSサイズ（約13平米／1泊10600円〜）、S2サイズ（約13平米／1泊11000円〜）が人気。写真のS2サイズはベッド幅が140cmと大きめなのが特徴。シンプルながらも必要な家具やアメニティを揃えた快適な空間となっています。
思わず使いたくなるアメニティの数々
キャビンとコンパートメントに用意されたアメニティにも注目！バスタオル、フェイスタオル、スリッパ、スキンケアセット、歯ブラシセット、ヘアブラシ、コットン、綿棒、シェイバークリームが入っています。ルームウェアもグレージュカラーで、客室フロアのみ着用可能です。
こちらはキャビンの宿泊者が利用するシャワーブース。
写真では見えませんが、6室それぞれにA〜Dのアルファベットが表記されたランプがありおしゃれです。珪藻土のバスマットを使用しており、濡れた足もすぐに乾きますよ。
シャンプー、コンディショナー、ボディソープはラグジュアリーホテルで導入されるバスアメニティブランド「TAYIV（タイヴ）」とコラボしたもの。
モロッコの希少植物油アルガンオイルを使用していて、髪の毛やお肌にたっぷり潤いを与えてくれます。
パウダールームもきれいで広々としています！「JAMES MARTIN（ジェームズマーティン）」のハンドソープや除菌用アルコールを導入しており、除菌や消臭対策もバッチリです。
引き出しの中には「cado cuaura（カドークオーラ）」のノーズレスドライヤーが！
吹き出し口をカットすることで軽量化を実現しており、パワフルな風量であっという間に髪が乾きます。
さらに「naturam（ナチュラム）」のヘアーアイロンもあり、気軽にアレンジできるのがうれしいですね。
虎ノ門の名店の元シェフが手がける絶品グルメ
2階レセプションの隣にあるのが、モダンなインテリアが広がるレストラン「EAT an/other」。
こちらで腕を振るうのは、虎ノ門の名店「レストラン立山」の元シェフ・佐藤修氏。オーセンティックな洋食に新しい要素を加えた独創的なメニューを提供しています。
なんと今回、こちらのレストランで“「るるぶ＆more.」を見た方限定の特別メニュー”をご用意いただきました！
それがこちらの「ヘルシーセット」（サラダ、スープ、バケットの3点セットで税込1800円）。
とろ〜りチーズと濃厚な味わいのオニオングラタンスープ、外がカリッと香ばしくなかはもっちりしたバゲットの組み合わせがたまりません！
自家製ドレッシングをかけた野菜たっぷりのグリーンサラダも食べ応えがあります。
健康や美容を気遣う女性におすすめのメニューです！
洋食のメニューでぜひ頼みたいのが「昔ながらのナポリタン」（税込1150円）。赤ウインナーがトッピングされた見た目に惹かれますね！
細麺のパスタに濃厚なソースがよく絡まって、どこかほっとする懐かしい味わい…。銀色の食器もレトロな雰囲気を盛り上げてくれます。
1階の「CAFE an/other」ではコーヒーやカクテル、サンドウィッチなど、気軽に味わえるメニューを提供しています。店内にはカウンターやテーブル席、外にはテラス席もありますので、ゆっくりと過ごすのもおすすめです。
こちらでは中目黒の人気コーヒースタンド「Sidewalk Stand（サイドウォーク・スタンド）」が提供するコーヒー豆を使用。バリスタが淹れたおいしい「カフェラテ」（税込450円）も味わえますよ。
宿泊の場としてだけではなく、カフェで待ち合わせをしたり、終電後にふらりと飲みに行ったりなど、さまざまなシチュエーションで利用できる「an/other TOKYO」。
いつもの日常がほんの少し彩られる、そんなとっておきの場所になるかもしれませんね。
■an/other TOKYO（アナザートウキョー）
住所：東京都中央区京橋2-5-4
TEL：03-3561-0254
チェックイン：15時〜（プランにより異なる）
チェックアウト：〜11時（プランにより異なる）
Text & Photo : 成瀬亜希子
Photo：an/other TOKYO
●掲載の内容は取材時点の情報に基づきます。変更される場合がありますので、ご利用の際は事前にご確認ください。
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