食・グルメ
2019.11.27
コーヒー＆クリームたっぷりケーキが絶品！1人でのんびり過ごせる癒しカフェ
西国分寺駅から徒歩2分ほどの場所にあるのは、まるで絵本の世界に入り込んだような空間が魅力の「クルミドコーヒー」。じっくり時間をかけて作る水出しコーヒーや、季節ごとに変わるお花型の自家製スイーツが人気です。温かいコーヒーがますますおいしく感じる季節。ほっと安らぐカフェでゆったりとした時間をすごしませんか。
絵本の中に迷いこんだようなメルヘンチックな店内
JR中央線 西国分寺駅から1、2分ほど歩くと見えてくるのが、木々に包まれるようにしてたたずむ「クルミドコーヒー」。2008年にオープンし、今年で12年目を迎える、“くるみ”をテーマにしたカフェです。
入口の上にある、“くるみ割り人形の王様”を描いた大きなロゴが目印。
店内に一歩足を踏み入れると、そこはまるで絵本の中の世界…！
本場ドイツから取り寄せたという大きなくるみ割り人形や、ステンドグラスで作られたランプ、客席にはアンティークの家具などが並んでいます。
この空間にあるものはすべて、年を経るほどに温かみが増す“木・鉄・石・ガラス”のみで構成されているのだそう。
客席は地下1階、2階、中2階、3階と4フロアに分かれています。
陽射しがたっぷりと入るフロアや、ひとりで静かに過ごしたいときにぴったりのカウンター席などさまざま。
客席にゆとりがあれば、ぜひその日の気分で好きな席を選んでみてくださいね。
コーヒーにこだわる同店が提供しているのは、専用の抽出器具を使って5～6時間かけて作る「水出しコーヒー」。
器具は地下のフロアにずらりと並べられており、一滴ずつゆっくりと落ちる様子を眺めながらコーヒーを味わうこともできますよ。
安心安全でおいしい国産くるみだけを使用
同店が使用する“くるみ”は、日本一の生産量を誇る長野県東御市のもの。
年に一度スタッフ有志で現地におもむき、収穫作業を手伝っているのだそう。長年勤めるスタッフの沖居さんいわく、「作り手を知ることで『お客さまへ大切に届けたい』という思いがより強くなった」とのこと。
「クルミドコーヒー」では、すべての客席に殻付きくるみとくるみ割り器が置かれており、こちらはひとりにつき1つ無料でサービスしているそう（※仕入れ量の関係で現在は一時休止中。12月頃再開予定）。普段あまりできない体験にワクワクします。
お花の形がかわいらしい、人気の自家製スイーツ
コーヒーのおともとして創業当時から人気があるのは、こちらの「クルミドケーキクリーム」。
十勝産の小麦や6種類のナッツ、卵、蜂蜜、きび砂糖などで作られる焼き菓子のような生地に、生クリームやフルーツをはさんだオリジナルスイーツです。
使用されるフルーツは、春はいちご、夏はブルーベリーなど、季節ごとに変化します。
この秋味わえるのは、りんごにキャラメルをかけてオーブンで焼き上げた「りんごのキャラメリゼ」。
紅玉と呼ばれる品種のりんごを使用しているため、ほどよい酸味とサクサクした食感が楽しめます。仕上げにはシナモンパウダーでふんわり香りづけ。
ケーキは後ろから見るとお花の形になっていて、かわいらしいたたずまいに思わずほっこり。
焙煎加減や味わいの違いで常時4種類ほど用意されているコーヒーのなかから、今回は定番の「クルミド珈琲」をチョイスしました。
ほのかな酸味や苦味、甘みが感じられ、スイーツとも相性ばっちり！
先ほどのオリジナルケーキと同じ生地にまるっとした形の2種類のアイスをはさみ、ローストしたナッツをたっぷりと散りばめた「クルミドケーキアイス」も人気です。
香料や着色料、保存料無添加のアイスは、塩ミルクやいちごなどの定番メニューを4種類と、シーズンごとに変化する4種類の、計8種類を用意。
ケーキを注文する際は、その中から好きなフレーバーを2種類選びます。
今回は一年を通して人気のある2種類、ナッツの香ばしさが口に広がる“木の実”と、濃厚でビターな味わいがクセになる“キャラメル”をチョイスしました。
どちらも風味豊かでおいしい！ほかのフレーバーもぜひ試してみたくなります。
冬も近づき、温かいコーヒーが心をほっと癒してくれる季節。
ゆっくりとした時間が流れる店内で季節を感じるスイーツを味わいに、足を運んでみませんか。
Text & Photo：なかくきくみこ
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