空間も素敵な神戸のリノベビルで、ここだけの雑貨に出合う♪
神戸でレトロ散歩というと、北野エリアの異人館を想像する人が多いかもしれませんが、実は海側にもおしゃれなレトロスポットがあるんです。三ノ宮駅から徒歩ですぐの栄町と海岸通は、昔懐かしいアパートや古いビルをリノベーションした趣ある建物が点在しているんです。ビルをのぞくと、そこにはおしゃれなショップやカフェが見つかりますよ♪
Summary
ノスタルジックな昭和レトロビル「栄町ビルディング」
「栄町ビルディング」は、昭和20年代に建てられた、栄町のレトロビルの代表格。1階の廊下は乙仲通から裏の路地まで続いていて、買い物後に通り抜けすることもできます。建物名の文字もレトロでおしゃれ。
3階にある「トト路地」は、2018年にオープンしたハンドメイド雑貨店。アクセサリーを中心に、全国の作家80名ほどから集めた商品が並んでいます。既製品にはない、温かみのある自分だけのお気に入りを見つけるのも楽しいです。
アクセサリー以外にもお部屋が華やぐ雑貨も並び、ついつい何個も買いたくなってしまいます。
2階には天然素材の自然派スイーツが自慢のカフェもあります。
■栄町ビルディング
住所:神戸市中央区栄町通3-1-7
TEL・営業時間・定休日:店舗により異なる
(「トト路地」は営業時間:12~19時 定休日:火・水曜、平日不定休)
古典レリーフが美しいランドマーク「海岸ビルヂング」
海岸通のランドマークとしても知られている「海岸ビルヂング」。明治44年(1911)竣工で、外観に見られる古典様式のレリーフや、3階まで続く吹き抜け階段や天井のステンドグラスなどがレトロモダンで華やかです。国の登録有形文化財でもあるので、観光スポットとしても訪れる価値ありです。
1階は倉庫部分をリノベーションしたカフェ「アリアンス・グラフィック」。ビルの倉庫スペースを活用し、フランスで買い付けたアンティーク家具や照明を配した空間も魅力的です。
カレーセット1296円やパスタのほか、デザートメニュー864円~も人気だそう。
同じく1階にある雑貨店「アッシュペーブチック」で見つけたのは、フランス映画『8人の女たち』がテーマのブローチ。ちょっぴり値は張るけれど、ここでしか手に入らなそう・・・と買いたい気持ちが高まります。
パリを中心とした世界中のアートとモードを発信するセレクトショップなので、このほかにもフランス人バイヤーが買い付けた世界の洗練アイテムが揃っています。
■海岸ビルヂング
住所:神戸市中央区海岸通3-1-5
営業時間・定休日:店舗により異なる
(「アリアンス・グラフィック」は、営業時間:11時30分~23時(ランチは~16時LO)
定休日:不定休。「アッシュペーブチック」は、営業時間:11~19時 定休日:水曜)
雑貨好きには外せないおしゃれビル「aluminum」
乙仲通りに面して立つ3階建てのこちらのビルは「aluminum」。名前のとおりアルミにも似た外壁が目を引きます。前面ガラス張りで、外から見える雑貨の陳列が特徴的。
1階の「Voyageur」は、オリジナル商品や輸入アイテムも扱うアクセサリーパーツ店。店頭にあるデザインのパーツ替えやリメイクのほか、予算とイメージを伝えて作ってもらうことも可能なので、自分だけのアクセサリーがほしいという人にぜひ足を運んでほしいお店です。
■aluminum
住所:神戸市中央区海岸通2-4-14
営業時間、定休日:店舗により異なる
(「Voyageur」は、営業時間:11時30分~19時30分 定休日:なし)
個性派ショップが集合で注目の「乙仲アパートメント」
最後にご紹介するのは、2013年のオープン以来注目を集めている、敷地約10坪、4階建てのビル「乙仲アパートメント」。ワンフロアに1店舗ずつコンセプトの異なるショップが入居している個性派ビルです。
1階の「北欧雑貨と暮らしの道具 lotta」は、店主が作り手のもとを訪ねて選んだ商品が並ぶショップ。北欧雑貨店のアンティーク食器、日本の作家の器やアクセサリーなどが定番です。
2階以上の上階のお店も魅力的なので、ぜひのぞいてみてください。
■乙仲アパートメント
住所:神戸市中央区栄町3-1-11
営業日、定休日:店舗により異なる
(「北欧雑貨と暮らしの道具 lotta」は、営業時間:11~18時(土・日曜、祝日~19時)、定休日:水曜ほか不定休あり)
掲載した情報をはじめ、神戸の観光情報についてもっと知りたい方は、『るるぶ神戸三宮元町'20』をご覧ください。
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●この記事は『るるぶ神戸'20』の過去に掲載した記事をもとに作成しています。