おうちで手軽に本格わらび餅【kyoko_plusのレシピ&テーブルコーデvol.10】

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記事を書かせていただくのも10回目になりました。記念すべき10回目、見た目は地味なのですが、自宅で簡単にできるわらび餅のレシピをご紹介します。わらび餅といえば、スーパーで気軽に購入できる、透明のぷりぷりしたわらび餅を思い浮かべる庶民派な私ですが(笑)、今回ご紹介するのは、国産の本蕨(わらび)粉を使った本格派!合わせるきな粉やお抹茶にもちょっとこだわってみました。

Summary

こだわりの材料で京都気分

今回お取り寄せしたのは、京都の本蕨粉、きな粉、そしてお抹茶。

まずは本蕨粉。
わらびの味も匂いもしませんが、その名の通り、山菜のわらびの根を粉にして作ったデンプンです。わらびだけで作ると高価なので、芋由来のデンプンを使ったわらび餅もたくさんあります。
今回は本蕨粉と本葛(くず)粉をブレンドした、扱いやすい粉を使用しました。

お次はきな粉。
京都のきな粉専門店で、和菓子が大好きな息子が、お皿をなめる勢いで食べていたのを思い出します…。こちらのきな粉もさすが本場京都からお取り寄せしただけあって、香りもよく、溶けるような口溶けでした。

そしてお抹茶。
抹茶にもピンからキリまであるのですが、手に届きやすく、発色のよい京都の抹茶をお取り寄せしました。

【レシピ】とろりんわらび餅

材料/
【とろりんわらび餅】
本蕨粉…1個
上白糖…50g
水…600cc
きな粉…50g
黒糖(なければ上白糖でも)…10g
塩…少々
抹茶…30g
上白糖…30g


鍋に本蕨粉と水200ccを入れ、固まりがなくなるまでよく混ぜます。
溶けたら、残りの水と上白糖を加え、さらによく混ぜます。


鍋を火にかけて、中火にかけます。
耐熱性のゴムべらもしくは木べらで、底から絶えずかき混ぜて。


わらび餅の色がかわってきたら弱火にし、さらに2分ほど混ぜます。
ちょっと力が必要ですが、焦げないようにたえず下からかき混ぜてください。


このように生地が半透明になったら完成です。


きなこ、黒糖、塩を混ぜ、バットに敷いておきます。
できあがったわらびもちの半量をバットに入れ、上下を返してきなこをまぶします。


粗熱が取れたら、お好みの大きさにちぎり取ったり、ぬらした包丁で切ったりして、一口大のサイズにします。


抹茶も同様に。
抹茶と上白糖を加えたバットに、残りのわらびもちを入れます。
抹茶はつけすぎると苦くなってしまうので、軽くつける程度にします。


お好きなお皿に盛って、追いきなこ、追い抹茶でいただきましょう。
黒砂糖と水(同量)を煮詰めて作った黒蜜をかけてもおいしいですよ!

とろける喉越しでほっと一息

我が家の和菓子王子(息子です(笑))も絶賛の本格わらび餅。

本蕨粉と葛粉を混ぜたわらび餅粉は、冷蔵庫に入れても固くなりにくいのが特徴なので、お客様にお出ししても大丈夫。

また、500g~700gと水の量を調整すると、ぷりぷりのわらび餅から、限界まで柔らかなわらび餅まで自由自在に作れますので、ぜひお好みの固さを見つけてみて。

よかったら、ぜひお試しくださいね。

photo:kyoko_plus

●掲載の内容は記事制作時の情報に基づきます。変更される場合がありますので、ご利用の際は事前にご確認ください。

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