歴史あるJR奈良駅旧駅舎にあるスターバックスで、旅の合間の小休止

歴史あるJR奈良駅旧駅舎にあるスターバックスで、旅の合間の小休止

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近代化産業遺産に指定されているJR奈良駅旧駅舎内にある「スターバックス」。観光案内所を併設していて、市民のみならず多くの観光客も利用する利便性の高いカフェとして、いつも多くの人で賑わっています。外観の重厚なつくりは、新たな観光名所にもなりつつあるほど。奈良県産の木を使用した雰囲気ある内装や数々のアートワークも必見です。

Summary


古都奈良にふさわしい 歴史情緒ただよう建物

JR奈良駅旧駅舎は、現在JR奈良駅の東口駅前広場の一角に建ち、奈良市総合観光案内所としても使用されています。1934(昭和9)年に国鉄奈良駅として建てられ、2003(平成15)年まで駅庁舎として使用されていました。 屋根の最上部には寺院風の相輪が設けられ、四隅には風鐸が吊り下げられていて、仏塔の雰囲気が漂います。ライトアップされた夜の建物も幻想的。

建物内部の天井は高く、広々とした印象。東大寺などの寺院建築にもみられる格天井と呼ばれる格式高い造りになっています。 観光案内所の案内カウンターを取り囲む朱色の柱は、平城京跡にあるものを原寸大で復元。古都奈良の趣を感じます。その奥にあるのがスターバックス。

奈良県産の杉材を利用したアートワークの数々

お店の正面入り口の左手にある大きなアートワークは、奈良県の伝統工芸である奈良晒(さらし)に、コーヒー農園の様子を描いたもの。フレームは、奈良県十津川村の深い森でとれる杉材を利用して作られ、地域とコーヒーとのつながりを表現しました。

奈良県産の杉材をキャンバスと見立て、スターバックス発祥の地、アメリカのシアトルの1号店を描いたイラストや、コーヒー豆、奈良晒の産地でもある月ヶ瀬村の風景などの写真を印刷し、オリジナルのアートワークも設置しています。 壮大なコーヒー農園を想像し、「ここで働く農家さんのコーヒーを飲んでいるのかなぁ」と異国の地に思いを馳せたり…。ちょっとしたアート展にいるような気持ちになります。

入口に設置されている店名のロゴが入った看板やオーダーカウンターにも奈良県産の杉材が使用され、木の素材感やぬくもり、あたたかさを感じます。地元の自然素材があちこちに使われていて、居心地のいい、ほっと落ち着く空間に。

ひと口が止まらない 人気のラテとオリジナルチョコを使ったスコーン

広々とした印象の店内は、大人数でも利用できるコミュニティテーブルや短時間での利用に使いやすいハイチェア、ベンチシートなど、さまざまなニーズに対応できるよう、座席のバリエーションが豊富です。 旅の合間のひと息や家族や友人と旅の計画、ひとりで読書を楽しんだりと、それぞれの時間を有意義に過ごせそう。

スターバックスラテhot 380円Tallサイズとチョコレートチャンクスコーン 250円(ともに税別)
スターバックスラテhot 380円Tallサイズとチョコレートチャンクスコーン 250円(ともに税別)

エスプレッソにミルクがたっぷり入った「スターバックスラテ」は、JR奈良駅旧駅舎店のみならず、全国的にも人気のエスプレッソドリンク。濃いめのエスプレッソにスチームミルクを注ぎ、なめらかに泡立てられたフォームミルクをトッピングしています。

これにベストマッチするのが、スターバックス定番の人気商品「チョコレートチャンクスコーン」。ヨーロッパ産の発酵バターを使った生地に、たっぷりのチョコレートが入っていて、外はざっくり、中はしっとり! チョコレートは、世界中からカカオ豆の産地を厳選し、コートジボワールなど5カ国のものを採用。スターバックスのコーヒーに合うようにローストから配合までこだわって開発されたオリジナル。コーヒーとあわせて味わいたい人気のスコーンは、小腹がすいた時にもぴったり。

旅先で出合う、いつもより建物や空間がちょっと素敵なスターバックス。飲みなれているドリンクが美味しく感じるかもしれませんね。 古都・奈良を感じるスターバックス、JR奈良駅を通る際には、ぜひのぞいてみてください。

text:よしおかまさこ(ウエストプラン)


●掲載の内容は取材時点の情報に基づきます。変更される場合がありますので、ご利用の際は事前にご確認ください。


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