【冬限定】北海道の絶景×温泉のおすすめスポット4選!雪景色や自然の神秘をリフレッシュ♡
日常を忘れてリフレッシュしたいなら、冬の北海道がぴったり!美しすぎる摩周湖、キラキラの氷の芸術ダイヤモンドダストに、抗酸化作用たっぷりの美肌温泉。そして、白鳥たちが集まる「白鳥の湖」や、神の使いといわれる無数の野鳥たち。自然の神秘が織りなす、奇跡の絶景がここにあります。今年の冬は北海道へ旅してみませんか?
Summary
抜けるような摩周ブルーに感動!『アナ雪』の世界が目の前に
見渡す限りの銀世界。冬の摩周湖は、『アナと雪の女王』の世界のような 、幻想的な光景に包まれます。摩周湖は、最深211.4mと世界一級の深さを誇るカルデラ湖。川と接しないことから不純物が流入することがなく、透明度は抜群です。「摩周ブルー」と呼ばれる深く青い湖面はあまりに神秘的で、吸い込まれそうな美しさ!晴れ渡った青空の下、「一生に一度は見たい絶景」がここにあります。
『霧の摩周湖』という歌があるように、年間通して湿度が高く、霧が発生する摩周湖。訪れるなら、冬が断然おすすめです!その理由は、「霧氷」という自然のアートが見られるから。霧氷は、霧が木の枝に付着してできた氷のことで、水蒸気が氷点下15度以下に冷やされるとできる自然現象。まるで木に白い花が咲いているようにも見え、摩周ブルーを一層引き立てます。朝日に映えた「ピンクの霧氷」や、ダイヤモンドダストに出会うことも!芸術的な光景に感動必至です。
ゴウゴウと音をたて、山肌からダイナミックに立ち上る噴煙。硫黄山はその名の通り、硫黄を採掘していた山です。辺りには硫化水素の匂いが立ち込め、火山のエネルギーをビリビリと感じます。火山は多くの恩恵をもたらしますが、温泉もそのひとつ。麓にある川湯温泉は、硫黄山から出た硫黄成分たっぷりの源泉を利用した天然温泉です。かつては硫黄採掘の町として賑わい、今は全国的にも珍しい「源泉100%かけ流し温泉」として注目されています。
レモンより酸っぱい!強酸性の秘湯で若返り
摩周湖から北西に10kmほど離れた川湯温泉。辺りに来てふと見ると、湯気が立ちのぼる川が!川湯温泉の由来は、アイヌ語で「熱い川」。本当に川から湯気が出ていて驚きです。熱された摩周湖の伏流水が湧き出して、溢れたお湯が川に流れているそうです。
もうもうと立ち込める湯気は、見ているだけで温まりそう!雪景色を楽しみながら入る温泉は、最高ですよ。
川湯温泉は、全国的にも珍しい源泉かけ流し100%の温泉郷。「恋の病以外なら万病に効く」と言われるほど、あらゆる効能があるそうです。お湯は酸性度がとても高く、酸性を示すPhはレモンより酸っぱいPh1.7! 釘も溶かしてしまうほど。老化を防ぐ抗酸化作用もたっぷり。エメラルドグリーンのとろっとしたお湯に浸かると、肌がつるりと生まれ変わるみたいです。
氷の芸術・ダイヤモンドダストを初体験
まるでダイヤの粒が宙を舞っているような、美しいダイヤモンドダスト。極寒期にいくつかの条件が揃った時だけ見られる、奇跡のナチュラルアートです。ダイヤモンドダストは、氷点下10度以下の快晴の朝、水蒸気が急速に冷却された時に発生します。日光に反射してキラキラと輝くその姿は、「天使のささやき」といわれるほどの神々しさ。感動し過ぎて生まれかわっちゃうかも!?
川湯温泉は比較的よく観察されることでも有名です。タイミングが合えば、遭遇できるかもしれません。
でも、たとえ見られなくても大丈夫!川湯温泉では、ダイヤモンドダストを再現するイベント「ダイヤモンドダスト in KAWAYU」が2020年1月25日(土)~2月23(日)に開催されます。
今年で34年目を迎える歴史的なイベントで、稀少なダイヤモンドダストを見に、国内外から多くの観光客が訪れます。メイン会場では、湯煙でできたダイヤモンドダストがライトアップされ、神秘的な雰囲気を演出します。
夜は雪灯りに照らされて、とても幻想的。小さなお家の雪のオブジェが灯された姿に、ホッと心和みます。綺麗な星空とともに、この時期だけの特別な夜を過ごしてください。
オオハクチョウ、タンチョウ、オオワシ。野鳥の宝庫でバードウオッチング
この地域の冬は野生動物のパラダイス。特に、根室エリア全体は野鳥の宝庫として知られ、その数なんと約360種!日本で見られる野鳥の半分以上が集まっているのだそう。多種多様な野鳥を観察するため、世界中からバードウォッチャーが訪れます。
摩周湖の隣にある屈斜路湖は、渡り鳥の聖地として有名。毎年10月頃にはシベリアからオオハクチョウが飛来し、4月頃までここで過ごします。その数は多い時で100羽以上!まさに白鳥の湖そのものです。湖畔の砂湯は白鳥スポットとして知られ、美しい白鳥たちを間近で見ることができますよ。
釧路空港の正式名称は「たんちょう釧路空港」というのを知っていますか?釧路市の北にある鶴居村の「伊藤タンチョウサンクチュアリ」は、飛来するタンチョウが集まるネイチャーセンター。12月〜1月の多い時期には最大400羽にもなり、2月中旬頃にはオスとメスの求愛ダンスも見られるとか!タンチョウは日本最大級の鳥で、体長150cmになるものも。夕方、寝床に向かって無数のタンチョウが一斉に飛び立つ様子は圧巻です。
野付半島には様々な野生動物が生息しています。道中ではエゾシカの一団にであえることも! 雪の中のエゾシカ、絵になりますね。この辺は鳥獣保護区のため、シカたちは警戒することなくのんびり草を食んでいます。こっちを向いて、キョトンと見つめる姿にキュンとしちゃいます。
野付半島では、冬の伝統漁「氷下待ち網漁」が今も行われています。漁であがった魚を狙うのは、オオワシやオジロワシ!大きな羽を広げて空を翔ける姿は圧巻です。 氷点下20度にもなる冬の北海道は、道路が凍結の可能性あり。なので、移動は公共機関やタクシーがおすすめです。今回、ベテランドライバーがジャンボタクシーを運転して案内してくれる、バードウォッチングツアーが募集開始しました!安心して冬の北海道を観光できます。今ここにしかない、絶景に会いに行きませんか?
【釧路発着】~根室・野付半島・屈斜路湖をめぐる~
ベテランドライバーが案内する!バードウォッチング・フォトツアー3泊4日
設定日:2020年 2月8日(土)、2月21日(金)の2日程
所要時間: 3泊4日
定員:最大6名様まで ※4名以上催行
旅行代金:135,000円(2名1室利用) 145,000円(1名1室利用)
Text: やはのあきこ
●掲載の内容は取材時点の情報に基づきます。変更される場合がありますので、ご利用の際は事前にご確認ください。
Sponsored:一般社団法人摩周湖観光協会