フォトジェニック台湾の小京都!台南でのんびり街歩き

フォトジェニック台湾の小京都!台南でのんびり街歩き

おでかけ るるぶ&more.編集部 台湾
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“台湾”の名の発祥の地として知られる台南には台湾の歴史を知ることができる古跡が数多く残っています。島の南西部に位置し、年間を通して温暖な気候のため南国フルーツの産地としても有名で、名物の小吃メニューも楽しみのひとつ。オランダ統治時代の名残を感じさせる古跡や雰囲気のいい街並みなど、撮影ポイントが豊富な台南へ、カメラ片手に散歩に出かけましょう。

Summary

台南のパワースポットにお参り/大天后宮

台南随一のパワースポット!1664年創建。当時は明朝最後の王族・寧靖王の邸宅でしたが現在は媽祖廟として数多くの観光客が訪れる国家一級古跡に認定されています。境内にある縁結びの神、月下老人は恋愛祈願にご利益があると言われていますよ。

■大天后宮 (ダーティエンホウゴン)
住所:永福路二段227巷18號
交通:台鐡台南駅から車で5分
TEL:06-221-1178
営業時間:6~21時
休み:なし
料金:無料


瀟洒なアーチをもつ洋館と迫力いっぱいの安平樹屋/徳記洋行・安平樹屋

1867年創立の徳記洋行の建物を利用し、台湾各時代の生活を紹介しています。敷地の奥の廃墟にガジュマルの大木に覆われた倉庫跡(安平樹屋)があり、まるで迷路のような空間に。植民地時代の面影を残す旧德記洋行の社屋も必見です。

■記洋行・安平樹屋(ダージーヤンハン・アンピンシューウー)
住所:古堡街108號
交通:台鐡台南駅から車で20分
TEL:06-391-3901
営業時間:8時30分~ 17時30分
休み:なし
料金:NT$50


異国情緒たっぷりの城跡を見学/赤嵌樓

1653年にオランダ人が創建したプロヴィンティア城がはじまりで、1661年に承天府に定められたそう。19世紀に再建され、レンガの城門と基礎のみが当時のものとして残されています。

■赤嵌樓(チーカンロウ)
住所:民族路二段 212號
交通:台鐵台南駅から車で5分
TEL:06-220-5647
営業時間:8時30分~22 時(チケット販売は~21時30分)
休み:なし
料金:NT$50


レトロな路地裏をゆっくりお散歩/安平老街 (アンピンラオジェ)

通称「安平老街」とよばれる安平古堡の城下に延びる延平街。どこか懐かしさを感じさせる安平老街には100年の歴史を誇る老舗や地元の特産品店が並んでいます。 “台湾第一街”(台湾で最初の街)といわれ、オランダ植民地時代から400年近い歴史をもつ。歩きながらその歴史を感じることができるほか、路地裏の劍獅學堂では焼物の体験も。

■安平老街 (アンピンラオジェ)
交通:台鐡台南駅から車で20分


旬なリノベスポットを探索/藍晒圖文創園區

西門路の一角にオープンした最旬注目スポット。台湾人クリエイターによるアーティスティックな街並みはインスタスポットも多く若者で賑わっています。旧司法宿舎跡という日本統治時代の宿舎跡をリノベーションした場所に、クリエイター雑貨のショップやモダンなレストラン、アイスクリームショップなど、旬のショップや飲食店が入っている。

■神農街 (シェンノンジエ)
住所:西門路一段 689巷
交通:台鐵台南駅から車で10分
TEL:06-222-7195
営業時間:店により異なる
休み:店により異なる


ノスタルジックタウンを満喫/神農街

清代の面影が残るレトロな雰囲気の歴史保存地区。「北勢街」という碑がある場所を曲がると神農街が広がっています。薬王廟を中心に、風情ある石畳の道に沿ってショップや飲食店が点在しており、カラフルに飾られた民家などが300mほど続いています。色とりどりに飾られた石畳の通りを歩くと、まるでタイムスリップした気分に。

■神農街 (シェンノンジエ)
交通:台鐡台南駅から車で7分


台北からのアクセス方法や気になる市内交通をチェック

台北駅から高鐡台南駅までは新幹線(台湾高速鐡路)で約1時間40分。高雄からは、新幹線よりも在来線(台鐡)の利用が便利で、自強號で所要30分ほど。日本からの飛行機は、大阪(関空)と台南間で直行便が運航しています。

市内交通はタクシーを利用するのがおすすめ。初乗り1.5km、NT$85。バスも運行していますが、路線が難しく、中国語や台湾語に慣れていない人にはタクシーが無難。市が運営しているレンタサイクルも天気がいい日には利用してみたくなります。30分ごとにNT$10となっています。



掲載した情報をはじめ、台北についてもっと知りたい方は、『台湾完全版2020』をご覧ください。
●掲載の内容は取材時点の情報に基づきます。変更される場合がありますので、ご利用の際は事前にご確認ください。
●この記事は『台湾完全版2019』の過去に掲載した記事をもとに作成しています。

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