海抜250mに駅?!六本木に現れた天空駅「特別展 天空ノ鉄道物語」を遊び尽くそう!
美術にファッションにフードに、常にいろんなカルチャーを発信してくれる六本木ヒルズ。今月から森タワーの52階でなにやら面白い企画をやっていると聞いたので、早速レポートしに来たよー!52階のギャラリー、実は初めてなのでわくわくドキドキー!きれいな景色にも会えるかなー?
Summary
鉄道初心者もきっと楽しい!鉄道の魅力をギュッと詰めた特別展
どどん!早速入り口が「改札」になっていて面白い!「特別展 天空ノ鉄道物語」にやってきましたー!鉄道をテーマにした展覧会だなんて、鉄道マニアさんだけが楽しめる企画なのでは?と思いきや、食べて遊んで絶景に感動できる、鉄道初心者さんも大人も子供も楽しめる企画がもりだくさん!魅力をばんばん紹介していきます。
絶景に浮かぶダンボール機関車!?天空駅に到着です!
52階という高さを存分に味わえるスカイギャラリー。広ーい窓から絶景が望めるこの場所に「天空駅」が出現です!実際にベンチや看板のある天空駅のホームに停まっているのは、なんとダンボールで出来た原寸大の一号機関車。国内で初めて運行した蒸気機関車(SL)をアーティストの島英雄さんが完全再現したものです。近づいてみると細部まで全部ダンボールな事に感動!!
窓の外は、東京タワーや東京湾が見渡せる絶景。この日は曇っていたのですが、なんと窓と同じ高さに雲が…!海抜250m、想像以上に高いです!晴れてなくてちょっと残念、と思っていたけど新しい楽しみ方ができました(笑)。
夜になると、星空の中を駆ける列車の映像で幻想的な雰囲気に。高さ11mの空間を活かした大型映像は、国内外で様々な作品を制作している今、注目のデザインスタジオWOWがプロデュースしたので映像内容も豪勢です。
実際の夜景もすばらしい眺め(写真じゃ伝わり切らないのが悔しい!)。カップルで行くなら夜がオススメかもしれないです。
最新技術に夢中!鉄道車両ドアを開けてみよう
もう一つのWOWプロデュース作品は、全国19の鉄道会社の協力により実在する鉄道車両ドアがずらりと並んだ映像。それを触ってみると・・・?いろんな仕掛けが隠れているので大人も子供も夢中になるはず!タイミングがよければ、ドアを吹っ飛ばしてる(?)こんな面白い光景も見られちゃいます!
そのほかにも「電車でGO!!」をプレイできたり
プラレールのコーナーがあったりと、家族で来るにももってこいの充実アミューズメント!
お腹が空いたら駅そば・駅弁!見た目も可愛いスイーツも魅力
会場に隣接しているCafe THE SUNは期間中「天空駅カフェ」として内装ごと特別仕様に!
ここでしか食べられないオリジナルメニューを味わえるのが魅力です。前期(12月3日(火)〜1月26日(日))と後期(1月27日(月)〜3月22日(日))でメニューが変わるのでどちらも要チェック。
「鉄」の海苔が可愛い海老天蕎麦は、全国の人気駅そば店を研究して開発したというオリジナル駅そば。いなり寿司と懐かしのポリ茶瓶が付いてきて電車旅気分!1日限定30食というのもそそられる…!
相鉄・JR直通線用新型車両「12000 系」をイメージした、ブルーベリーソースのレアチーズケーキプレートは思わず写真を撮りたくなってしまう一皿。よくみるとちゃんと天空駅に停車しているのが可愛い!
列車のヘッドマークをデザインしたカフェラテは前期後期合わせて全6種類の展開。お気に入りのヘッドマークラテを見つけたい!
個人的に一番のお気に入りはこちらのオリジナル駅弁の「ドア弁」!北海道から鹿児島まで各地の名産を使ったお弁当の中から2種類を選ぶこちらのドア弁、注目すべきはパッケージ。
ちゃんとドアが開くんです!かわいいー!!
窓から見える絶景が開けるとお弁当に変わるのもシュールでいい(笑)。
大人な雰囲気のレストラン「Restaurant THE MOON」では後期限定で観光列車「ろくもん」で提供されるフルコースも食べられます!列車に乗らなきゃ食べられないはずの豪華コースメニューがここで食べられるなんて信じられない!
さらにグッズショップでは有名駅弁も購入可能!北海道から九州まで、全国から集まった様々な駅弁を期間ごとに販売しています。土日祝と1月1日(水・祝)〜7日(月)限定で、ヘッドマークデザインの繰り返し使えるリユースランチボックスに入った駅弁や復刻パッケージの駅弁なども買えるのでマニアさんはぜひその日程を狙って!
SNSに載せたい写真が撮れすぎる!レトロかわいい魅力が沢山
会場内では「全エリア撮影可能」なのも嬉しいところ!(映像作品は、撮影NGの物あり)昭和レトロなデザインのヘッドマークや鉄道標識、JR7社の制服の展示などポップで撮影向きなスポットがたくさんです。
ここはレストラン…?いえいえ、こちらは豪華寝台列車「トワイライトエクスプレス」の車内を原寸大の完全再現したものです。めちゃくちゃ乗ってみたい…!
ずらりと並ぶ時刻表のコーナーは圧巻!ぜひ生で見て欲しい。
実際に座席に座って撮影ができるコーナーも!細田守監督作品「未来のミライ」にでてくる列車の再現は映画を観た私としてはとてもうれしかった!
アンパンマン列車も可愛すぎる。もう全列車これで良いのでは?(笑)
まだまだたくさん!遊んで飲んでショッピングしよう
まだまだいっぱい。気になるコーナーをご紹介します。↑東横線のCGシュミレーションができるコーナー、子供がいたらここから動かなくなりそうなのでお父さんお母さんの皆さんは頑張って!
懐かしの券売機を発見!ついつい押したくなるけど触るの禁止なので気をつけて。あー押したかった(笑)そしていきなり改札!こちらもかなり古いモデル。通過する時思わず癖でスマホをタッチしてしまいアチャーの図。昔は必ず切符だったんだもんなぁ(遠い目)。
改札を抜けるとガチャガチャがずらり!デザインオフィスnendoが手掛ける「GACHA GACHA COFFEE」が東京メトロと東京都交通局とコラボレーション。挽きたて淹れたてのコーヒーと一緒に、地下鉄13路線のバルーン型ロゴが広がる“可愛い”空間で、地下鉄にまつわる映像を楽しめます。
お金を入れてガチャガチャを回すと出てくるのはなんとカプセルに入ったコーヒー豆。
それを後ろの機械で挽いて、ドリップ。淹れたてのコーヒーたまりません。
グッズショップではこんなおしゃれなオリジナルトートや、ポリ茶瓶に入ったお茶の飴が売られているのでお土産にも◎
子供向けグッズも充実。列車のごはんプレート、私も欲しい!
さてさて、盛り沢山のご紹介をしましたが、記事を読むだけでなく実際に足を運んでみると、きっとまた違う世界も待っています。さぁ、列車に乗って天空駅まで出かけましょう!
■特別展 天空ノ鉄道物語
・会期:2019年12月3日(火)〜2020年3月22日(日)
※大晦日、元日含め 会期中無休!
・会場:森アーツセンターギャラリー&スカイギャラリー
・住所:東京都港区六本木6-10-1 六本木ヒルズ森タワー52階
・TEL:ハローダイヤル03-6406-6652(10:00~20:00)
・時間:10~20時(但し、火曜日は17時まで)※入館は閉館の45分前まで
※12月24日(火)&31日(火)は、急遽「20時まで開館」決定!
・アクセス:東京メトロ日比谷線「六本木駅」→徒歩3分、都営地下鉄大江戸線「六本木駅」→徒歩6分
text:小鳥遊しほ
photo:森昭人
●掲載の内容は取材時点の情報に基づきます。変更される場合がありますので、ご利用の際は事前にご確認ください。
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