シンガポールで中国?! グルメも買い物も楽しいローカルタウン「チャイナタウン」
シンガポールで19世紀初頭に中国人居住区に指定された歴史あるエリアには中華街を思わせるような寺院のほか、中国雑貨の店や飲食店、屋台街などがひしめいています。日本の中華街とはちょっと違う雰囲気を楽しみに建築巡りに訪れてみませんか。
中華街みたいなもの?シンガポールのチャイナタウンって?
シンガポールで19世紀初頭に中国人居住区に指定された歴史あるエリア。漢字の看板が並び、カラフルな店が軒を連ねています。中国雑貨の店や飲食店、屋台街などがひしめき、いつも活気にあふれています。
館内が博物館になっている異色の仏教寺院もあり、中国雑貨の店やチャイニーズ・レストランが軒を連ねています。夜になるとランタンが灯り、より華やかですね。
チャイナタウンにあるMust Goの3スポット
大賑わいの歩行者天国 パゴダ・ストリートまずはパゴダ・ ストリート。チャイナタウンで最も賑わう通りで、ショップが並ぶ歩行者天国。中国色満載の安カワ商品からおしゃれ雑貨まで何でもそろいます。
■パゴダ・ ストリート
交通:チャイナタウン駅から直結
行列のできるフードコート チャイナタウン・コンプレックス
次はチャイナタウン・コンプレックス。中華街の中心にあり、地下に生鮮市場、1階にショップ、2階にフードコートがあります。フードコートには行列のできるグルメも多数。
中華系が食べたいならここ!チャイナタウン・フード・ストリート
最後にチャイナタウン・フード・ストリート。20店舗ほどの小規模のホーカーズながら、アーケードのある通りに中国系の店が整然と並びます。
ダックライスS$7などの中国料理が人気。
■チャイナタウン・フード・ストリート
住所:Smith St.
交通:チャイナタウンから徒歩約5分
寺院めぐりを楽しもう!
チャイナタウンには、シンガポール最古の道教寺院をはじめ、見ごたえのある仏教寺院と信者の絶えない有名なヒンドゥー教寺院があり、異なる宗教を体感することができます。
シンガポール最古の道教寺院/シアン・ホッケン寺院
中国をはじめ台湾などで、航海の神として知られる天后聖母が祭られている道教寺院。中心に中庭を配した空間構成が美しいですね。無病息災や商売繁盛などを祈願しに来る人が絶えないそう。
境内に立つ「崇門閣」という三重塔(楼閣)。オルゴール博物館とカフェを併設しています。
シンガポールにおけるストリートアートの第一人者、イップ・ユーチョン氏が描いた壁画で、「シンガポール発展絵巻」と称されています。1880年代当時の様子と現代を重ね合わせた意欲的な作品で見ごたえがあります。
崇文閣カフェはシアン・ホッケン寺院の境内にオープンした、プラナカンの邸宅を再現したカフェ。プラナカンのタイルや工芸品で飾られています。特にタイル装飾が美しく、ニョニャの味も楽しめます。タイルのギャラリーが併設されています。
篤く信仰されている天后の像を安置する天福宮も必見です。
パンダンの緑鮮やかなお菓子クエ・サラS$2.8~をぜひお土産に買って帰りましょう。
■シアン・ホッケン寺院
住所:158 Telok Ayer St.
交通:テロック・エア駅から徒歩3分
TEL:6423-4616
営業時間:7時30分~17時
休み:なし
入場料:なし
■カフェ
住所:168 Telok Ayer St.
TEL:8688-3028
営業時間:7時30分~18時
休み:なし
豪華絢爛まぶしいほどの仏像たち/新加坡佛牙寺龍華院
ミャンマーで発見された仏牙を保存する寺院。チャイナタウンの中心部に仏教寺院がなかったことから、2007年に建てられました。堂内には黄金の仏像群が鎮座し、2・3階は博物館。
館内はまさに豪華絢爛!大ホールには巨大な弥勒菩薩像が鎮座していて、その姿はまぶしいほど。
■新加坡佛牙寺龍華院
住所:288 South Bridge Rd.
交通:チャイナタウンから徒歩7分
TEL:6220-0220
営業時間:7~19時(2~4階、屋上庭園は9~18時)
休み:なし
入場料:なし
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