おでかけ
2019.12.30
ネズミをまわすと願いが叶う!?芸能人も訪れる2020年絶対行きたい“縁結び”神社
横浜駅から1駅、戸部にある「戸部杉山神社」には、狛犬ならぬ“狛ネズミ”が鎮座しています。向かって左がメス、右がオス。それぞれ回転するようになっていて、回しながら願い事をすると叶うのだとか。縁結びのご利益も期待できますよ。2020年はネズミ年。初詣に絶対おすすめです！
京浜急行戸部駅から徒歩6分
横浜市西区にある「戸部杉山神社」。最寄り駅は横浜から京浜急行で1駅の戸部になります。
駅からは歩いて6分ほど。大通りから離れた静かな場所にひっそりとある小さな神社ですが、創建は西暦652年と、1360年以上の歴史がある横浜市内最古の神社なんです。
西区役所の裏手にあるので、初めて出かけるときは西区役所を目指して出かけると迷わずに行けますよ。
左右一対の狛ネズミがお出迎え
白い鳥居が映える木立に囲まれた神社。手入れが行き届いている気持ちのよい境内は、ずっと昔から近所の人の憩いの場です。
ご神木は冬でも葉が生い茂り、生命力が感じられます。
迎えてくれるのは、一対の“狛ネズミ”。向かって左がメスで右がオスです。
狛ネズミは台座部分が回転して願掛けができるようになっているので、女性はメスの狛ネズミ、男性はオスの狛ネズミを内側に回転させながらお願い事をしましょう。
2020年はネズミ年なので、例年以上にご利益があるかも!?
めずらしい狛ネズミが鎮座してる理由は、「戸部杉山神社」に祀られているのが大国主命（おおくにぬしのかみ）という神様だから。
古事記にも残されているように、大国主命は須佐之男尊の娘と恋に落ちますが、父親の須佐之男尊（すさのおのみこと）に結婚を反対され、3つの試練を与えられます。
そのとき、命を落としかけた大国主命を助けたのがネズミでした。その後ネズミは、大国主の使い神となります。
狛ネズミの横には「大国主命と鼠」という立札があり、詳しい由来が書かれていますので、気になる方はぜひ読んでくださいね。
あの芸能人も月に一度は参拝
境内には、大黒様の像も祀られています。
実は、こちらの像は俳優の黒沢年雄さんが寄贈したもの。近所に住む黒沢年雄さんは子どものころからこちらに参拝していたそう。
将来の夢や目標を神様に伝え、心の拠りどころとして頑張ってきたのだとか。そして、すべての夢を叶えることができたお礼として大国様を奉納されたそうです。
ご自身のブログにもそのことを書かれてらっしゃいますよ。
「戸部杉山神社」のパワーの凄さが実感できるエピソードですね！
かわいいお守りも！良縁祈願におすすめ
試練を乗り越え、須佐之男尊の娘と結婚した大国主命は、縁結びの神様としても親しまれるようになりました。そのため、「戸部杉山神社」は縁結びのご利益があるといわれています。
写真のようなかわいいお守りの用意もあります。
また、2020年の御朱印に描かれるのは、かわいいネズミの絵。これは“ネズミ年ならでは”の限定御朱印。次にもらえるのは12年後だと考えられるので、とっても貴重です！
宮司さんがいないときもあるので、お守りや御朱印が確実に欲しい方は事前に連絡してからでかけるようにしましょう。
Text & Photo：さとちん
●掲載の内容は取材時点の情報に基づきます。変更される場合がありますので、ご利用の際は事前にご確認ください。
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