東京都内のおすすめブックカフェ4選!ひとりでもゆっくり過ごせるおしゃれカフェを"おひとりさまのプロ”が厳選
「あ~今週は仕事で疲れちゃった。休日はひとりでゆったりしたいなあ」なんて時はありませんか?そんな時は、ブックカフェがおすすめ。自分だけの世界に浸って読書したい人や、おひとりさまも多くて入りやすいんです。おしゃれなカフェでコーヒー片手に心ゆくまで読書を楽しむって、想像するだけで最高ですよね…!今回は、ひとりプランナー・マロ(@ohitorigram)が都内のブックカフェ4選を紹介します。
Summary
1. 入場料1500円が安く感じる!一日過ごせちゃう「文喫」
六本木にある「文喫」は入場料1500円を払う“異色”な本屋さん。「本屋に入るのに、入場料1500円って高いのでは?」と思うかもしれませんが、むしろ1500円では安いくらい、大満足できる仕掛けがたくさんある本屋さんなのです。
「本と出会うための本屋」というコンセプトのため、様々なジャンルの書籍がなんと3万冊も置かれています。個人的にはファッションが大好きなので、色んなハイブランドの写真集を見ては、「ああこんなドレス着られたらなあ」なんて妄想したり(笑) 。いわゆる普通の本屋さんでは手にできない本がたくさん置かれています。
そして、なにより「喫茶室」が最高なんです。まず、コーヒーとお茶が飲み放題。
有料のフードメニューも、昔ながらの喫茶店にありそうな、ハヤシライス(1080円)やナポリタン(880円)などが充実。そして中でも、とろけるカスタードプリン(580円)は絶品なのです…!
思いっきり、集中したいときは「閲覧室」へ。席はひとつひとつ区切られているので、だれにも邪魔されることなく、自分の世界に没頭できます。私は本を読みつつ、ここでデスクワークすることも。
とにかく静かなので、ひとり時間を過ごすにはぴったりの場所です。朝9~23時まで営業しているので、本当に1日中過ごせちゃいます。おひとりさまも多く、「ひとりでカフェは入りづらいな…」と思っている方には特にうってつけ。 平日19時以降は、1000円で利用できちゃうので、会社帰りにもぜひ。
■文喫
住所:東京都港区六本木6-1-20 六本木電気ビル1F
TEL: 03-6438-9120
営業時間 9~23時(L.O.22時30分)
定休日:不定休
入場料 :1500円(税抜)※19時以降1000円
2. 美しい本棚が圧巻。開放的な空間が心地いい「Hama House」
日本橋浜町にある「Hama House」は、お店に入った瞬間に飛び込んでくる、この美しい真っ白な本棚が印象的なブックカフェ。天井はなんと高さ約5mもあり、窓も大きいので開放的で、晴れた日は日差しが心地良く、素敵な空間です。
カフェは写真のアフォガードのように、スイーツはもちろんのこと、カレーなどお食事のメニューも充実しています。そしてなんと、お酒のメニューまで。昼からビール片手に、読書している方もいらっしゃいましたよ~。くぅ~最高の休日!
おひとりさま女子率が比較的高い印象。本のジャンルはビジネスから料理本まで幅広く、その日の気分に合わせてがっつり真面目に勉強したり、趣味を極めたりできます。またお店が開放的な雰囲気で、ひとりでも入りやすいのが魅力です!
3. 格式高いレトロな雰囲気。贅沢な時間が過ごせる「本と珈琲 梟書茶房」
池袋にある「本と珈琲 梟書茶房」は、ドトールコーヒー×神楽坂の「かもめブックス」の柳下恭平さんがコラボしてできたブックカフェ。コーヒーと本のプロが手掛けたブックカフェならではの工夫がたくさんちりばめられています。
ゆったりとした空間の「ラウンジ」、本に没頭できる「図書エリア」、学校の図書館をイメージした「アカデミックエリア」、日差しと緑に囲まれた「森の部屋」と4つのエリアに分かれていて、シーン別に使い分けることができます。そして、それゆえとっても広い!
ここのブックカフェで嬉しいポイントは、最新の雑誌がたくさん置いてあること。私は雑誌が大好きなので、普段読むファッション誌はもちろん、あまり手にしたことのない男性誌をチェックすることも。ガイドブックも充実しています。たくさんインプットできるのがうれしい…。
ひとりで過ごすには、「アカデミックエリア」がおすすめ!学校の図書室をイメージしているということで、勉強ができるような広々とした机になっています。ひとつひとつの席に、高めの仕切りがあるので、お向かいの方も気にならない、まさに“おひとりさま席”。カフェメニューも充実しているので、本もお食事もゆっくり楽しめます。
■本と珈琲 梟書茶房
住所:東京都豊島区西池袋1-12-1 Esola(エソラ)池袋 4F
TEL:03-3971-1020
営業時間:10時30分~22時(L.O.21時30分)
休み:
4. まるでハリーポッターの世界!「東洋文庫ミュージアム」(番外編)
さて、こちらはちょっと番外編。駒込にある「東洋文庫ミュージアム」では、まるで映画「ハリーポッター」に出てきそうな書庫を見ることができます!その美しさは思わず息を飲んでしまうほど。圧巻の光景です。
さあ、ここの本を手にとって読書…は実はこちらではできないのですが、本を眺めているだけでこんなに幸せになれるのか、とびっくりするくらい心が満たされます。そして、自然と“読書欲”が高まる!
なんとここ、本棚の前にふかふかの椅子があるので、この椅子に座って心ゆくまで本棚を「眺める」ことができます。なんて贅沢。誰かと行くと、好きなだけというのがなかなかできないけれど、ひとりなら文字通り“心ゆくまで”堪能することができちゃいます。本棚以外に、展示物もたくさんあるので、ぜひ自分のペースで回ってみてください。
ひとりで楽しむのに最適なブックカフェをご紹介しました!とっても静かなので、集中して読書したり、PC作業したり、考え事をしたりすることができます。そして、私のように読書家でなくても、カフェが充実していたりするので、気軽に訪れることができるのが良いところ。忙しい日々だからこそ、自分と向き合う時間は大切です。さあ家にこもってばかりいないで、たまには外で気分転換しましょ!
●掲載の内容は取材時点の情報に基づきます。変更される場合がありますので、ご利用の際は事前にご確認ください。
text:マロ
1992年東京生まれ。物心ついた頃から"ひとり行動"が大好き。「ひとり時間の楽しさ」をもっと多くの人に伝えたいと、2017年におひとりさま専門メディア「おひとりさま。」を設立。Instagramアカウント(@ohitorigram )のフォロワーは1万人超。オフ会「おひとりさまーず。」など、リアルイベントも定期的に開催している。