魅惑のご当地おでんでしあわせタイム!小田原グルメを楽しむ大人の遠足
小田原と聞いて思い浮かぶのは小田原城だけれど、実はグルメも気になるところ。海に面した町らしく海鮮はもちろん、その海鮮を使った加工品も盛ん。町なかにはおみやげの定番・かまぼこの専門店があちこちにあります。この練り物を使った小田原おでんは小田原グルメの代表格。おでん種コンテストが開催されたり、新しいおでん種が開発されたりと、小田原のおでん熱の高さは随一!ご当地ならではの味を確かめに、大人の遠足に出かけましょう。
丸う田代總本店
小田原みやげといえばこれ!試食コーナーでお気に入りのかまぼこを見つけよう
小田原についたらまず訪れたいのが、かまぼこの本店や干物店など30店舗あまりが軒を連ねる「かまぼこ通り」。「丸う田代總本店」はこの通りに店を構える老舗かまぼこ店。小田原かまぼこや揚げかまぼこ、蒸しかまぼこなど、さまざまなかまぼこがそろっています。イチオシは、高級白身魚・ぐちを使った特選品。試食コーナーがあるので、あれこれ食べ比べて好みの一品を探しましょう。
小田原おでん本店
あれもこれもでお腹いっぱい!小田原ならではの変わりダネを制覇しよう
小田原名物のおでんをいただくなら人気店へ。歯ごたえのある小田原すじ、第1回おでん種コンテストで入賞した焼きあじつくねやしらすだんご、うずらの卵をかまぼこで包んだうずら卵浜のお月見、小田原の小アジを使った地あじ雑魚ちくわなど、気になる種がいっぱいあります。さらに、梅みそが添えられているのもポイント。ひと味違った小田原ならではの食べ方でおでんを味わってみてはいかが?
ういろう
お菓子?それとも薬?小田原の「ういろう」の秘密に迫る
「ういろう」というと名古屋の銘菓として知られているけれど、小田原に伝わる「ういろう」も要チェック。小田原の「ういろう」は、外郎(ういろう)家が作った薬とお菓子の2つで、600年以上の歴史があります。お菓子のういろうは、米粉の蒸し菓子でもっちりとした食感とほのかな甘さが特徴。名古屋ではなく小田原のういろうということで話の種にもなりおみやげにピッタリです。薬のういろうは、お店で対面でのみ販売される稀少品なので、体調が気になる人はぜひご相談を。
小田原城天守閣
侍や忍者に触れる展示物がおもしろい!小田原のシンボルから町を一望しよう
小田原城は小田原のシンボル。天守閣や常磐木門などの建造物に加え、侍や忍者に関する展示が楽しめるミュージアムや、四季折々の草木が美しい庭園など、見どころがたくさんあります。天守閣の5階に造られた展望デッキからは、小田原の町並みや相模湾など360度のパノラマを一望。梅や桜など花のおまつりやちょうちん夏まつりなど、年間を通してさまざまなイベントが行われているので、気になるイベントに合わせて出かけるのもおすすめです。
※料金:入館大人510円、小・中学生200円
きんじろうカフェ
「勤勉」のシルエットがおしゃれなカプチーノに!神社の境内にあるカフェでほっとひと息
小田原城址公園内、小田原出身の二宮尊徳(金次郎)を祀る報徳二宮神社の境内にあるオープンカフェ。屋根付きのオープンスペースのほかにテラスもあり、心地良い風の中でのんびり過ごすことができます。尊徳が薪を背負って歩く幼少期の姿を模したカプチーノがユニーク。尊徳が江戸時代に食べていたメニューを再現した呉汁(ごじる)など、珍しい料理を味わうこともできます。
小田原城山テラス
掘り出しものの骨董があるかも!城山の丘の上にあるコラボレーションショップ
城山の丘の上にある「小田原城山テラス」は、骨董やアクセサリーなどの雑貨、そしてワインとカフェが楽しめるコラボレーションショップです。なかでもチェックしたいのが、江戸末期から昭和初期の器を集めたという骨董店。小皿、大皿、お猪口などリーズナブルで目を引くものがいっぱいあります。カフェのテラス席からは小田原城を望む抜群のロケーションを楽しんで。
毎月、第2・4土曜には、その日に漁獲した魚や名物の干物、地場産品がズラリと並ぶ小田原・港の朝市が開催されています。鮮魚は整理券が配られるほど人気があり、いつも大にぎわい。ぜひ、予定を合わせて、朝早くから出かけてみましょう。
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