簡単レシピでおうちタイ料理に挑戦! ~旅好き女子のための世界一周レシピ vol.1 タイ料理~
女子旅でも人気の高いタイ。一度訪れるとまた行きたくなるという高リピート率を誇り、特にエスニックな味わいのグルメには虜になる人が続出! 今回はそんな本場のタイ料理が自宅で楽しめる、とっておきのランチレシピをお届けします。「暇さえあれば世界中を旅したい!」という旅好き女子のために始まった、基礎からしっかり学べるお料理教室「ABCクッキングスタジオ」とのコラボレシピ連載。11月のテーマは女子旅の定番、タイです!
Summary
本場のタイ料理を自宅で再現! エスニックランチレシピ
タイの魅力といえば、やっぱりローカルフードのタイ料理。熱気に満ちたにぎやかな雰囲気の中で食べる安くておいしい一皿はやみつきになります。今回作るのは、その中でも旅好き女子に大人気のカオマンガイ。サイドメニューにソムタムサラダとマンゴーココナッツプリンを添えれば、豪華なランチセットのできあがり♪
【レシピ】タイランチの主役!「カオマンガイ」
ランチの主役は鶏のスープで炊いたご飯とゆで鶏をタレで絡めていただくタイの人気料理「カオマンガイ」。ジューシーなチキンと鶏肉の旨味がたっぷりしみ込んだライス、ナンプラーが香るコク深いタレの組み合わせが絶妙な一品です。通常は鶏肉を茹でて作りますが、今回はごはんと一緒に鶏肉を炊き上げるお手軽レシピ。
<材料> 4人分
鶏もも肉 120g×4枚
塩 小さじ1/2
サラダ油 小さじ2
にんにく 8g
サラダ油 小さじ2
ジャスミン米(香り米) 280㏄
水 300㏄
鶏がらスープの素 小さじ1
しょうが 16g
(a)
豆板醤 24g
オイスターソース 小さじ2
ナンプラー 小さじ2
グラニュー糖 小さじ4
レモンの果汁 大さじ2
にんにく 8g
しょうが 8g
赤唐辛子(輪切り) 20個
塩 少々
グリーンリーフ 40g
トマト 1/2個(約80g)
きゅうり 40g
香菜(シャンツァイ) 4本
<下準備>
・鶏肉は余分な水気・脂を除き、厚みを均一に開き、塩で下味をつけておく。(★ポイント1)
・にんにくは芯を除き、みじん切り。
・ジャスミン米は洗米し、水気を切っておく。
・しょうが16gは皮付きのまま薄切り、8gはみじん切り。
・トマトは8枚の薄切り。
・きゅうりは斜め薄切り。
・香菜はざく切り。
<作り方>
①鍋にサラダ油を熱し皮面から鶏肉を皮面から焼く。両面に焼き色を付け取り出す。(★ポイント2)
②余分な脂をふき取り、にんにく・サラダ油を入れて弱~中火で香りが出るまで加熱する。
③ジャスミン米を加え、油がなじむまで炒め、火を止める。
④水・鶏がらスープの素を加え、ひと混ぜして平らにならし、しょうがの薄切りをのせる。
⑤鶏肉をのせてフタをし、強火で加熱する。沸騰したら弱火にして炊く(10分)。炊き上がったら火を止め、蒸らす(10分~)。
⑥鶏肉はそれぞれを5等分に切り、しょうがは取り除く。
⑦タレの材料(a)をボウルに入れ、よく混ぜ合わせておく。
★ポイント1
鶏肉は中央から切り込みを入れて扉が左右に開くように観音開きに肉を広げるのがポイント!
★ポイント2
皮面から焼くのがコツ。表面に焼き色がつくまで焼くことで旨味が鶏肉の中に閉じ込められ、できあがりがジューシーに! 中火で様子を見ながら加熱していきましょう。
<盛り付け>
ラップを敷いたお茶碗にごはんを入れて形をととのえ、グリーンリーフを敷いた器に形よく盛り付けます。ここにさきほどカットした鶏肉、トマト、きゅうり、香菜を鮮やかに飾り、別の器に⑦のタレを添えればできあがり♪
【レシピ】シャキシャキ美味しい「じゃが芋のソムタム風サラダ」
続いては、シャキシャキとした食感が楽しいソムタム風サラダ。本場の「ソムタム」は青パパイヤを使うのが一般的ですが、日本ではなかなか手に入らないので今回はジャガ芋を使って代用。干し海老やピーナッツで作る旨味たっぷりのタレが味の決め手です。
<材料> 4人分
じゃが芋(メークイーン) 300g
プチトマト 8個
グリーンリーフ 2枚
(a)
にんにく 4g
塩 小さじ1/8
干し海老 8g
ぬるま湯 大さじ1
砂糖 小さじ2
ナンプラー 大さじ1
ライムの果汁 1/2個分
塩(こすり洗い用) 少々
戻し汁 上記より全て
赤唐辛子(輪切り) 16切れ
ピーナッツ(塩味付き) 12粒
<下準備>
・じゃが芋は皮と芽を除き、片方をフォークで刺して固定し、ピーラーを使って薄切りにし、重ねて、せん切り。水にさらした状態で冷蔵庫に入れておく(途中一度水を替える)。(★ポイント)
・プチトマトはヘタを除いて洗い、横半分に切っておく。
・にんにくは皮と芯を除き、みじん切り。塩を加えてペースト状にしておく。
・干し海老はぬるま湯で戻し、みじん切り(戻し汁も使用)。
・ライムは塩でこすり洗いし、果汁をしぼっておく(小さじ1前後)。
・ボウルに(a)をすべて入れ、よく混ぜておく(ドレッシング)。
・ピーナッツは粗みじん切り。
<作り方>
①じゃが芋は水気をよく切る。
②ドレッシングのボウルに加え、和える。
★ポイント
包丁だとハードルが高いじゃが芋の薄切りも、ピーラーを使えば簡単! 男爵よりもメークイーンを選ぶとシャキシャキ感がアップします。
<盛り付け>
グリーンリーフを敷いた器に、②をこんもりと盛り付け、プチトマトを飾り、粗みじんにしたピーナッツをかければ完成!
【レシピ】デザートは「マンゴーココナッツプリン」
デザートは甘酸っぱいマンゴーソースがおいしいマンゴーココナッツプリン。生クリームを使ってやさしい口当たりに仕上げます。
<材料> 4人分
ココナッツミルク 120g
牛乳 120cc
砂糖 小さじ8
粉ゼラチン(戻さないタイプ) 4g
生クリーム 40g
マンゴー(缶) 40g
はちみつ 小さじ1
レモンの果汁 小さじ1
<下準備>
・マンゴーはみじん切りにし、はちみつとレモンの果汁と合わせよく混ぜておく(マンゴーソース)。
<作り方>
①鍋に砂糖を入れ、牛乳を少しずつ加えながら溶きのばす。
②火にかけ、沸騰直前まで温める。
③火を止め、粉ゼラチンを加えて溶かす。粗熱を取りココナッツミルクを加えて混ぜる。(★ポイント)
④生クリームを加え、均一に混ぜ、器に分け入れ、冷蔵庫で冷やし固める(30分~)。
★ポイント
火を止めるタイミングは、湯気が立ち上り鍋の周りにフツフツと泡が立つくらいがベスト。
<盛り付け>
ココナッツプリンにマンゴーソースをかけるだけ。透明のカップに入れると、2層の鮮やかな色合いがきれいに見えます。
タイの女子旅ランチ、全部完成!
主役のカオマンガイを囲むように、彩り豊かなサラダとデザートが並び、とってもにぎやかな食卓に! 休日のブランチなら、タイのビールと一緒にゆっくり味わうのもいいかもしれません。
【テーブルコーデ】プチプラ雑貨でテーブルコーデ!大人エスニックに見せるコツ
手作りのランチをさらにおいしく見せるためには、テーブルコーデも大切。身近で調達できるものを集めるだけでも、こんなにかわいい食卓が作れます。
今回はテーマカラーをピンク色に設定して、女子会にも似合う上品なスタイリングに。テーブルに敷いているのはアジア雑貨店で手に入れたペイズリー柄のピンクのストール。あえてストールを選ぶことで、柄やイメージに選択の幅が広がるのでオススメです。
温かみのある木の器や金の器は300円ショップや輸入雑貨屋さんなどのプチプラアイテム。ポイントにタイの雑貨や相性のいい木の実や色味のドライフラワーをあしらうと、一層華やかな印象になります。最近は100円ショップなどでもいろんなアイテムを扱っているので、上手に取り入れてみてくださいね。
本場のタイ料理を気軽に再現できる今回のレシピは、タイに行ったことがない人や初めて食べるという人でもきっと気に入るはず!手作りのタイ料理を囲みながら、旅仲間と旅行話で盛り上がりましょう♪
SNSで募集中!おうちでタイ料理&テーブルコーデ写真
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【旅行情報】SNS映えするタイは女子旅にぴったり!
タイといえば、幻想的なワットパクナムや隠れインスタ映えスポットのピンクガネーシャなど女子旅にぴったりのスポットがいっぱい!
雑貨好きにはたまらないお買い物天国でもあります。布小物や焼き物など、伝統の技とモダンなデザインが融合したタイ雑貨は魅力的! デザイン性の高いショップが立ち並ぶスクンビットや、ザ・アジアなマーケットを体験できるチャトゥチャックもぜひ訪れたいところ。
11月からのタイは乾季に入り、高温多湿でスコールの多い雨季(6月~10月)に対し、比較的旅行しやすい季節。灯篭流しのロイクラトン祭りもあり、タイ観光が盛り上がるベストシーズンです!
今回レシピ提供のご協力をいただいたABCクッキングスタジオでは、体験レッスンを開催中!初めての方は500円で体験レッスンに参加できます。詳しくはこちら!
レシピ提供 =ABCクッキングスタジオ
text・photo =mogShore
Styling =Yuka Eguchi, Masako Ouchi
●記事内のタイの旅行情報は『るるぶタイ バンコク・アユタヤ’20』の過去に掲載した記事をもとに作成しています。