特別な日のデートにもぴったり!オトナのための隠れ家レストラン
秋葉原の裏通りにひっそりと佇む古民家レストラン「KUFUKU±(暮富食)」。築70年のレトロな建物は、外も内もほぼ当時の建物が活かされ、まるでタイムスリップした気分になれます。料理は、感動するほど美しい盛り付け!なつかしの空間と料理のマリアージュが楽しめる、レトロなフレンチレストランの魅力をご紹介します。
まるでタイムスリップしたよう!昭和レトロな古民家レストラン
秋葉原の路地裏に築70年の古民家を再生したレストラン「KUFUKU±(暮富食)」があります。
秋葉原にいることを忘れてしまうような趣のあるレトロでほっとするお店です。
店舗だった土間を厨房やカウンター席などに改装してはいますが、そのほかは昔の建物をほぼそのまま利用しているそう。
おひとりさまでも利用しやすいカウンター席は、コックさんがお料理を作っている様子を見ることができ、臨場感をダイレクトに味わえる特等席。
1階奥の、昔は台所や蔵があったであろう場所にも座席が。どこの座席に通されてもワクワクしますね。
竹中誠治シェフは、豪華客船「飛鳥II」で世界中を巡っていたフレンチシェフ。昨年下船して日本中を旅をしていくうちに改めて日本のよさを再発見したそう。
さらに、「古民家」にインスピレーションを受け、発酵、熟成、日本の伝統食材と“時間”をテーマに、手間隙を惜しまない調理方法で「和」と「フレンチ」を融合させた料理を完成させたのだとか。
こんなに華やかな「ランチコース」は2700円
おすすめは「ランチコース」。
「時季のコース」は、アミューズ・スープ・前菜・メイン・パン・デザード・ドリンク付きで2700円(税込)。※ランチメニューは週替わりで内容が変更されます。
この日のコース内容は以下。
・アミューズ:浅草の職人がつくったモナカに、季節のカリフラワーのムースと酒粕の入ったレバーペーストに生のカリフラワーが入っていてサクサク
・スープ:キノコのカプチーノスープ。ふわふわのトリュフの泡の下にはキノコのスープが濃厚
・前菜:新鮮な魚介を自家製千枚漬けで覆った和風のセビッチェ、海老やホタテなどの5種類の魚介が自家製の千枚漬けで覆われていて食感も楽しいマリネ
・メイン:豚肩肉のバルサミコ煮 白いんげん豆と縮みほうれん草
・パン:天然酵母のパン
・デザート:メレンゲをまとったクレームダンジュと季節果物。さくさくとメレンゲを砕きながら、くちどけのいいムースと一緒に食べるのがおすすめ。食後に食べるとさっぱりします。
・ドリンク:お料理に合ったお酒をソムリエが選んでくれるので、料理とお酒のマリアージュを楽しむこともできます。
メインの「豚肩肉のバルサミコ煮 白いんげん豆と縮みほうれん草」
こちらのお料理は、なんといっても盛り付けが華やかで芸術的なのが特徴。思わず写真に収めたくなるビジュアルです。
メインのプレートにトッピングされている食用の花々やハーブは、つい先日、シェフ自らが千葉の無農薬の契約ハーブ農園に足を運んで摘んできたものなんだそう。
2階は大人数で使用できる空間&ワインセラーとなった蔵
2階には、大人数でも使用できる広い空間があります。
さらに2階には蔵があり、中はワインセラーになっていました!
店長でありソムリエの金澤さんがセレクトしたワインの数々。日本ワイン、自然派ワインなど、造り手の顔が見える、なるべく小規模のワイナリーのワインをセレクト。
料理に合わせて、ワインのペアリングや、セラーでソムリエと一緒にワインをじっくり選ぶことも可能です。
お値段以上に満足度の高い素敵な古民家フレンチ。ディナーもおすすめで、「シェフのおまかせコース」なら6000円で楽しめますよ。
また、アラカルトの注文も可能です。
建物の雰囲気と料理を味わいながらゆったりとした優雅な時間を過ごせる、デートにもおすすめのスポット。ぜひ行ってみてくださいね。
Text & Photo : したぷら
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