シャリシャリの後にぷるんっ!京都のお土産の新定番は“串わらび”
京都・西陣にある和菓子店「京西陣 菓匠 宗禅(そうぜん)」に併設する「京町家茶房 宗禅Cafe」には、色あざやかなわらび餅とこだわりの和スイーツがずらり。中でも人気は、キュートなパッケージに入った串わらび。京都土産としてはもちろん、観光のお供にもぴったりの和スイーツです。京町家でほっこりとくつろぎながら、やさしい和の味わいを堪能しましょう。
パッケージにキュン!串わらびはマストバイ
「宗禅」で人気の「串わらび」とは、ひと口サイズのわらび餅3つを串に刺したもの。ひと串ずつかわいらしいパッケージに入っています。味は、あずき、ベルギーチョコ、きな粉、さくら、和束抹茶、京都水尾柚子、和束ほうじ茶の全7種類。
店舗やオンラインでは凍った状態で販売されており、最初はシャリシャリ、時間が経つごとにもっちりとした食感へと変化するのが楽しいです。
また一般的なわらび餅とは異なり、わらび餅そのものにフルーツや抹茶などのフレーバーがついているのも特徴。きな粉や黒蜜をかけて食べるものとはひと味違います!
なお解凍後再度凍らせることはできないので、解凍後は2、3日で食べきりましょう。
串わらびのほかにも果汁がとろりと溶け出す「フルーツわらび」と、黒蜜や黒ごまペーストなど和の蜜が溢れる「蜜わらび」など、変わり種わらび餅がラインナップ。どれもひと口サイズで食べやすいので、ランチ後のおやつタイムなどに◎!
ふわふわで香ばしい「焼きアイス」も忘れずに
店舗「宗禅」と、併設するカフェ「京町家茶房 宗禅Cafe」は、築130年を誇る伝統的な京町家を改装し、落ち着いた空間に仕立てています。のんびりとくつろげば、心もふっと和めそう。
カフェでは、京都をイメージした独創的な和スイーツもいただけます。中でも一風変わっているのが焼きアイス。テーブルの上で最後の仕上げが行われ、ライブ感たっぷり!
アイスの上には雪をイメージしたメレンゲがのり、バーナーで炙って香ばしさを演出。メレンゲのふわふわ感とアイスのクリーミーさに加え、底に敷かれたクッキーやおせんべいがサクサク感をプラスし、食感のハーモニーが抜群です。
アイスクリームの味は、丹波産黒大豆、宇治抹茶、京きな粉の3種類。京都らしいテイストで、観光気分がぐっと盛り上がります!
町家カフェでのんびりくつろごう
HPや電話で予約をすれば「宗禅」の伝統菓子「紅白亀甲餅」を焼く体験も可能(あられ焼き体験、皇室献上品 紅白亀甲餅焼き体験、ほうじ茶焙じ体験+スイーツ付き 2484円)。このようにお餅をキレイに膨らませられるのは、「宗禅」だけが持つ技術。平べったいお餅から亀のようにぷっくりと膨らんでいく様子はなんとも楽しいものです。体験後にはサクサクのお餅やあられを、お醤油や海苔と一緒においしくいただけます。
伝統的でありながら新しさのある和菓子もそろう「京西陣 菓匠 宗禅」。京都観光の際にはぜひとも訪れたい名店です。
text:木村桂子(ウエストプラン)
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