京都でバラ咲く季節のみ開店するローズカフェ、2019年は11月1日OPEN
京都の観光地、嵐山エリアにある『La Vie en Rose(ラビアンローズ)』は、1年間のうち、バラの花が美しく開く11月と5月のおよそ2カ月間だけオープンする、隠れ家的カフェ。2019年は11月1日(金)~12月1日(日)の約1カ月、美しいバラ園が公開され、バラを使ったドリンクやデザートが提供されます。
ローズガーデンの美しい秋咲きのバラの一部をご紹介
ローズカフェ『ラビアンローズ』があるのは、京福電車の嵐山駅と鹿王院の間の閑静な住宅街。こんなところにあるとは思わないような場所にある“隠れ家的なカフェ”ですが、バラ愛好家の間では、有名なのだそう。瀟洒な一軒家を取り囲むように、色とりどりのバラが咲き誇ります。
秋のガーデンを彩るバラの一部をご紹介。こちらは「ラビアンローズ」。 店の名前にもなっているこちらのバラはオーナーが作出し、イギリスのコンクールで優勝した品種。単の花びらがふんわりと広がり、かわいらしさの中に芯を感じさせてくれるローズです。
こちらは「モーツァルト・ムジーク」。モーツァルトの楽曲をイメージして作られたローズ。
同じく楽曲からイメージして作出されたバラが、「ラプソディ・イン・ブルー」。アメリカの作曲家ジョージ・ガーシュウィンが作曲した名曲にちなんだローズです。
ここでは市場には出まわらない『ラビアンローズ』の庭だけで鑑賞できるローズもあり、バラ愛好家の間では、有名なカフェなのです。
優雅な空間で、ローズティーとローズスイーツを
バラに詳しくなくても、芳しい香りに包まれ、美しい花の姿を鑑賞しながら過ごすティータイムは、とっても幸せな時間。
カフェメニューもローズづくし。ふわっとやわらかなスポンジにムース状のローズクリーム、上にもローズのジャムを乗せたローズケーキと、ひと口ごとに華やかな香りが広がるローズティー。写真は紅茶ですが、なんとコーヒーには自家製のローズ酒を忍ばせているそう。さすがはローズカフェ。
こちらはローズの花びらを練りこんだローズクッキーのセット。この2つは定番ですが、年によっては新作のバラスイーツが数量限定で登場することもあるそうですよ。
自宅でも楽しめる、ローズ商品をお持ち帰り
ローズカフェの余韻に浸りたい方は、『ラビアンローズ』セレクトのローズ製品をお持ち帰りしてみては?例えば、こちらはローズのコンフィチュール。いつもの紅茶にひとさじ混ぜるだけで、香り高いティータイムのできあがり!トーストやスコーンに添えたり、ヨーグルトに入れたりすれば、いつものモーニングやお菓子が1ランクアップします。
ほかに、「ブルーメンハイム」のローズティーや「ローズメイ秋田薔薇園産」の天然成分100%ローズウォーターなども販売されています。
秋の嵐山といえば、京都有数の紅葉の見どころ。嵐山の紅葉を散策したあとは、バラの香りに包まれたローズカフェで、ゆったりティータイム、なんて優雅な1日はいかがでしょうか?
■La Vie en Rose2019年秋季オープン
オープン期間:2019年11月1日(金)~12月1日(日)
住所: 京都府京都市右京区嵯峨天龍寺今堀町24
交通: 嵐電 「嵐電嵯峨駅」から徒歩約1分
営業時間: 10~17時
定休日: 木曜
Text : 小西尋子
●掲載の内容は取材時点の情報に基づきます。内容の変更、消費税率変更に伴う金額の改定などが発生する場合がありますので、ご利用の際は事前にご確認ください。