おうちで簡単!リゾート気分になれるハワイアンランチレシピ ~旅好き女子のための世界一周レシピ vol.3 ハワイ料理~
寒い冬を吹っ飛ばすようなハワイアンなテーブルコーディネートで、おうちでハワイ気分を味わってみませんか?南国感たっぷりのハワイアン料理が自宅で楽しめる、とっておきのランチレシピのご紹介です。「暇さえあれば世界中を旅したい!」という旅好き女子にお届けする、基礎からしっかり学べる料理教室「ABCクッキングスタジオ」とのコラボ連載。1月はバカンスのディスティネーションとして圧倒的人気を誇るハワイでお届けします!
Summary
自宅で簡単ロコ気分♪ ハワイアンランチ・レシピ
今回作るのはハワイのローカルフードの代表格であるロコモコとポケ。そして日本でも大ブームを巻き起こしたふわふわフォトジェニックなパンケーキも、ハワイアンランチには欠かせないデザート!このランチセットを食べれば、ウクレレにあわせてフラダンスを踊るロコガールの姿が自然と脳裏に浮かんできちゃうかも⁉
【レシピ】とろ~り温泉卵を崩して食べたい!「ロコモコ」
ライスの上に肉厚のハンバーグ、ぷるんとカワイイ温泉卵をのせたローカルフード「ロコモコ」は、ボリューミーだからお腹いっぱい食べたい時のランチにもぴったり。今回は照り焼きソースを作ってハンバーグにあわせます。
<材料> 4人分
合いびき肉 320g
塩 小さじ1/4
黒こしょう 少々
卵(ハンバーグ用) 2個
パン粉 大さじ6
玉ねぎ 160g
オリーブ油 小さじ4
水 40㏄
しょうゆ 小さじ4
酒 小さじ4
みりん 小さじ4
砂糖 小さじ2
おろしにんにく 小さじ1
水 40㏄
片栗粉 小さじ1
グリーンリーフ 40g
トレビス 20g
プチトマト 4個
じゃが芋(男爵)200g
米 240㏄
水 240㏄
温泉卵(市販のもの) 4個
<下準備>
・卵は割りほぐし、パン粉を加え混ぜておく。
・玉ねぎはみじん切り。卵・パン粉のボウルに入れ混ぜておく。
・グリーンリーフとトレビスは食べやすい大きさにちぎり、水にさらし水気を切っておく。
・プチトマトはヘタを除き、洗っておく。
・じゃが芋は芽があれば除き、皮付きのまま放射状に切っておく。
・米は洗米・吸水(30分~)後、水を加えて炊飯器で炊いておく。
<作り方>
①フライパンにオリーブオイル・じゃが芋を入れて中火にかける。
②オリーブ油の温度が上がってきたら、じゃが芋を色よく揚げ焼きにする。
③ボウルに合いびき肉・塩・黒こしょうを入れ、粘りが出るまでよく混ぜる。〈★ポイント1〉
④③に卵・パン粉・玉ねぎを加え、よく混ぜてから4等分にする。
⑤④のたねを空気抜きし、小判形に成形し、オリーブオイルを熱したフライパンで焼く(中火で片面2~3分)。〈★ポイント2〉
⑥表面を焼き固めたら、余分な脂が多い場合は、ペーパーで拭き、水を加えフタをして蒸し焼きにする。(弱~ 中火で3分~)。取り出しておく。
⑦ハンバーグを焼いたフライパンにしょうゆ・酒・みりん・砂糖・おろしにんにく・水・片栗粉を入れ、混ぜながらひと煮立ちさせる。
⑧沸騰したら火を弱め、少し煮てソースにとろみをつける。ハンバーグを戻し、ソースを煮からめる。
★ポイント1
手の形を「グー・パー・グー・パー」と交互に変えながらこねるのがコツ。ここでしっかり力を入れて粘りを出さないと、この後に投入する卵、パン粉、玉ねぎがよく混ざりません。
★ポイント2
たねをしっかり空気抜きすることで、フライパンで焼く際にできがちな割れ目を防ぐことができます。割れ目があると、そこから肉汁が逃げ出してジューシーさが失われてしまうのでご注意を。利き手でたねを投げ、もう反対の手の平に打ちつける動きを繰り返しましょう。
<盛り付け>
① 器にライスを盛り、グリーンリーフ・トレビス・プチトマトを盛り、ハンバーグをのせ、温泉卵をのせる。
②照り焼きソースをかける。
【レシピ】しょうゆベースの甘辛いタレがクセになる「ポケ」
海に囲まれたハワイだからこそ捕れるおいしい魚(主にマグロ)を、しょうゆベースの甘辛いタレに漬け込んでいただくポケ。同じく魚を食べる習慣のある日本人の口に合う一品です。今回はマグロ×しょうゆベースと、サーモン×マヨネーズベースの2種類に挑戦してみましょう。
<材料> 4人分
~サーモン~
サーモントラウト(刺身用) 200g
玉ねぎ 60g
塩 少々
青ねぎ 20g
(a)
マヨネーズ 大さじ4
レモンの果汁 大さじ1
塩 少々
黒こしょう 少々
カシューナッツ 40g
~アヒ~
マグロ(サク・刺身用) 200g
(b)
しょうゆ 小さじ4
はちみつ 小さじ2
ごま油 小さじ4
赤唐辛子 2本
白炒りごま 小さじ1
青ねぎ 10g
<下準備>
・サーモン、マグロはそれぞれ余分な水気を除き、一口大に切る。
・玉ねぎは繊維にそって薄切りにし、塩もみをしてから水にさらす。〈★ポイント〉
・青ねぎはそれぞれ小口切りにする。
・カシューナッツはローストし、粗みじん切りにしておく(予熱なし170℃7分~)。
★ポイント
塩もみしたあと水にさらすと、玉ねぎの辛さを抑えることができます。ポケは生で食べる料理なので、できるだけ辛みがないほうがベター。
<作り方>
~サーモン~
①ボウルに(a)を入れ、混ぜ合わせる(つけダレ)。
②①のボウルにサーモン・玉ねぎ・青ねぎを漬け込む。
上から密着ラップをかけて冷蔵庫で味を染み込ませる(長時間つけすぎない)。
~マグロ~
①ボウルに(b)を入れ、混ぜ合わせる(つけダレ)。
②①のボウルにマグロを漬け込む。
上から密着ラップをかけて冷蔵庫で味を染み込ませる(長時間つけすぎない)。
<盛り付け>
①サーモンは器に盛り付け、カシューナッツをちらす。
②マグロは器に盛り付け、青ねぎをちらす。
【レシピ】デザートはこれ一択♡「ハワイアンパンケーキ」
ハワイのスイーツといえば、数々の名店が日本にも上陸し一大ブームを巻き起こした「ハワイアンパンケーキ」。フルーツも盛り付けてビジュアルも華やかに!
<材料> 4人分
卵 1個
卵白 1個分
フロストシュガー 大さじ4
薄力粉 40g
マスカルポーネチーズ 40g
牛乳 20㏄
バニラオイル 適量
サラダ油 小さじ1
生クリーム 80g
フロストシュガー 小さじ1
オレンジ 1個
塩(こすり洗い用) 少々
ブルーベリー(冷凍) 20粒
ラズベリー(冷凍) 12粒
メープルシロップ 小さじ4
<下準備>
・オレンジは塩でこすり洗いし、上下を切り落とし皮を上から下に切り落としていく(白い部分と薄皮も)。薄皮と果肉の間に包丁を入れ、果肉を外しておく。
・マスカルポーネチーズ・牛乳・バニラオイルは混ぜ合わせておく。
・冷蔵庫から出したての生クリームにフロストシュガーを加え、泡立てる。
<作り方>
①ボウルに卵・卵白を割りほぐし、フロストシュガーを加えハンドミキサーの高速で泡立てる。
②白っぽくもったりとしたら、低速で生地のキメを整える。〈★ポイント〉
③薄力粉をふるい入れゴムベラで切り混ぜる。
④粉気が少し残るところで、マスカルポーネ・牛乳・バニラオイルを合わせた物を加え切り混ぜる。
⑤フライパンにサラダ油を熱し、ペーパーでなじませ、1人2枚に仕上がるように8等分に流す。
⑥表面に気泡が出来、裏面に焼き色がしっかりついてきたらひっくり返す(やわらかいので注意)。
⑦フタをして火が入るまで蒸し焼きにする(目安:弱~中火で3分)。
⑧焼けたら皿に出し、粗熱を取り、乾燥しない様にラップをかける。
★ポイント
ハンドミキサーでメレンゲが持ち上がるくらいまで泡立てましょう。
<盛り付け>
①パンケーキを盛り付けた皿の中央に泡立てた生クリームをこんもりと盛り付ける。
②周りにオレンジの果肉・ブルーベリー・ラズベリーを彩り良く盛り付ける。
③メープルシロップを全体にかける。
バカンス気分になれるハワイアンランチ、全部完成!
メインのロコモコ、サイドメニューのポケ、デザートのハワイアンパンケーキが食卓に並びました。どこからともなく潮の香りが漂ってきそうなバカンス感あるれるランチタイムの始まり、始まり♪
【テーブルコーデ】ハワイの海の中をイメージした爽快テーブルコーデ
今回のテーブルコーデのテーマはズバリ「ハワイの海の中」。ファブリックやお皿に水色やエメラルドグリーンを配し、爽やかな統一感を大切にしました。
サンゴやパイナップルの雑貨、レトロな絵など、細かい部分ももちろんハワイを意識。ハワイ土産でもらったお菓子の入れ物などを飾っても雰囲気が出ますよ!
波をイメージした真ん中の水色の布は、なんとチーズを作る工程で使うチーズクロス。くしゃっとした質感が波っぽいでしょ? 実はいまテーブルスタイリング界ではチーズクロスが流行中なので、でぜひ真似してみて。 “波”の上にはハワイのあちこちに咲いているプルメリアの造花や貝殻、ヒトデを散りばめます。
こちらはハワイっぽい画像を、印刷してつけた手作りピック。パンケーキやポケの上に飾れば、かわいらしいアクセントになります。
SNSで募集中!おうちでハワイ料理&テーブルコーデ写真
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素敵なご投稿お待ちしております!
今回レシピ提供のご協力をいただいたABCクッキングスタジオでは体験レッスンを開催中!初めての方は500円で体験レッスンに参加できます。詳しくはこちら!
【ハワイ旅行情報】ハワイでいま行きたいのは「カカアコ」と「カイルア」♪
ハワイといえばワイキキが定番ですが、いまの最旬エリアといえばSNS映えするウォールアートで俄然注目を集めるカカアコ。元倉庫街が、選ばれしアーティストのみが描くことのできる絵によって、どこを切り取ってもアーティスティックな街並みに生まれ変わり話題を集めています。
ウォールアートを鑑賞した後は、ハイセンスなショップが並ぶ複合施設ソルトに立ち寄ってショッピングクルーズをするのがハワイ旅の新定番。ワイキキからは車で約15分、「ザ・バス」で約15分(19・20・42番/AlaMoanaBL+CoralST.で下車)、レッドラインからトロリーで約1時間20分で行くことができますよ。
サラサラした白いビーチと透き通った海、ワイキキの「The お土産屋さん」とは一線を画す個性的なセレクトショップが軒を連ねるカイルアも、いま訪れたいローカルタウンです。中でも、ぜひ買い物に立ち寄りたいのが、ハンドメイドジュエリーショップ「レイナイア」。女性オーナーがハワイをモチーフに手作りしたアクセサリーはほかとは違う繊細なデザインばかりでオススメ!
レシピ提供 =ABCクッキングスタジオ
text = mogShore
photo = 大塚七恵
Styling = Yuka Eguchi, Masako Ouchi
●記事内のハワイの旅行情報は『るるぶハワイ ’20』に掲載した記事をもとに作成しています。