全国のパンマニアが集う!小麦の風味を感じられるおいしいパンとの出合い
大阪市平野区の「パンとお話 Appleの発音」は、ご夫婦で営むベーカリー&カフェ。全国のパンマニアがわざわざ足を運ぶほどの美味しさもさることながら、パンに付けられたユニークなネーミングも魅力だそう。そんな噂を聞きつけ、るるぶ&more編集部が早速お店にお邪魔してきました!
住宅街の一角にひっそり佇む小さなベーカリー&カフェ
Osaka Metro谷町線平野駅から5分ほど。閑静な住宅街の一角にひっそりとお店を構えるこちらは、リンゴをイメージした可愛らしいネオンが目印です。
天然酵母を用いたパンは、どれも国産小麦の風味を生かした優しい味わい。マニアがわざわざ通うベーカリー&カフェ、一体どんなお店なのでしょうか?
これはどんなパン? ユニークなネーミングにワクワク
ショーケースには、店主の感性によるユニークなネーミングのパンがずらりと並びます。「幼い頃から物語を書くのが好きで。それを仕事に活かせないかと考えた結果、パンにタイトルや物語を付けて販売することを思いついたんです」と、店主の青木さん。
もっちりとした食感がクセになる山型食パンは、噛むほどにしっかりとした小麦の風味を感じられます。パンの真っ白なキャンバスに、ジャムやバターで自分らしい彩りを与えて。
バターたっぷりの生地を何層も重ねたクイニーアマンは、バラの花をイメージ。カリッとあめ色に焼き上げられた魅惑のルックスにも惹かれます。
しっとりと柔らかな“何て呼べばいいんだろう”や全粒粉を使った自家製酵母のフランスパン“心柱”など、ソフトからハード系まで多彩にラインナップ。思わずどんなパンか気になってしまいます。
手作りの絵本を眺めながら優雅なカフェタイムを楽しんで
店内の奥にはカフェを併設し、コーヒーや紅茶といったドリンクをサーブ。テーブルには青木さんが文章を書き、奥様が挿絵を担当した手作りの絵本が置かれ、パンにまつわる物語を読むことができます。
食べ切りやすいミニサイズのキューブ型食パン“箱レター”は、シンプルな味わいが特徴の看板メニュー。売切れ必至なので、気になる方は焼き上がり時間を事前にチェック!
バターの風味が口のなかにジュワッと広がる“バラおじさん”は、マイルドなカフェラテとともに。落ち着いた空間で、のんびりとした時間を過ごせます。
手作りの絵本はぜひ目を通してみて。リズミカルな文章や優しいタッチの挿絵に、心が安らぐこと間違いなし。 独特の世界観を持った「パンとお話 Appleの発音」。パンはもちろん童話や絵本がお好きの方は、一度足を運んでみることをおすすめします!
Text:六車優花(TRYOUT)
Photo:中村光明(TRYOUT)
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