川越のシンボル・時の鐘をバックに樽生のコエドビールで乾杯!

川越のシンボル・時の鐘をバックに樽生のコエドビールで乾杯!

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今度のお休みはふだん頑張っているご褒美に、お酒旅でチルアウトしませんか? 好評発売中の、お酒旅をテーマにしたJTBのMOOK「東京から行く週末おいしい旅〜お酒TRIP〜」。この本とコラボして、お酒好き女子にぴったりなスポットを連載記事でご紹介。第三回目は池袋駅から電車で約30分。古くから商人の街として賑わい、“小江戸”と称される川越へ。 歴史ある神社、名物のさつまいもや河越抹茶を使ったスイーツが楽しめるお店などが点在し、観光名所として多くの人に親しまれています。 川越を舞台にしたお酒旅で外せないのが“コエドビール”。 今回はこちらをテイクアウトで気軽に楽しめるスポットをご紹介します。

Summary


創業130年以上、鐘つき通りにある老舗酒店

川越のお酒旅の主役は、川越のシンボル・時の鐘がある鐘つき通りに面した「舛屋酒店」。
明治20年頃から続いている老舗の酒屋さんです。

このお店で飲みたいのが“小江戸”を冠した、川越の地ビール・コエドビール。川越を拠点とするコエドブルワリーがドイツの醸造技術を取り入れて造っており、国際的なコンテストで数多くの賞を受賞。

ビールの本来持っている色、香り、味、のど越し、すべてを楽しめるコエドビールは、高い評価を得ています。
お店では、定番の6種類のビンと缶、限定醸造の商品を販売。おみやげにもおすすめです。

そして今回の旅の主役が、テイクアウトOKのコエドビールの“樽生”。
風情ある町並みを眺めながら、最適な温度と泡付けがされた理想的な一杯を飲む、至福のひとときを過ごして。
お店では「瑠璃(るり)」ともう1種類(主に「鞠花(まりはな)」)を樽生で提供しています(1杯370円)。
ぐびっと飲む前に時の鐘をバックに写真を撮り、飲み旅の思い出に…。

「時の鐘」と同じ大工によって造られた建物もチェック

ビールがおいしいのはもちろんのこと、もう一つ注目したいのが建物。
なんと明治27年(1894)に再建された「時の鐘」を手がけた大工・関根松五郎によって建てられています。
蔵造りの町並みのなかには関根松五郎によって造られた見世蔵造りの建物が多く残っていますが、こちらのお店は珍しい「町屋造り」になっています。

店内には建物の上棟式に参加した職人の名前が書かれた板も置かれ、棟梁として「関根松五郎」の名前もあります。
そんなところにも注目しながら、川越の地がはぐくむコエドビールを楽しんでみてください。

ビールを飲んだ後は川越の街を散策しよう

ビールを味わった後は、蔵の街に時を届ける、時の鐘を見学しても。鐘がなるのは6時、12時、15時、18時の計4回。
「残したい日本の音風景100選」にも選ばれています。

さつまいも&河越抹茶のスイーツやおみやげを探すなら、川越の中心地・川越一番街へ。
現在も30数棟が残る蔵は一軒一軒異なる造りになっています。
最近では、さつまいもを使ったインスタ映えスイーツを提供するお店も増えているので、そちらにも寄り道しながら散策を楽しんで。

■舛屋酒店
住所:埼玉県川越市大手町14-3
TEL:049-222-1500
営業時間:9時30分〜18時
定休日:無休

■川越一番街
住所:埼玉県川越市幸町・元町周辺
TEL:049-222-5556(川越駅観光案内所)
営業時間:店舗により異なる
定休日:店舗により異なる

(Text 宮田麻衣子、Photo 桧原勇太)

●掲載の内容は取材時点の情報に基づきます。変更される場合がありますので、ご利用の際は事前にご確認ください。
●この記事は『東京から行く週末おいしい旅~お酒TRIP~』の過去に掲載した記事を元に作成しています。

JTBのMOOK
『東京から行く週末おいしい旅~お酒TRIP~』

今回ご紹介した川越など首都圏周辺エリアのお酒スポットが1冊に!長年愛される酒蔵や注目のブルワリー・ワイナリーなどお酒スポットを主役に、気になるカフェや雑貨店、観光地も合わせてご紹介します。

掲載エリア:川越、鎌倉、茅ヶ崎、成田、足利、宇都宮、茨城、勝沼、甲府、新潟、信州、東京 and more!

人気イラストレーター・たなかみさきさんがお酒女子をモチーフに描き下ろした特別付録『お酒ステッカー』にも注目です。

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