おでかけ
2019.07.20
長瀞の絶景パワースポット「寶登山神社」は都心から90分！週末の1人旅・観光にもピッタリ
秩父長瀞にある「寶登山神社」は、「ミシュラン・グリーンガイド・ジャポン」で埼玉県初の一つ星を得た神社。きらびやかな社殿と日本武尊（やまとたける）の伝説、そして四季折々に楽しめる絶景が魅力。金運アップや縁結びのご利益があるといわれていますよ。運が良ければ、“雲海”が見られる可能性も…！次のお休みの参考にしてくださいね。
伝説と色彩に彩られた神社
約1900年前の大昔。東国平定で宝登山山頂を目指していた第12代景行天皇の第2皇子である日本武尊一行。その途中で山火事の窮地に陥ったそうです。
そのとき、どこからともなく現れた白や黒の犬たちが火を消し止め、一行を無事に山頂に案内し姿が見えなくなったんだとか。
日本武尊は、この犬たちは“山の神”の使いであろうと思い、この山を「火止山（ほどやま）」と名付けて山頂に神々をまつったのです。
これが「寶登山神社（ほどさんじんじゃ）」のはじまりでした。
初代の“神武天皇”、山の神”大山祇神”、火の神”火産霊神”の三神が祀られている宝登山山麓にある社殿は、江戸時代末期に建て替えられたもの。
ご鎮座1900年記念事業により彩色され、きらびやかな中にも荘厳さのある風格は、ミシュランに選ばれた要因のひとつです。
境内には、宝登山の山頂に向かう日本武尊が“みそぎ”をして身を清めたといわれる、伝説の泉もあるんです！
さらに、境内には、長寿・福縁のパワースポットであるご神木「相生の松」も。その松にちなんだ「相生（むすび）のお守り」もありますよ。
神社最強ともいわれるパワースポット
本社の参拝が済んだら、宝登山山頂にある「奥宮」を参拝しましょう。
山頂に向かうにはロープウェイを使いますが、自信がある方は日本武尊さながらハイキングコースを歩いて登るのもよいかもしれませんね。
頂上の「奥宮」は日本武尊伝説そのものの社で、華麗で荘厳な本社に比べ神秘的な空気が流れています。
“スピリチュアルなパワーで心が浄化する”といわれているパワースポットなのです。
「火止山」は、“平安時代に宝珠が輝き飛翔した”という不可思議な変異から「宝登山」と改められました。
文字通り火災盗難などのご利益で知られていましたが、後世、“宝の山に登る”という縁起のよさから金運アップのご利益でも知られるようになりました。
四季折々の絶景も楽しめる
「寶登山神社」が、ミシュラン一つ星を得た要因のもう一つが、そのうつくしい景観。
冬の“ロウバイ”、春の“桜”、そして秋の“紅葉”など、四季折々に参拝客の目を楽しませてくれます。
宝登山から見える秩父の街並みや秩父のシンボル「武甲山」などの光景は、ずっと見続けても飽きませんね。
また、“雲海”が見られるスポットとしても注目を集めています。
特に11月の発生率が高いとのこと。
この時期は、期間限定で早朝からロープウェイが運行されるようなので、チャレンジされてみてはいかがですか。
ありがたいご利益と癒しの絶景。「寶登山神社」、ぜひお参りしてくださいね。
Text&Photo:70.Qanai
Photo:寶登山神社
●掲載の内容は取材時点の情報に基づきます。変更される場合がありますので、ご利用の際は事前に確認ください。
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