映える写真が自由に撮れる!「和のあかり×百段階段2019」開催
東京・目黒のホテル雅叙園東京にある、東京都指定有形文化財「百段階段」で夏の人気企画『和のあかり×百段階段2019』が開催。青森から鹿児島まで40にも及ぶアート作品が一堂に。美しいライティングと作品の数々はどこを撮ってもフォトジェニック!
Summary
例年人気のアート展が今年も開催
2019年7月6日(土)~9月1日(日)の約2カ月間、ホテル雅叙園東京にある文化財『百段階段』で開催されるアート展「和のあかり×百段階段2019」。5回目を迎える今回のイベントは「こころの色彩」をテーマに懐かしさと新しさが融合する展示構成です。
大小さまざまなアート作品を間近で見られる
展示作品は、北は青森から南は鹿児島まで40にも及ぶ個人・団体が出品。部屋全体を彩る大型のものから、七宝のアクセサリー、江戸切子や植物を使ったものまで大小さまざまな作品が、各部屋に展示されています。どの作品も間近で見ることができるのもうれしいところ。部屋全体を見てみたり、近寄って作品の細部を見てみたり。。。いろいろな楽しみ方ができるのも、このアート展のみどころです。
あかりの美しさを撮影!
このアート展の魅力の一つは「あかりの美しさ」。それぞれの作品に合うように施された絶妙なライティングに思わずため息。
しかもどの作品も撮影OK!三脚の使用はできないので、手ブレに注意が必要ですが、繊細な作品の魅力とあかりの美しさは撮影してみたくなります。
会期中はインスタグラムキャンペーンもあるそうなので、素敵な写真が撮れたら応募してみましょう!
作品同士のコラボレーション美を体感
1つの部屋に複数の作品で空間を演出するコラボレーションもみどころの一つ。なかでも「草丘」のアートは浴衣姿で写真を撮りたくなる「映える」スポット。
欄間を使って映写するサンドアート
さらに、今回のアート展で初の試みとなる、欄間などに映写する展示にも注目。99段の階段を上がった一番上の部屋「頂上」でみられます。ここでは京都の「洛中髙岡屋」さんの“おじゃみ座布団”にすわってサンドアートをゆったりと楽しむことができます。砂を使って描く不思議な世界観は、見ていると時間が経つのを忘れてしまいます。
建物自体もアート
会場となる『百段階段』も見ごたえある文化財。『百段階段』は通称で、ホテル雅叙園東京の前身である目黒雅叙園3号館にあたります。1935(昭和10)年に建てられた木造建築は重厚感たっぷり。食事を楽しみ、晴れやかな宴が開かれた7部屋を99段の長い階段廊下でつないでいるので『百段階段』とよばれているそう。ケヤキ板の階段や各部屋の天井や欄間はもちろん、窓や梁などの細部にも注目してみるのもおすすめです。
浴衣で楽しめるおすすめプラン
ホテル雅叙園東京では、最新浴衣柄から好きなデザインを選んで、スタッフによる着付け+レストランでの食事+百段階段見学がセットになったプランを2019年9月30日(月)まで発売中。9月1日(日)までは「和のあかり展」も鑑賞できるうえ、着つけてもらった浴衣、小物類(帯、下駄、巾着など)は持ち帰りもできる、とってもお得なプラン。料金はランチで1万3500円、ディナーは1万6000円。男性もOKなので次のデートプランにいかが?
日本の伝統美とあかりのコラボ。紹介した作品のほかにも素敵なアート作品がいっぱいでした。天候にも左右されず楽しめるアート展。この夏、カメラ片手にぜひお出かけしてみてください。
■「和のあかり×百段階段2019~こころの色彩~」
開催期間:2019年7月6日(土)~9月1日(日) ※会期中無休
開催時間:10~17時(最終入館16時30分)、金・土曜および8月11日~18日は~20時(最終入館19時30分)※ 8月10日は17時まで
入場料:1600円
※全作品写真撮影可能(三脚・フラッシュ・商用撮影NG)
Text:田島暁美
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