イベント
2020.01.24
最大約10mのオブジェが登場！長崎の街がひときわ輝くフォトジェニックな夜「ランタンフェスティバル」
長崎の冬の風物詩「長崎ランタンフェスティバル2020」が、2020年1月24日（金）～2月9日（日）まで開催。期間中は、市内中心部に約1万5000個のランタン（中国提灯）やオブジェが飾られて、長崎の街が一層輝きます。写真スポットもたくさんある注目のイベントです。
新地中華街会場と中央公園会場に飾られるランタンやオブジェが写真映え
「長崎ランタンフェスティバル」は、長崎新地中華街の人たちが、街の復興の為に中国の旧正月（春節）を祝う行事として始めたもの。もともと、「春節祭」として行われていましたが、1994年に規模を拡大し、今では長崎の冬の風物詩に。
開催期間中は、長崎新地中華街をはじめ、浜市、観光通りなど市内中心部の７会場に、大小さまざまなオブジェや中国ランタン（中国提灯）が飾られます。
オブジェは大きいもので10ｍのものもあり、見応え十分です。
新地中華街と中央公園で行われる1月25日（土）17時30分〜18時の点灯式は見どころの一つ。ランタンに一斉に点灯して街中が極彩色に染まります。
新地中華街の銅座川一帯の桃色のランタンは幻想的な雰囲気を作り出し、かわいく照らしてくれます。会場内はフォトスポットもたくさんあるから、お気に入りを探して撮影してみて。
1000円で恋愛成就「ながさき恋ランタン」
イベント期間中、極彩色のランタンオブジェが美しい孔子廟会場に、「ながさき恋ランタン」の祈願所が設置されます。恋ランタンは1個1000円で中国線香と赤い糸付き。祈縁牌に恋愛成就の願い事を書いて奉納ができ、イベント終了後にお焚き上げしてくれます。孔子廟会場は17〜21時の間は入場無料、その他の時間は660円の入場料が必要となります。
そのほかの会場でも注目イベント目白押し
ほかにもいろいろなイベントがあります。
2月1日（土）・8日（土）14時～16時30分は、清朝時代のお正月に皇帝や皇后がそろって街中に出かけ、民衆と一緒に新しい年を祝う様子をイメージした「皇帝パレード」が街を練り歩きます。
コースは中央公園スタートし、メルカつきまち前→鐵橋→浜市アーケード→鍛冶市商店街→アルコア中通り→諏訪小学校→ベルナード観光通り→銅座観光通り→湊公園となります。
新地中華街では、1月25日（土）・26日（日）・31日（金）、2月1日（土）・2日（日）・7日（金）～9日（日）、極彩色の衣装と中国独特の打楽器で盛り上げる「中国獅子舞」。アクロバティックな踊りと、躍動感あふれるリズムは必見です。
中国文化センターでは1月30日（木）・31日（金）、2月1日（土）～3日（月）の間、「天津シルクロード芸術団」の公演も。中国の国家一級演奏家たちが奏でる民族楽器演奏や、パワフルな舞踏、雑技ショーなど天津芸術が楽しめます。
期間中毎日公演しているおすすめイベントを2つ。
孔子廟の「中国変面ショー」はお面が瞬時に10数枚変わる伝統芸能。仕掛けは中国の国家機密と言われていて摩訶不思議です。
もうひとつは、新地中華街や中央公園会場ほかで行われる「龍踊り（じゃおどり）」。唐人服をまとった龍衆が約20ｍの龍体を操り、雨を降らせようと、雲を呼び、月を飲み込もうとする様子を表現します。お見逃しなく。
それぞれ趣の違う会場を楽しみながらスタンプラリー（無料）も。抽選で宿泊券や特産品などが当たるチャンスもあるから参加してみてはいかがでしょうか。
■長崎ランタンフェスティバル
開催期間：2020年1月24日（金）～2月9日（日）
開催場所：新地中華街、中央公園、唐人屋敷、興福寺、鍛冶市、浜んまち、孔子廟（JR長崎駅周辺）の7ヵ所
点灯時間：17～22時＜新地中華街・浜んまち・中央公園は12時～、2月9日（日）は～21時、1月25日（土）・31日（金）・2月1日（土）・7日（金）・8日（土）は～23時＞
休み：期間中無休
交通：新地中華街までは、新地中華街電停から徒歩2分。
料金：無料（一部有料イベントあり）
Text：TAKAKO
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