お目当ての商品がない! そのときアナタは手ぶらでお店を出られる?
せっかくお店まで足を運んだのに、お目当ての商品がなかった… というのはよくある話。ではお目当ての商品がなかったとき、あなたはそのままお店を出られますか。世の中には、“何も買わずに店を出られない”という人も少なくないようです。そこで今回は、手ぶらで出られない理由を探ってみます。
コンビニは平気だけどパン屋はダメ?
ネット上などを見てみると、手ぶらで出られない理由は様々なよう。たとえば“店員さんの目”が気になる人もいれば、「お店に申し訳なくて…」と思う人もいます。中には「物欲に勝てない」「何かを買わないと損した気分になる」といったコメントも。
手ぶらでお店を出られない理由は人それぞれ。どこのお店に行っても手ぶらでは出られない人がいる一方で、“ケースバイケース”という人も多いようです。その一例を挙げると、「コンビニは例外的に平気」「すごく感じの良い店員さんだと申し訳なく感じる」「服を試着して手ぶらで帰るのは勇気が必要」「パン屋とか小さい個人の店だと手ぶらは出にくい」などの声が。
買う・買わないといえば、以前放送された『ホンマでっか!? TV』では“コンビニでトイレを借りたとき、何か買う? 何も買わない?”というテーマで議論を実施。番組MCの明石家さんまさんなどが“買う派”につく一方で、鈴木奈々さんやウド鈴木さんは“買わない派”を選んでいました。
さらに番組では、専門家たちが“コンビニのトイレ利用”について言及。流通評論家・渡辺広明さんによると、街の生活インフラとしてトイレを解放しているコンビニも多いそう。そのため「買う必要はない」と前置きした上で、じつは「買ってもらう工夫がなされている」と明かしていました。
たとえばトイレの扉によく「一声おかけください」と張り紙がされていますが、あれも買ってもらう戦略の1つ。一声かける際に店員さんの顔を見ると、客は“申し訳ない買い”を誘因されるそう。
とはいえ、申し訳ないからといってアレコレ買うのはナンセンス。せっかく外に出たからには、“買って良かった”と思える買い物をしたいところですね。