ここ一番のおもたせスイーツ!京都の瓶入りスイーツは味も見た目も◎

ここ一番のおもたせスイーツ!京都の瓶入りスイーツは味も見た目も◎

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2018年10月にオープンした「ナンポルトクワ」は、たくさんの観光客で賑わう錦市場のすぐそばにあります。そこはかつて、京都きっての人気パティスリー「オ・グルニエ・ドール」があった場所。その味を受け継いだ瓶入りスイーツやケーキはメディアにも取り上げられ、京都土産の新定番として話題を集めています。

Summary


パティスリーとは思えない、遊びゴコロ溢れる店内

阪急烏丸駅から歩いて約5分のところにある、小さな間口のこじんまりとしたお店。錦市場のほど近く、阪急河原町駅からも徒歩圏内なので、観光の合間にも気軽に立ち寄れる立地です。
フランスの「アラン・シャペル」にて日本人初の3つ星レストランのシェフパティシエを勤めた西原金蔵さんが自身の店「オ・グルニエ・ドール」を65歳を期に閉店し、息子さんにバトンタッチ。現オーナーシェフの西原裕勝さんは、18歳でフランスに渡って修行を積み、フランスの製菓の国家資格を取得。パティスリー界のレジェンド「ピエール・エルメ」のパリ本店や、実家の「オ・グルニエ・ドール」等での経験を経て、2018年に妻の杏菜さんと夫妻で店を構えました。

中に入ると、ここがパティスリー?と思うような、モダンでスタイリッシュな空間。イートイン用のカウンター席があり、壁にはポップアート作品やポスターなどが飾られています。「ちょっとユニークな海外の雑貨屋さんのようにしたかった」と話す西原さん。待ち時間があるときも退屈せず、店内を眺めて過ごせます。お店の奥からは、ケーキの焼けるいい匂いが漂ってきます。

枯山水をイメージした和の庭園風のショーケースの中には、瓶スイーツ、タルト、ショートケーキ、テリーヌなどが並びます。こうして並べられていると、ケーキ一つひとつもまるでアート作品のようです。

お土産にも、ホテルで食べても。瓶入りスイーツは全部で5種類

見た目にもおしゃれな瓶入りスイーツは全部で5種類。北海道産の濃厚な牛乳と、錦市場に店を構える三木鶏卵の卵を使ったシンプルなプリン「クレーム・カラメル」(写真右から2番目・380円)をはじめ、チャイのような味わいの「ジャスミンティーのクレーム」(写真左端・530円)、香りのよい宇治産の特上ほうじ茶を使った「ほうじ茶ブランマンジェ」(写真中央480円)などがあります。

パッションフルーツとオレンジの果肉がのった「ヴェリーヌ・トロピック」(写真左・530円)と、フランボワーズのジュレがのった「ヴェリーヌ・フロマージュ」(写真右・530円)は、クリームチーズを使ったスイーツで、言うなれば「瓶入りのチーズケーキ」。瓶に詰めることで、型崩れを気にせずよりなめらかな食感に仕上げられるのです! どれも口溶けのよさがたまらない、バラエティに富んだ瓶入りスイーツ。お土産にしても、購入してホテルでゆっくり味わうのもいいですね。

ネットでは即完売!話題のリンゴのタルトが店頭なら買えるかも?

「リンゴのタルト」(写真奥・420円)は、先代の味をそのまま引き継いだお店の看板商品。9月末~5月頃までの季節限定販売です。生地の上に生クリームに浸したリンゴ、砂糖、バターをのせてオーブンで焼き上げるというシンプルなレシピ。材料の甘味がぎゅっと凝縮されたエキスが生地にしみこみ、どこにもない味わいの豊かな風味に仕上がります。
「かんきつ類のタルト」(写真手前・500円)は、ピスタチオとアーモンドを使ったコク深い生地と、かんきつ類のフレッシュさが絶妙に合わさった一品。レモンクリームが間に挟まり、さっぱりとしたあと味です。

ブレンドコーヒー(300円)とともに、店内でのイートインも可能です。「ナンポルトクワ」とは、フランス語で「なんでもあり」という意味で、型にはまらないお店作りを目指しています。チョコレートケーキにガラムマサラなどのスパイスを使ったり、抹茶のケーキには白あんをたっぷり使い和菓子風に仕上げたりと、シェフの多彩なアイディアがいっぱいです。
ここでしか食べられない特別なスイーツを求めて、ぜひ足を運んでみてくださいね!

text:並河智子(ウエストプラン)

●掲載の内容は取材時点の情報に基づきます。変更される場合がありますので、ご利用の際には事前にご確認ください。


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