平安の昔から熊野詣での湯垢離場[ゆごりば]として栄えた、日本最古ともいわれる古湯。その源泉のひとつが「湯筒」と呼ばれ、湯の温度は90℃ほどで、成務天皇の時代に開湯したと伝えられる。歌舞伎の題材としてよく知られる小栗判官と照手姫の伝説にも登場する「つぼ湯(30分交代、貸切制)」は、入浴できる温泉として世界遺産に登録され話題を呼んだ。温泉街は湯の谷川沿いにあり、湯けむりに包まれ温泉情緒を満喫できる。宿は自然源泉が自慢の「あづまや」など、老舗和風旅館から民宿まで幅広く揃う。地元客で賑わう「湯の峰温泉公衆浴場」もあり、気軽に温泉が楽しめる。近辺の熊野古道や熊野本宮大社も訪れたい。
住所 | 和歌山県田辺市本宮町湯峯 |
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TEL |
0735-42-0735 (熊野本宮観光協会) 0735-42-0074 (湯の峰温泉公衆浴場) |
アクセス |
公共交通:JR紀伊田辺駅から龍神バス発心門王子行きで1時間30分、バス停:湯峰温泉下車 車:紀勢道上富田ICから国道42号・311号経由50km |
温泉固有情報 |
泉温:90℃ 源泉:12 泉質:含硫黄-ナトリウム-炭酸水素塩・塩化物泉、塩化物泉など 効能:神経痛、筋肉痛、関節痛、疲労回復、冷え性、打ち身、慢性消化器病、皮ふ病、糖尿病、切り傷、やけど、痔疾、慢性婦人病、美肌など 宿泊施設数:14 日帰り温泉施設数:1 湯量:不明 飲用:可 |
※店舗・施設の定休日は原則として年末年始・お盆休み・ゴールデンウィーク・臨時休業を省略しています。
※情報は変更になる場合があります。おでかけ前に必ず現地・施設へご確認ください。
※温泉の泉質・効能等は、各施設からの回答をもとに原稿を作成しています。
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和歌山県田辺市本宮町川湯13
和歌山県田辺市本宮町川湯29