グルメ・うつわ・紅葉三昧、400年の伝統“新窯焚き”も見学できる「秋の有田陶磁器まつり」へ

グルメ・うつわ・紅葉三昧、400年の伝統“新窯焚き”も見学できる「秋の有田陶磁器まつり」へ

イベント NEWS 紅葉 陶芸 アート ショッピング
るるぶ公式Twitter るるぶ公式Facebook るるぶ公式LINE はてなブックマーク Pocket

佐賀県有田町で2019年11月20日(水)~24日(日)まで“食と器でおもてなし”をテーマにした『第15回 秋の有田陶磁器まつり』を開催。有田焼はもちろん、町並みや食、紅葉など有田町の魅力が感じられます。店の人と会話をしながら器が選べたり、美味しい有田グルメを味わったり。ゆっくり町並みを散策しながら“秋の有田”が楽しめるイベントです。

Summary


薪窯焚きを間近で体感「新窯(まさがま)めぐり」

柿右衛門窯
柿右衛門窯

有田には400年の歴史と伝統を継承し、今でも薪による窯焚きをしている窯元があり、『秋の有田陶磁器まつり』の期間中は、普段公開されていない伝統の薪窯焚きを間近で体感できます。
「今右衛門窯」は11月22日(金)8時~、8時30分~、9時~、9時30分~全4回(各回20分)説明を聞きながら見学ができます。
日本初の赤絵(色絵)の技法を開発し、余白を生かした繊細で絵画的な構図を特徴とする「柿右衛門窯」では、11月23日(土・祝日)9~12時 と13~16時の2回、薪窯での本焼焼成が特別公開されます。

深川製磁 谷窯
深川製磁 谷窯

「源右衛門窯」は、11月23日(土・祝日)8~17時、薪窯焚きと工房でロクロや絵付けなどの制作風景も見学もできます。

有田ポーセリンパーク 天狗谷窯
有田ポーセリンパーク 天狗谷窯

園内にある登り窯「天狗谷窯」で窯焚きを公開するのは「有田ポーセリンパーク」。11月22日(金)10~16時の間、状況に応じて薪入れ体験もできるかも。
熟練の職人が操る焱の表情や煙突から立ち上る煙など、やきものの町“有田”ならではの風景を楽しめるのはこの時期ならではです。


イベント期間中は紅葉もベストシーズン

イベント期間中は、紅葉もシーズンイン。有田の町を散策しながら巡る紅葉スポットを紹介します。
まずは樹齢1000年、高さ40mを誇る国の天然記念物「有田のおおいちょう」。18~21時までライトアップがあるので、夜もいいですね。

有田町歴史民俗資料館を囲む約100本の紅葉は、有田屈指のスポット。

泉山磁石場のグラデーションに染まる紅葉のトンネルは、イベント期間中9~17時だけの特別公開です。

“名水百選”や“水源の森百選”にも選ばれるほど清らかな水が流れる竜門峡。神秘的な渓谷美と紅葉はまさにフォトジェニック。


有田をさらに楽しむ着物で町歩き

2019年10月1日(火)~12月25日(水)10~15時の間、江戸~昭和時代に建てられた上質な町屋が残るレトロな町並みを、着物を着て散策できます。

有田駅前の「有田一番館」で、レンタル+着付けがついた「着物でおさんぽプラン」1着3000円を利用すれば、色鮮やかな着物を着てタイムスリップ気分を味わえます。
さらに、町内のお食事処で使える「ランチ&caféチケット付きプラン(1000円分)」1着3500円もおすすめです。予約は有田観光協会(TEL:0955-43-2121)へ。※3日前までの事前予約制


特別入場ができる「泉山磁石場」でブラアリタ

日本磁器発祥の地・泉山磁石場は、一部が国の史跡に指定されていて、通常安全面を考慮して展望所から下には立ち入ることができません。でも『秋の有田陶磁器まつり』期間中は9~17時限定で採掘場の中央付近まで無料で立ち入ることができます。

さらに、NHKの番組でタモリさんが歩いた有田の名所を、観光ガイドさんが案内してくれる「ブラアリタ」も開催します。地元ガイドさんならではの裏話やうんちくを聞けるのは、この期間だけのスペシャルなガイドツアーだけ。ぜひ参加してみては?
【開催日時】11月20日(水)~24日(日)13時30分~15時
【集合場所】泉山磁石場
【料金】500円
【定員】各日20名 ※3日前までに事前予約制

たくさんイベントは開催日時が異なるので、出かける前に公式ホームページでガイドブックをダウンロードしてから出発することをおすすめします。

秋の風景と有田焼を楽しみにおでかけしませんか。


■第15回秋の有田陶磁器まつり
開催期間:2019年11月20日(水)~24日(日)
開催場所:有田町内各所(佐賀県西松浦郡有田町岩谷川内)
時間:各イベントによって異なる
TEL:0955-43-2121 (有田観光協会)

Text:うみのたかこ

●掲載の内容は取材時点の情報に基づきます。内容の変更、消費税率変更に伴う金額の改定などが発生する場合がありますので、ご利用の際は事前にご確認ください。


るるぶ公式Twitter るるぶ公式Facebook るるぶ公式LINE はてなブックマーク Pocket
記事トップに戻る

この記事に関連するタグ

編集部のおすすめ

ページトップへ戻る

検索したいキーワードを入力してください