女子の心をくすぐるショップがいっぱい!ノスタルジックな奈良町を歩く
奈良タウンの中でも、奈良町周辺は古き良き町並みが残るエリア。レトロな町屋の店が建ち並ぶ風景には、どこかノスタルジックな香りがただよいます。この辺りには、おしゃれなカフェや食事処、かわいらしいショップがいっぱい。点在するお寺や神社の間を縫ってあちこちのショップをのぞきながら、ぶらぶら歩きしませんか?
ねっとわーくぎゃらりーならっぷ
蚊帳織りのブックカバーがキュート!伝統産業を活かしたアイテムをおみやげに
かつて、蚊帳の一大産地だった奈良。「ねっとわーくぎゃらりーならっぷ」には、その伝統を活かした、遊び心あふれるアイテムがそろっています。蚊帳のブラインドなど、蚊帳そのものを使ったアイテムから、ふきんやブックカバー、バスタオルなどの蚊帳織りで織られたアイテムまで、バリエーションは豊富。色柄もシンプル、キュート、ユニークなど幅広く展開されています。蚊帳織りならではの、温かみのある肌ざわりや風合いもポイント。おみやげはもちろん、ギフトにもおすすめです。
粟 ならまち店
大和牛や大和野菜など地元食材がてんこ盛りのランチコースを堪能
農園レストラン「清澄の里 粟」の姉妹店で、自家栽培の大和野菜やブランド牛の大和牛など、地元の食材を中心とした料理が特徴。多彩な食材を使った色とりどりのお料理が、目も舌も楽しませてくれます。旬の味が楽しめるのはもちろん、大和野菜の凝縮された甘みと旨味にはただただ感動!築140年ほどの古い町屋を改装した店の雰囲気もステキです。
元興寺
飛鳥時代から使い続ける瓦に注目!町中に佇む世界遺産の古刹を散策
元興寺は、町歩きの途中に立ち寄ることのできる古刹です。日本最初の寺院と言われる法興寺(飛鳥寺)が新築移転されたもので、国宝にして世界遺産にも登録されています。元興寺の注目ポイントは屋根瓦。なんと、飛鳥時代に使用していた瓦が今も健在で、使用可能なものを選び現在も使っているそう。一般的な瓦とは形状が違っているので、ぜひチェックしてみましょう。
砂糖傳 増尾商店
梅や珈琲味の金平糖が気になる!奈良っぽさ炸裂のキュートなパッケージにも注目
「砂糖傳 増尾商店」は、安政元年(1854年)創業の砂糖の卸問屋。きびや甜菜、和三盆糖などの多彩な砂糖のほか、米と麦芽から作られた飴「御門米飴」や、かわいらしい金平糖「奈良こんふぇいと」といったアイテムが充実しています。なかでも、人口甘味料、防腐剤、漂白剤などを一切使っていない「御門米飴」は、伝統的な健康食品としておすすめ。おみやげやギフトにぴったりです。
ならまち格子の家
こんな町屋で暮らしてみたい!伝統的な和の暮らしをのぞいてみよう
江戸から明治時代にかけて奈良町にあった町屋を再現した施設が「ならまち格子の家」。間口が狭くて奥行きがあるウナギの寝床のような建物や、階段を有効に使う箱階段、目隠しの格子など、町屋ならではの暮らしの知恵がたくさん見られます。伝統的な町屋の暮らしは、風情たっぷりでちょっと憧れちゃうかも。
樫舎
予約してでも訪れるべし!カウンターで振る舞われる究極の和菓子コース
老舗の和菓子店「樫舎」が手がける喫茶スペースのイチオシは、要予約、カウンターのみで提供される和菓子のコース。干菓子と水出し番茶から始まり、上生菓子と抹茶、上生菓子とコーヒーを経て、半生菓子とほうじ茶で締めるという、和菓子をとことん堪能できる内容になっています。これは和菓子好きなら見逃せない!座敷席は予約不要で、かき氷や善哉などシーズンごとのメニューが楽しめるので、町歩きの際はぜひ立ち寄ってみましょう。
奈良町エリアの他にも、近鉄奈良駅の北側にあたる「きたまち」エリアや、春日大社の南側にあたる高畑エリアなどにも、おしゃれなカフェやショップが点在しています。どちらも徒歩で回ることができる範囲なので、ちょっと足をのばして訪れてみてはいかが?
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