食べ比べできるプリンが絶品!話題の完全予約制の隠れ家カフェ

食べ比べできるプリンが絶品!話題の完全予約制の隠れ家カフェ

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北参道にあるお店「おかしやうっちー」。「Toshi Yoroizuka」や「Bon.nu」でパティシエをされていた内山シェフが独立し創ったお店。こちらの“おかし”は、洋菓子や和菓子などさまざまなジャンルがあるなかでもここにしかない、型にはまらない素材のおいしさを感じることができるものばかり。さらに、このお店の奥には完全予約制のカフェがあり、贅沢な空間が広がります。ぜひここでしか味わえないこだわりの“おかし”をスペシャルな空間で味わって。

Summary


カーテンの奥には完全予約制のカフェが

今年9月4日、北参道駅から徒歩4分、千駄ヶ谷駅から徒歩7分のところにオープンしたおかしやさん「おかしやうっちー」。
オーナーシェフパティシエの“うっちー”こと内山シェフは、パティスリー「Toshi Yoroizuka」をはじめ、和菓子「一幸庵」、レストランパティスリー「Bon.nu」、さらにパリ・リヨンのレストランパティスリーで勤務した経歴の持ち主。
そういった背景もあり、「おかしやうっちー」はオープン前から話題でした。

まず驚くのはその店名。パティスリーでもなく“おかしや”さん。
洋菓子、和菓子などのジャンルさまざまなジャンルがあるなかで、ここにしかない型にはまらない「おかし=お菓子=可笑し」を作りたいという想いから名付けられました。

店内に入ってすぐ見えるのは…ショーケースではなく見本!
実は、ショーケースはライトが直接当たることで、乾燥したり劣化が早くなったりしてしまうのだそう。そのため、“おかし”の種類によって湿度のある冷蔵庫や乾燥している冷蔵庫を使い分けて保存しているのだとか。

店名もさることながら、商品名でも“おかし”を表現しています。

「みるく」2700円(税込)
「みるく」2700円(税込)

たとえばこちらは「みるく」2700円(税込)。ジャージー牛乳をベースにシェフが独自で作り上げた生クリームを使用したショートケーキです。

「シュークリーム(神果卵)」520円(税込)
「シュークリーム(神果卵)」520円(税込)

また、シュークリームには卵の名前がついています。

「牛乳あいす」500円(税込)
「牛乳あいす」500円(税込)

さらに、添加物なしの牛乳だけのアイスも。

メニューを見ているだけでもどんどん興味がわいてきますね!

こちらのお店、テイクアウトはもちろんですが、事前に予約すればイートインもできるんです。イートイン席はこのカーテンの奥に。

カーテンを開けると、そこには隠れ家のようなカフェスペースが!
オープンキッチンになっていて、シェフとの会話も楽しめる素敵な空間です。

2種類のプリンの違いとは?

今回いただいたのは、シェフおすすめの「プリン」。プリンは2種類。使用している卵の種類が違います。

写真上が週末限定の「神果卵のプリン」900円(税込)、写真下が「素王卵のプリン」400円(税込)。
見た目はほとんど変わりませんが、よく見てみると「神果卵のプリン」の方が少し白っぽい印象。

かわいいブタちゃんの入れ物に入っているのはカラメルです。
「素材の味をしっかり伝えたい」というシェフのこだわりから、あえて別添えに。

シェフによると、「素王卵のプリン」から先に食べるのがおすすめなのだそう。

食べてみると、食感がとってもなめらか!
「昔からある懐かしい味わいのプリンを表現したかった」という一品は、まさにプリンらしいおいしさを感じるものでした。

続いて「神果卵のプリン」。
放し飼いで育てられ、飼料にもこだわったオーガニック自然卵として有名な高級卵の“神果卵”が使用されています。

食べてみると、その味の違いに驚き!
こちらの方が、卵本来の味をストレートに感じました。

最初はそのまま味わって、途中からカラメルをかけてみてください。
ビターなカラメルと一緒にいただくと、卵のおいしさが引き立ちますよ。

作り方は変えず、素材を変えただけという2種類のプリン。
それぞれとてもおいしく、味の違いを感じることができるとっても面白いプリンです!
ぜひダブルで味わってみて。

まるで和菓子!秋限定の栗のケーキ

ほかにも、秋限定のスペシャルなおやつがこちらの「くり」1325円(税込)。
事前予約制のいまの時期限定の“おやつ”です。このモフモフなアレンジがなんともかわいい!

こちらはなんと、栗を鬼皮の状態から低温で長時間蒸して、鬼皮、渋皮、栗の実にわけて栗の全てを使用しているんだとか。
シェフのこだわりが表現された、まさに「栗だけを使い、栗を表現した“おかし”」ですね!

タルト台には全粒粉を使用。その香ばしさに負けず栗本来の香りが伝わるように、乾燥させた渋皮が使用されています。

またトップには、“栗と砂糖のペースト”と“栗と砂糖と渋皮のエキスを加えたペースト”の2種類を使用。栗本来の味をダブルで贅沢に味わえます。

そしてこのようにふんわりアレンジすることで、重くなりがちな栗のケーキに軽さをプラスしているそう。
さらになかのクリームには、鬼皮エキスと炭火の焼き栗を崩したものをアレンジしているんだとか。

こちらの販売は11月下旬くらいまでを予定しているとのこと。食べたい方は、ぜひお早めに!

また、カフェスペースではドリンクのオーダーが必須。コーヒー、中国茶、そしてビールなどから選ぶことができます。
この日はシェフおすすめの中国茶、「東方美人」1100円(税込)をオーダーしました。

「東方美人」には、“日本の名水百選”に選ばれた国分寺の湧き水を使用。
香りもよくクリアなおいしさで、シェフの作る素材を活かした“おやつ”にぴったりでした。

手土産にぴったりの“おやつ”も

またこちらのお店では、手土産におすすめの“おやつ”も販売されています。

こちらはそれぞれ違う粉を使用して作られた「6種類のクッキー」4000円(税込)。なんと毎朝焼き上げているそうで、1日6缶の限定品です。

また、違う種類のカカオから作られている「水ちょこ4種」2400円(税込)もありますよ。

「ここにしかない、素材を伝えられるような“おかし”で、おいしいのはもちろん食に興味をもって楽しんでもらいたい」というシェフの想いが詰まったお店。

“自由に気軽で楽しい”をテーマに、安心して素材そのものを楽しめる“おかしや”さん。
ぜひ、こだわりの素材から生まれた“おかし”に出会いに行ってみて。

Text & Photo:KARIN

●掲載の内容は取材時点の情報に基づきます。変更される場合がありますので、ご利用の際は事前にご確認ください。

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