“飲めるほど”とろっとろ!目上の方への手土産におすすめの新食感・和スイーツ
九品仏駅から徒歩1分ほどのところにある和菓子店「ItWokashi」は、“飲めるほどやわらかい”という大福の専門店。これまで和菓子で使用されることのなかったピンクペッパーやウーロン、マンゴーなど、個性的な素材を使用したお味は全部で6種類。目も舌も肥えている目上の人にもぴったりの、新食感を楽しめる大福。一度試す価値アリです。
カラフルなパッケージが目を引く店内
三重県で創業300年の歴史を誇る老舗和菓子店「大徳屋長久」が、2018年12月に立ち上げた新ブランド「ItWokashi(いとをかし)」。
インターネット販売以外では都内で唯一購入できるお店が、九品仏にあります。
コンパクトな店内には、看板商品の「Daifuku(だいふく)」がきれいに整列。パッケージのレインボーカラーがとっても鮮やかです。
「Daifuku」のお味は全部で6種類。
定番の「粒餡(つぶあん)&クリーム」に、「葡萄&ラム」「胡麻&マンゴー」「抹茶&レモン」。そして「烏龍&杏仁」「苺&ピンクペッパー」といった変わりダネもあります。
極上のとろっとろ食感を最大限に味わうための“ちょっとしたコツ”
「ItWokashi」では、作りたての味わいを食べる瞬間まで維持させるため、出来上がったらすぐに瞬間冷凍しています。そのため、お店やウェブストアの商品もすべて冷凍された状態での販売。
“飲めるほど”のとろとろ食感を味わうなら、常温で1時間〜1時間半以上の解凍がベスト!上からさわってみて指のあとがつくくらいの柔らかさになっていたら、食べごろです。
冷蔵庫の中での解凍なら、4時間程度を目安にしてくださいね。
今回は、こちらの3種をお持ち帰りしました。
「烏龍&杏仁」は、烏龍茶が練りこまれた求肥と、杏仁風味のクリームが最高にマッチした一品。和スイーツながら中華料理店からも引き合いがあり、デザートメニューとして人気商品になっているとか。
そしてその食感は、まさに極上。最高にやわらかい求肥と、白あん入りのひんやりクリームがとろんとろん…本当に“飲めそう”なほどです!
店主いわく「賛否が分かれる」というこちらの「苺&ピンクペッパー」は、通常、和菓子では使わないというピンクペッパーを使用しています。
その独特な風味から年配の方よりは若いお客さんに好まれるそう。
ほんのりピリリとしたペッパーが、苺とクリームの甘さを引き立てます。ペッパー入りチョコレートなどが好きな方には特におすすめ!
こちらの「抹茶&レモン」は、レモン特有のツーンとした酸っぱさが少なめの「マイヤーレモンぺースト」をクリームに使用。
オレンジとレモンを掛け合わせたような柑橘系の風味が、抹茶とまさかの好相性です。
ちなみに同店の「Daifuku」は、解凍後もそのとろとろ食感はそのまま維持されます。
再び冷蔵庫に入れても固くなってしまうことはないので、食べるタイミングを逆算して解凍する必要はナシ。賞味期限の48時間以内であればいつ食べてもOKです。
大福の中は生クリームがベースとなっているので、半解凍でアイスとしていただくのもおいしいんだとか。
極上のとろとろ食感を一度試したら、二度目は解凍時間を短めにして楽しんでみては?
月に1種類だけ! かわいい上生菓子も要チェック
同店では、「大徳屋長久」がつくる上生菓子も購入できます。毎月1種類のみと、スペシャル感たっぷり!
10月は「柿」(税抜420円)。ころんとしたかわいらしい柿は、食べるのがもったいないくらい。老舗の技が活きたそのお味はとても上品で、和菓子好きにはたまりません。
来月は何になるかな?と楽しみが増えそうですね。
6個入りのギフトボックスもありますよ。
味だけでなくパッケージデザインも洗練されているので、特別な手土産やお祝い、目上の方への贈り物にもぴったりです。
新感覚の“飲めるほどやわらかい”大福、一度試してみてくださいね。
■ItWokashi
住所:東京都世田谷区奥沢7-19-17
TEL:03-6882-0005
営業時間:10〜17時(なくなり次第終了)
定休日:水曜(不定休あり)
Text & Photo:大石七海
Photo:ItWokashi
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