都心から1時間で癒される~!週末は映え&リフレッシュ尽くしの相鉄線さんぽ

都心から1時間で癒される~!週末は映え&リフレッシュ尽くしの相鉄線さんぽ

食・グルメ フォトジェニック リフレッシュ アクティビティ 癒し 日帰り温泉
Twitter Facebook LINE はてなブックマーク Pocket

2019年11月30日に相鉄線とJR線の相互直通運転がスタート。恵比寿・渋谷・新宿から乗り換えなしで相鉄線沿線にアクセスできるようになり、利便性がぐっとアップしました。注目が集まる相鉄線沿線は、都心から1時間以内でアクセスできるとは思えないほど自然が豊かで、気軽にリフレッシュできるエリアなんです。

Summary


日帰りで満喫!相鉄線を遊び尽くす2つのモデルコース

相鉄線は横浜~二俣川~海老名の本線、二俣川~湘南台のいずみ野線という横浜市中心部から神奈川県県央エリアを結ぶ鉄道路線。2019年11月30日には、相鉄線西谷駅と新駅「羽沢横浜国大駅」に新線が敷かれて、相鉄・JR直通線が開通しました。

たとえば、JR新宿駅~相鉄線二俣川駅は、以前は1時間近くかかりましたが、最速44分に短縮。乗り換えなしというのも快適です。

今回は相鉄線沿線で1日遊べる2つのモデルコースをご紹介。カメラを持って出かけたい映えスポットめぐりコースと、体を動かしてリフレッシュするアクティブコース、お好みで選んで出かけてみて。


モデルコース#1 カメラを持って映えスポットめぐり

平沼橋駅



優雅な気分に浸れるバラの庭園
【A】横浜イングリッシュガーデン

映えスポットめぐりは「横浜イングリッシュガーデン」からスタート。1800品種2000株以上のバラが咲き誇り、世界バラ会連合世界大会2018で日本からは唯一、優秀庭園賞を受賞したという実績を誇るスポットなんです。横浜駅から相鉄線でひとつ目の平沼橋駅近くにこんなにロマンチックな庭園があるなんて驚きですよね。

香り高い四季咲きのバラがふんだんに栽培されていて、春から秋まで楽しむことができます。中でも見頃は5月中旬と10月中旬~11月中旬頃。バラを基調に横浜の気候風土に合った草花や樹木をバランスよくちりばめながら、区画ごとにテーマを分けて植樹されています。

アジサイの時期のディスプレイ
アジサイの時期のディスプレイ

バラの開花期以外も見どころはいっぱい。春は30品種以上のサクラ、初夏は約300品種のアジサイが咲きます。ハロウィンやクリスマスといった季節のディスプレイも楽しみ!

※入園料は「横浜イングリッシュガーデン」公式ホームページ : http://www.y-eg.jp/を確認

電車で約3分



天王町駅

活気あふれる“ハマのアメ横”で食べ歩き
【B】洪福寺松原商店街

天王町駅から徒歩8分の場所の「洪福寺松原商店街」は、横浜を代表する商店街。安くていい物が買えると評判で、平日の午前中から写真のような賑わいなんです。

通りには八百屋さんや鮮魚店、精肉店、衣料品店、花屋さん、ベーカリーなど約70店が軒を連ねています。店先にも商品が所狭しと並べられ、店員さんの呼び声も賑やか。

活気に満ちた雰囲気を楽しみながら食べ歩き。お団子やソフトクリーム、たい焼き、焼き鳥、焼き芋などなど、おいしそうなものをたくさん発見しました。

徒歩10分


無料で見られる野外ミュージアム⁉
【C】横浜ビジネスパーク

「横浜ビジネスパーク」は、野村不動産が手掛けるオフィスビルやスポーツ施設、レストランなどが一堂に会したエリア。オフィス街とも都市公園ともいえるような美しく整備された空間が広がり、アーティスティックなオブジェも点在しています。

写真はベリーニの丘の中心部分、水のホール。円形の池の周りは回廊になっていて、均等に並んだ四角い空洞が水面に映り、とっても幻想的。野外ミュージアムのようで、フォトジェニックな写真が撮れます。

ベリーニの丘を中心とした広さ約13万㎡のビジネスセンター
ベリーニの丘を中心とした広さ約13万㎡のビジネスパーク

こちらは「犬モ歩ケバ」というアート作品。壁から出てきた犬がまた壁に入り、出てくる…。なんとも不思議でユニークな作品です。他にも敷地内に多数のパブリックアートがあるので、探して歩いてみるのも楽しいですよ。

電車で約28分



大和駅

大和駅近くでコッペパンを食べ比べ
【D】グラムハウス大和店【E】ベルベ駅前店

相鉄線で移動して大和駅へ。「グラムハウス大和店」は総菜系とおやつ系で約40種のコッペパンが揃う専門店です。店内で焼き上げた長さ約18cmのコッペパンに、注文を受けてから具材をサンドしてもらえます。

定番人気はたまごサンド(持帰り250円)やあんマーガリン(持帰り230円)。ちょっと変わり種は写真右のポテチサンド(持帰り300円)!コールスローの上に、砕いたのり塩味のポテトチップスがのっていて、ほどよい塩気とのりの風味を感じます。食べ始めはパリパリとした食感、食べ進むうちにしっとりとしてきて、なんだかクセになるんです。

こちらは1973年創業で、神奈川県を中心に26店舗を展開するパン・ケーキのお店「ベルベ」。大和駅前店ではガラス窓から見える工房から次々に焼きたてパンが並べられ、その数は約100種もあるんです。

コッペパンはピーナッツ、いちごジャム、黒糖きなこクリーム(持帰り各160円)の3種。サンドするクリームの味を邪魔しないオーソドックスなコッペパンを使い、クリームはケチらずたっぷりと!が信条です。

ピーナッツクリームの中には粒々の落花生が入っていて、ポリポリとした食感と香ばしい風味が楽しめます。

電車で約4分



さがみ野駅

氷が選べるふわふわかき氷の人気店
【F】わたぼうし

さがみ野駅から徒歩7分、東柏ヶ谷近隣公園の目の前にあるかき氷専門店「わたぼうし」。夏場は2時間待つこともある超人気店だから、シーズンを外した時期が狙い目です。

チーズホイップがのったいちごのフロマージュ(純氷800円、天然氷950円)
チーズホイップがのった「いちごのフロマージュ」(純氷800円、天然氷950円)は、裏メニュー。店員さんに聞いてみて!

メニューはいちごみるくやコーヒーみるく、ティラミス、抹茶みるくあずきなど。どのメニューも天然氷or純氷と、氷を選べるんですよ。

天然氷とはマイナス5℃前後の自然環境下で冷えて作られている希少なもので、純氷とは製氷工場で作られる市販の氷。どちらの氷も温度管理と削る刃の角度調整を適切に行うことで、口の中ですっと溶けるフワフワの食感に仕上げています。

特別に2種の氷をシロップなしで試食させてもらったところ、天然氷の方がまろやかなような…。初めての来店の人は天然氷、リピーターは純氷を選ぶ人が多いのだとか。

「わたぼうし」Twitterアカウント: @wataboushi725


徒歩10分



焙煎からこだわったスペシャルティコーヒー
【G】RED POISON COFFEE ROASTERS

さがみ野駅近くの「RED POISON COFFEE ROASTERS(レッド ポイズン コーヒー ロースターズ)」で食後のコーヒーを。こちらはカフェというより、スペシャルティコーヒーの焙煎所といった趣の店。

コンクリートが醸し出す無機質でシックな店内に鎮座するのは、SL機関車のようにも見える焙煎マシン。理想のコーヒーを焙煎するために、店主の森藤さん自ら設計したんだそう。

カウンターには浅煎り、中煎り、深煎りの計9種のコーヒーが並べられ、自由に試飲することができます。好みの銘柄を見つけたら、100g~豆を購入するもよし、淹れたてを店内で味わうもよし。ホット430円~。

RED POISON COFFEE ROASTERSという不思議な印象の店名は、果実感あふれるクリアな味わいのコーヒーを追求していった結果、深い赤色の液体になったからだそう。森藤さんご夫婦とコーヒー談義も楽しく、のんびりとした時間が過ごせます。

「RED POISON COFFEE ROASTERS」公式ホームページ : https://red-poison.com/

電車で約30分



いずみ中央駅

産直食材を使ったイタリアンでディナー
【H】sacco

ディナーを食べにやってきたのは、いずみ中央駅改札を出て右手に進んだ場所にある「sacco(サッコ)」。2019年8月にオープンしたカジュアルな雰囲気のイタリアンのお店です。

あたたかみのある色調で、ゆったりと席を配した居心地のいい店内。オープンキッチンから調理の香りや音が届き、食欲を刺激されます。

こだわりは生産者から直接仕入れた食材を使うこと。写真は、横浜市戸塚区の農園から届く季節の野菜を、生・ボイル・ドライなどさまざまなバリエーションで味わう、地野菜の菜園風~大地の皿~(1573円)。お花畑のような一皿は思わず写真が撮りたくなりますよね。

他にも藤沢市の生ハムや長崎・五島列島直送の鮮魚、群馬・沼田のキノコのアヒージョ、シェフの手打ち生パスタなど、食欲をそそる料理が揃っています。


モデルコース#2 アクティブ派は遊べるスポットめぐり

鶴ヶ峰駅


木の上でスリリングな空中散歩
【I】フォレストアドベンチャー・よこはま

アクティブ派のスタートは、2019年9月にオープンした「フォレストアドベンチャー・よこはま」。自然の立ち木を利用した樹上アスレチックが3コースあって、今回は小学4年生以上もしくは身長140cm以上、体重130kgまでが対象のアドベンチャーコースに挑戦。

アドベンチャーコースは4サイトを1周して、所要時間は2時間ほど。自分で安全器具を操作して、木の上に作られた足場から吊橋やネットを渡って、木から木へと移動していきます。足元はゆらゆら、高さは最高で約15mもあり、スリル満点!

ラストのジップスライドでの滑走はなんとも爽快。緑豊かな森の中で全身を使って遊べて、すっきりリフレッシュできました。

徒歩15分


動物たちの生息地域をリアルに再現
【J】よこはま動物園ズーラシア

フォレストアドベンチャー・よこはまから1本道を歩いて約15分。「よこはま動物園ズーラシア」は2019年4月で開園20周年を迎えた、ハマっ子にはおなじみの動物園。

広大な園内は日本の里山やアマゾンの密林、アフリカの熱帯雨林など8つのゾーンがあります。ズーラシアのおすすめは希少な動物たちが見られること。写真のオカピは20世紀になってからアフリカで発見されたキリン科の動物。長い舌とお尻の縞模様が特徴的です。

「アフリカのサバンナ」のゾーンでは、日本で初めてチーターとキリン、エランド、グラントシマウマの4種を一緒に展示。肉食動物と草食動物が同じ展示場内で暮らし、社会性を観察できるんです。

サバンナテラスの軽飲食施設では東アフリカの料理のムシカキ(牛串)やアフリカ料理のムアンバライスといったメニューを用意。写真のハムバーグプレート(1550円)は、原始肉みたいなハムがインパクト大かつボリューム満点です。園内には、ほかにオージーヒルグリルレストランやフレッシュネスバーガーなどもあります。

バス20分+電車で約5分



上星川駅

充実設備の温泉で汗を流してさっぱり
【K】天然温泉 満天の湯

たっぷり遊んだ後は汗を流しに、上星川駅南口を出てすぐの日帰り温泉「天然温泉 満天の湯」へ。東海道の宿場町のような雰囲気が非日常感たっぷりで素敵。

タオルは持参してもいいし、販売(フェイスタオル160円、他)やレンタル(フェイスタオル&バスタオルセット360円)もあるので手ぶらでもOKです。浴室にはシャンプー・リンス・ボディソープ、パウダールームにはドライヤーも用意。

露天風呂エリアには天然温泉岩風呂や美肌効果が期待できるというシルクの湯、塩サウナなど7種のお風呂とサウナが勢揃い。

内風呂エリアには天然生薬と高濃度人工炭酸泉を掛け合わせた漢方炭酸泉も。ジェット噴射で全身を浮き上げてマッサージするうきうき風呂、足裏のツボを刺激するフットパンチにも浸かれば、遊び疲れもすっかり吹き飛びました。

電車で約9分



二俣川駅

うさぎモチーフの絶品ケーキ
【L】Pâtisserie Kouglapin ジョイナステラス二俣川店

相鉄線で3駅移動して、二俣川駅直結のジョイナステラスでおやつタイム。「Pâtisserie Kouglapin(パティスリー クグラパン)」は、フレンチカントリー調のかわいいお店。アルザス地方の伝統菓子・クグロフとラパン(フランス語でうさぎ)を合わせた造語が店名になっています。

プティガトーは常時約20種。定番人気のクグラパン(イートイン単品638円、ドリンクとセットで935円)をお店のテーブルでいただくことに。クグロフの形からチョコレートのうさぎの耳がぴょこんと出ている姿に思わず胸キュン!

クグロフ型のパウンドケーキ(持帰り1個275円~)は、お土産におすすめ。ショコラや抹茶など約10種あり、季節のアイテムも登場します。なかでも新登場のレモンケーキ(持帰り1個275円)は、手絞りのレモンを使った香りが爽やかで、シェフのイチオシなんですよ。

徒歩1分


癒しのそうにゃんグッズをゲット
【M】SOTETSU GOODS STORE

二俣川駅改札を右手に進んだすぐの場所、定期券売り場横に相鉄オリジナルグッズが買える「SOTETSU GOODS STORE」があります。店内には実際に使われていた相鉄線の運転台に座れるコーナーもあり、鉄道ファンや子どもにも大人気。

相模鉄道キャラクターそうにゃんは、相鉄の広報担当として活動する人気者。店内には文房具や絵本などなど、そうにゃんのかわいいグッズがいっぱい。写真のぬいぐるみ(中央1800円、左の特大サイズ6200円)はふわふわの手触りで、そうにゃんスマイルにも癒されます。

電車で約16分



湘南台駅

質・量・値段の3拍子揃った人気店
【N】焼肉ざんまい 湘南台店

たくさん遊んだ日のディナーは湘南台駅近くの焼肉屋さんでがっつりと。「焼肉ざんまい」はとにかくコスパがいいと評判。神奈川県内に展開する全店舗で食材を一括仕入れするから、ボリューム満点なのにリーズナブルな価格で提供できるんです。三種盛り(写真手前)はカルビ・イベリコ豚・ハラミが計300gもあって、1408円とはお値打ちですよね。

卓上に七輪が置かれ、炭火で焼くスタイル。強力な無煙ロースターなので、煙も気になりません。

サイドメニューでぜひ注文したいのは、ざんまいサラダ(473円)。ラーメン丼のような大きな器にキャベツサラダが山盛りで登場します。和風とサウザンの2種のドレッシングがかかっていて、数人でシェアすれば意外とペロリと食べられますよ。大ライス(396円)も写真のようにてんこ盛り!

たくさん遊んで、グルメを満喫して、すっかりリフレッシュ。都心から気軽に行ける距離で、こんなに穴場があったなんて驚きです。思い立ったらすぐ行ける相鉄線沿線のプチ旅行、次の休日にぜひ出かけてみて。


text:伊藤あゆ
photo:浦田真行・小松正樹

●掲載の内容は取材時点の情報に基づきます。変更される場合がありますので、ご利用の際は事前にご確認ください。

Sponsored:相鉄グループ

Twitter Facebook LINE はてなブックマーク Pocket
記事トップに戻る

編集部のおすすめ

ページトップへ戻る

検索したいキーワードを入力してください