ABCクッキングスタジオの500円体験レッスンに編集部が潜入! vol.1〜クリスマスの人気者に!ビーフシチューグラタン編〜
お料理スキルは一生モノ!基礎からしっかり学べるお料理教室・ABCクッキングスタジオは、仕事帰りや休日に気軽に通えて「るるぶ&more.」世代にぴったり。人気の「体験レッスン」は、ABCに初めて来店の方に限り、通常4000円相当のものが500円のワンコインで参加できるというお得なもの!実際どんなレッスンなのか、これから毎月編集部員が潜入レポートします。初回はクリスマスで主役になれるお料理レシピとテクニックを学んできました!
Summary
ABCクッキングスタジオ、うわさの500円体験レッスンとは?
全国125カ所以上に展開するABCクッキングスタジオで開催しており、公式サイトから簡単に予約できます。普段のレッスンで習えるレシピは季節限定メニューから定番メニューまで幅広いので、包丁の持ち方やカットの仕方など基礎から学びたい初心者から、ホームパーティーで素敵な料理を披露したい料理好きまで、いろんな方のニーズに応えてくれます。さまざまな職業の生徒さんが通っているので、料理を一緒に頑張る友達も見つかるかも!?
編集部が実際に体験してみた! 11月・12月限定メニュー「ビーフシチューグラタン&ミルクハース」
というわけで、今回は編集部のアラサー女子「みさりー」が、500円体験レッスンに参加することに。作るのは、クリスマスパーティーで作ったら、熱視線を集めること間違いなしの「ビーフシチューグラタン&ミルクハース」。
みさりー「今日はよろしくお願いします。家でレシピを読んだだけでは分からない調理のコツやテクニックを寺田先生の隣でリアルに学べるのが楽しみです!」
寺田先生「はい、たくさんお教えしたいことがあります!一緒に楽しみながら作っていきましょう!」
牛薄切り肉で、時短&コスパを実現!
寺田先生「ビーフシチューというと、ゴロッとした肉の塊を使うイメージがありますが、今回のレッスンでは代わりに牛薄切り肉を使用します。調理時間を短くでき、かつ美味しい一品ができるんですよ」
みさりー「それは、家でも再現できそうなレシピでいいですね!作り方が気になります!」
短時間でパンを発酵させる方法を教えてもらう
では、さっそくクッキング、スタート!まずは時間のかかるパンの、「ミルクハース」から先に作っていきます。ミルクハースとは、牛乳を使ってこねる少し甘みのあるふわっとした柔らかいパンのこと。ハースはドイツ語で直火焼きを意味するんだとか。
みさりー「パンって出来たての香りをかぐとなんとも幸せな気持ちになれるから大好きです! でも発酵時間がかかるイメージが強くてなかなかトライしづらいんですよね…」
寺田先生「ご安心ください。今回はパンを発酵させて膨らませてくれる役割のイースト菌を、素早く活動させる時短レシピなんですよ。ABCクッキングスタジオでは2時間以内で完成するメニューがたくさん。短い時間で美味しく作るテクニックを、いたるところに散りばめてご体験いただいています」
そのために使う材料は、小麦粉、イースト、砂糖、牛乳、バター、塩。寺田先生が横で優しく教えてくれながら、生地作りを進めていきます。
パン生地をこねるキーワードは、「ゴシゴシ」&「V字ごね」!?
生地がある程度硬くなってきたら、台の上に広げてこねていきます。慣れない工程に戸惑うみさりーに、お手本を見せてくれる寺田先生。
寺田先生「例えるなら布を洗濯板でゴシゴシと洗うように、台に押し付けて伸ばしながらこねていきましょう!」
ある程度、硬さがでてきたら、「V字ごね」を行います。先生の動きに続いて、早速挑戦。
みさりー「意外と強めなんですね!いつも動画や本を見ながら自宅でパンを作るんですが、それではこねる強さがイマイチわからなくて…でも先生に隣でご指導いただいて、やっと感覚がつかめました!」
硬さは指で抑えて弾力をチェックします。
スケッパーでカットしたら、布をかぶせて10分間のベンチタイム。パン生地を休ませます。
寺田先生「まるで我が子を育てるように、大切にパン生地を作っていくのが楽しくて仕方ないとおっしゃる生徒さんが多いんですよ」
みさりー「その気持ち、分かります〜!ふわふわで、癒される~!」
パンの成形のポイントを実習
10分後、寝かせた生地を再び取り出したら、完成形に整えていきます。周りに強力粉をまぶして、オーブンの天板にのせたら、包丁で3本、縦に切り込みを入れていきます。
寺田先生「切り込みを入れることで、キレイな模様に仕上がるし、生地の火の通りがよくなってより美味しくなるんですよ」
みさりー「成形ってパン作りで一番大事なところ。掌の力の入れ方も、先生が直接触って教えてくれるので、これからは手加減を迷いながら作ることもなくなりそう♪」
「いよいよ、今からオーブンで焼きます♪」と嬉しい表情が隠し切れないみさりー。上手な切り込みの入れ方などをいろいろと伝授してもらい、わくわく!
包丁の持ち方、野菜の切り方から丁寧に学習
続いては、いよいよメインの「ビーフシチューグラタン」を作っていきます。まずは野菜をカッティング。包丁の持ち方、まな板と自分との間隔、足を開く幅などを細かく教えてもらいました。
みさりー「基礎からしっかりと教えてもらえるので、料理が初めての方も安心ですね! 私は毎日節約のためにお弁当を作ってる“弁当女子”なんですけど、なんとなく分かった気になっていたことが、色々間違っていて…(笑)今日改めてクリアになりました」
お料理好き女子も必見!基本のキから習える体験レッスンをチェック!
牛薄切り肉は下味が勝負!
冒頭で紹介したビーフシチューの主役、牛薄切り肉が登場。ビーフシチューに薄切り肉!? と驚きましたが、ここからは、肉の塊を使わなくても、短時間かつ美味しく仕上げるコツのオンパレードでした。
下味をつけ、粉をまぶしていきます。
下処理が整ったら、ここからが豪華なシチューに仕上げるコツ。詳しくは体験レッスンで!
寺田先生「鍋にタマネギとバターを入れたら、肉を弱火でじんわりと加熱していきます。じっくりと火を通すことで旨味が出てくるんです」
みさりー「焼き方のコツや、火の加減など、実際に見ながら学べるのがいいですね。下味で使う調味料や粉の一つ一つに、美味しくなる意味があるんだなと実感することができました」
お肉の焼き加減を目で見て覚える
続いて、肉を鍋で焼いていきます。しっかりと焼き色をつけると、出てきた旨味がお肉の中に閉じ込められるということで、隣で寺田先生が、焼き加減をしっかり指導してくれました。
みさりー「焦がしてしまわないかな?と最初は心配でしたが、寺田先生が焼き加減を言葉でしっかりと説明してくださるので、安心して料理することができました」
野菜を投入したら、市販の缶詰のデミグラスソースを投入。
寺田先生「ここで赤ワインを入れるのがポイント。小さじで計るときはワインを表面張力ギリギリまで入れるようにしましょう」
みさりー「おお、赤ワインはこのタイミングで入れるのがベストなんですね…。しかも小さじ1杯って、普段何気なくやってました…! こんなにギリギリまで入れた方がいいだなんて、知らなかったです!」
複数の食材を加えたのち、香り付けするためのローリエを使ったテクニックなどを教わり、弱火で10分煮込んだら「ビーフシチュー」の出来上がり。ここからさらにグラタンに仕上げていきます。
耐熱皿にビーフシチューを盛りつけたら、上にチーズなどをトッピング。
オーブンで焼いたら……
完成!ビーフシチューグラタン&ミルクハース
さっそく、試食してみることに。
みさりー「牛薄切り肉が、こんな立派な肉の塊になるとは! デミグラスソースも、ワインやその他の調味料を加えたおかげで、市販の缶詰だとは思えないくらい濃厚で美味しいです!500円のレッスンでここまで習えるなんて…!」
「ミルクハース」はモチモチふっくら、ほんのりとした甘みをたたえて、「ビーフシチューグラタン」と相性ぴったり。レッスン後には作ったパンをお持ち帰りすることも可能です。
お求めやすい食材ばかりを使った再現性の高いレシピで、これなら今年のクリスマスパーティーの主役も夢じゃなさそう!
これまで自己流で完結していた “お弁当女子”みさりー。対面で料理スキルを改めて教えてもらえる楽しさに目覚め、会社帰りに通える夜レッスンを早速チェック!
みさりー「会社帰りに立ち寄れるレッスン時間があれば、晩御飯として食べて帰れるので、それも便利ですね!一人暮らしOLの強い味方…!」
次回はクリスマスケーキ・苺のシフォンノエルにトライ!
Text : mogShore
Photo : 緒方佳子